HI!心呼吸 5月10日(火)

M1>  そよ風のきみ(That’s Why I Love You)/  アンドリュー・ゴールド

 

『アンドリュー・ゴールド』

アンドリュー・ゴールドは、1970年代のポップ・ロックのサウンドに影響を与えたアメリカのマルチプレイヤー。

どちらかというと苦労人です。

リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン等のアルバムでサポートをしながら、ウエスト・コースト・シーンで注目されたまさにマルチな人。

ちなみに「リンダ・ロンシュタット」の1974年のアルバム『Heart Like a Wheel』には

ギター、パーカッション、ピアノ、ドラム、鍵盤、タンバリン、ウクレレ、コーラスで参加しています。

器用すぎです・・・。

そんな才能の1975年にリリースされたデビューアルバム

『ANDREW GOLD / アンドリュー・ゴールド・デビュー』

包み込む優しい歌声の「アンドリュー・ゴールド」をどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>  EVERY CHILD A PROMISE  /   ロビ・カハカラウ

 

『ROBI KAHAKALAU ロビ・カハカラウ』

ハワイのトラディショナルな文化。

コンテンポラリーな音楽を調和させたサウンドで人気女性シンガー

『ロビ・カハラカウ』

実は彼女、ドイツ生まれ。

7カ国語に堪能な才女。

そして3世代にわたってミュージシャンという音楽一家で育って彼女の歌声は

ハワイの人の心を掴んでいます。

凄いことに、「アイランド・コンテンポラリー・ミュージック」の魅力を完璧に表現。

ハワイ版グラミー賞「ナ・ホク・アワード」受賞常連さん。

 

2001年にリリースされたベスト盤

『Best of Sistah Robi』ベスト・オブ・シスター・ロビ

この曲などはポップス。ハワイアンハワイアンしていないのが彼女の聴きやすさかも。

 

 

HI!心呼吸 5月9日(月)

M1>    Sara (セーラ)   /     ビル・チャンプリン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

美しいバラードが秀逸です。

元シカゴ(Chicago)のメンバーとしても有名な

『ビル・チャンプリン』

80年代の「デヴィッド・フォスター」プロデュースの最重要人物の一人。

そしてこのアルバムは重要な作品の一つ。

AORの鉄板盤です。1981年にリリースされた

『ランナウェイ』

持っていて絶対損市内1枚。

これからの季節にどうぞ♪どうぞ♪

しかしこの人歌が上手い♪

1982年のシカゴ参加への布石となる重要な作品から。

AORの最高峰のメンバーで制作された傑作です。

 

 

 

 

 

M2>     Look Away   /    Chicago (シカゴ)

 

ではそんな「ビル・チャンプリン」が加入した

『Chicago』です。

ビル・チャンプリンが加入したのは1982年。

それまでメイン・ヴォーカルを務めた「ピーター・セテラ」の脱退後、

新生ヴォーカリストとしてシカゴを牽引することになる。

このアルバム『Chicago19』は1988年にリリースされた作品。

この「ルック・アウェイ」などのヒット曲のメイン・ヴォーカルで存在感を放ったビル。

セールスにはビッグヒットにはならなかったこのアルバム。

素晴らしいメンツが参加したメロディは爽快でいて繊細。

ビル・チャップリンのボーカルが気持ちよさそうに聞こえてきます。

「パワー・バラード」と呼ばれる曲たちの中でもこのアルバムの曲たちは

ラブソング中心ですが耳触りは抜群です♪

 

HI!心呼吸 5月6日(金)

M1>    Only Trust Your Heart  /   ケヴィン・レトー

 

今週の締めくくり♪こんなピアノのイントロから

美しい風景を想像しながら週末の準備に入りましょう♪

『ケヴィン・レトー』

サラボーン、アレサ・フランクリン、アルジャロウ、

ジョニ・ミッチェル・・・などに影響を受けた『ケヴィン・レトー』

サンディエゴで様々なバンドで歌い、徐々にシンガーとして知られる存在になっていったようです。その後ロサンゼルスに活動の場を移し、

『セルジオメンデス』と8年間活動をともに。そこでブラジリアン・ミュージック。

ブラジリアン・フィーリングを身に着けたんです。

類まれなる歌唱力の実力

この1995年にリリースされた『Universal Language』(風の言葉)でもそのセンスを存分に発揮してくれています。

しかし、歌上手い♪どの曲もオシャレで嫌されます♪

 

 

 

 

 

M2>    Constantly    /     ヴァネッサ・ウィリアムス

 

今週の締めくくりは子の歌声で♪

この方の歌唱力ももの凄い…きれいな声で♪

『ヴァネッサ・ウィリアムス』

1994年にリリースされた『Sweetest Days』はそばに置いておきたい1枚。

「ヴァネッサ・ウィリアムス」の名前は知っているけれど、

女優さんとかモデルをやっているセレブな人だと思っている方がいれば正解!

ですが、シンガーとしての魅力は外せない。

素晴らしいシンガーだし、このアルバムも極上テイストで楽しませてくれます♪

あの「スティング」がバックグラウンドで参加、

フィリップセスがキーボード、ロンカーターがベース・・・嘘みたいな布陣で制作された1枚。凄いメンツで気合いの作品。そりゃいいですよ♪

そんな中でもこの「Constantly」♪

ヴァネッサ・ウィリアムスのシンプルに声を楽しめます♪

HI!心呼吸 5月5日(木)

M1>     Childhood  /    マイケル・ジャクソン

 

「こどもの日」の今日はこの曲を聴きたくなりました。

『マイケル・ジャクソン』の名曲です。

こんなに沢山ヒットした作品があるか・・・と思うと圧倒されます。

歌唱力、パフォーマンスも・・・とても才能豊かで・・・。

ベストアルバムとなるDISC1と完全ニュー・アルバム(当時)のDISC2の2枚組として発売された「ヒストリー」1995年作品。

DISC2に収録された「R.ケリー」作の名バラード

「ユー・アー・ノット・アローン」は史上初の全米シングルチャート初登場1位という偉業を成し遂げた。

まさにマイケル・ジャクソンの『ヒストリー』を記した1枚です。

このアルバムを久しぶりに聞いていて鳥肌が立つ感覚の感動に。

美しい歌。夢のようでもあります。

けれど、あまりにも悲しい歌。

理解されない苦しみもありながら、決して取り戻せない、愛に包まれているべき

子供時代。みんなが笑顔でいれますように♪

 

 

 

 

 

M2>  我が子よ (The Only Child)/   ジャクソン・ブラウン

 

『ジャクソン・ブラウン』

1948年10月9日、西ドイツ生まれ。51年にロサンゼルス、67年にニューヨークへ移住。その後再び西海岸に戻り、リンダ・ロンシュタットなどのアーティストに楽曲提供をして一躍注目を集めます。1972年に『ジャクソン・ブラウン・ファースト』でソロ・デビュー。アメリカを代表するシンガー・ソングライターとしてあまりにも有名。

そんな彼もつらい経験をしている。

1976年にリリースされた『The Pretender』

愛妻フィリスさんが亡くなったというプライべートでの困難を乗り越え、

再び創作意欲を燃やし完成させた作品。

瑞々しい魅力に満ちた通算4枚目がこの名作。

このアルバムに収録された「The Only Child」(我が子よ)♪

「君の幸せを僕は見ているよ。自分を大事にして。」

父親の目線で歌われた優しいメッセージソングです♪

HI!心呼吸 5月4日(水)

M1> LITTLE GREEN BAG リトル・グリーン・バッグ  /    ジョージ・ベイカー

 

『GEORGE BAKER』

2015年にリリースされた『ベスト・オブ・ジョージ・ベイカー』から♪

みどりの日・・・。ということで…すみません…。

ビールのCMのバックに流れるベースの音。妙に気になったんですよねえ。

なんて方も多いかも。僕は映画のサントラのジャケットが目に浮かぶ。

1969年にリリースされたデビュー・シングル

「リトル・グリーン・バッグ」(Little Green Bag)

このシングル、アメリカ・ビルボード誌のBillboard Hot 100の21位を記録。

ジョージ・ベイカーの代表曲に♪

タランティーノ監督の大ヒット映画『パルプ・フィクション』でもフィーチャーされた名曲「リトル・グリーン・バッグ」

ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロスのあの映画「レザボア・ドッグス」が印象的♪

 

 

 

 

 

M2>   Jolie ジョリー /   アル・クーパー

 

『Al Kooper』アル・クーパーです。

名盤1972年『Naked Songs』から♪

 

すみません・・・やはりこの曲が好きすぎて・・・。

季節の変わり目。聞きたくなります♪

マッタリ系のロックでありながら、ソウルであり、ヒュージョンでもあり。

そしてメジャーなアーティストでありながら

そんなに売れてほしくないタイプのアーティスト。

「Jolie」♪

言わずもがなの名曲ラブソング。

この「Jolie」がQuincy Jonesの娘のことだったのmか・・・。

って最近知ってびっくりしまして・・・。

知ってましたか?有名な話なのかな????

 

HI!心呼吸 5月3日(火)

M1>      TONGA (トンガ) /   セルジオ・メンデス

 

さぁ!ゴールデンウイークにも突入♪

お休みは皆さんはどんな風に過ごしているのかしら?

コチラはいち早くトロピカルなG.Wを過ごそうかな♪

 

世界的に多大な影響を及ぼしたボサ・ノヴァの巨匠

『セルジオ・メンデス』

セルメン率いるポップ・ボッサ・グループ、

『セルジオ・メンデス&ブラジル’77』

1977年にリリースされた

『パイス・トロピカル』

「なつかしき丘」「トンガ」などを収録。

ちゃんと泥臭く活気に満ちている生々しさが好き。生きた音楽。

勝手に元気になってくる感じ。鮮やかな世界が広がりませんか?

 

 

 

 

 

M2>  ジザフィナード  /  ジョージ・マイケル アストラッドジルベルト

 

『ジョージ・マイケル』

1998年にリリースされた

こんなに素晴らしいオムニバス・アルバムをご存じでしょうか?

『レディース・アンド・ジェントルマン...

ザ・ベスト・オブ・ジョージ・マイケル』

自身のヒット曲はもちろん、ビッグアーティストとのコラボも聞きどころ。

DISC1は、バラード中心。DISC2はコラボも収録されていますが、

どれも秀逸な作品ばかりで困ります。

やはりもの凄いアーティストだったんだなぁと実感します。

純粋に「ジョージ・マイケル」の声に癒やされます。

バラードは心を鎮めたい時に聞くと落ち着きますし、

これからの雨のシーズンにはこのアルバムは清涼剤になります。

しっとりした大人音楽。

アストラッドジルベルトとのデュオがまたたまりません♪

HI!心呼吸 5月2日(月)

M1>   コンスタント・クレヴィング  /    k.d.ラング

 

5月に突入です!

今月もこのコーナーでごゆっくりと♪

いつ聞いても風景を想像できる曲ってあるものです。

今週はそんな曲を選曲してみました♪

『k.d.ラング』

カナダ出身のシンガーソングライター。

カントリー・ミュージックに影響を受けた彼女の曲は

ポップであり、メロディアスな曲を世に送り出してきました。

グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワードなどの音楽賞を数多く受賞しています。

そんな彼女の1992年にリリースされた

『アンジャニュウ』

このアルバムの中でもラストに収録されたこの『Constant Craving』♪

時代を超えた名曲です。軽快なリズム、明解な曲調なども耳に心地いい。

ドライブのお供としてもおススメです♪

 

 

 

 

 

M2>     Joanna   /      スコット・ウォーカー

 

『スコット・ウオーカー』

1943年の1月9日。アメリカのオハイオ州ハミルトンで生まれました。

彼は幼い頃から歌に親しみ、歌手のものまねをしていたと言われる。

アイドル的人気を集めた(特に日本では)ウォーカー・ブラザーズ時代。

日本での人気は凄まじかったそうです。

ウォーカー・ブラザーズ解散後、ソロ・アーティストとして活動スタート。

変わらない伸びやかで朗々としたヴォーカル。

このベスト盤にはそんなウォーカー・ブラザーズ時代の名曲から、

僕が大好きな1968年にリリースされた

『Joanna』 なども収録されています。

1992年にリリースされた

『No Regrets – The Best Of Scott Walker & The Walker Brothers 1965 – 1976』

深い表現力、演劇的な感情表現。さぁ!どんな風景が見えますか?

 

 

HI!心呼吸 4月29日(金)

M1>   海を見ていた午後  /    ハイ・ファイ・セット

 

今週の締めくくりはこんな名曲2曲にしてみました。

『昭和』に感謝しながら大切な昭和の曲をゆっくりと♪

1979年にリリースされた

『ハイ・ファイ・ブレンド・パート1』

『ハイ・ファイ・セット』です。

細野晴臣さんによるグループ命名。「山本潤子」さん、「山本俊彦」さん、「大川茂」さんの3人によるコーラス・グループ「ハイ・ファイ・セット」

初期作品を集めたベスト盤!ですね。まだ聞いていない方は聞かないとだめだと思う。

CITY POPの名曲「スカイレストラン」ユーミンの不朽の名曲「卒業写真」

メロウ・グルーヴ名曲「土曜の夜は羽田に来るの」・・・お送りしたい曲多すぎ。

『海を見ていた午後』を聴きながら、ハイ・ファイ・セットに耳を傾けよう。

ソーダ水の中の貨物船を想像しようっと♪

 

 

 

 

 

M2>  プラスティック・ラブ  /      竹内まりや

 

「昭和の日」の締めくくりに選曲したのはこの曲です。

皆さんの「昭和の大切な曲」って何ですか?

 

1984年発売アルバム『VARIETY』の収録曲。

翌1985年に12インチ・シングルとして発売された『PLASTIC LOVE』

昨年2021年に再び発売された名盤。

37年?経っているのに色あせることなく、輝き続ける1曲にしました。

正直、昭和に生まれた僕には昭和の曲なんて難しい。

ただ、今日の2曲は未だにDJやアーティストに愛され続けている2曲。

DJがリミックスしたり、ラジオでもon airされ続ける曲たち。

「まりや」さんにインタビューさせていただいた僕。

「DJ」としての姿勢を教えていただいた気がしてなりません。

昭和に「まりやさん」に感謝を込めて。昭和最高です♪

 

HI!心呼吸 4月28日(木)

M1> Street Of Dreams ストリート・オブ・ドリームス  / ウイントン・マルサリス

 

ジャズが苦手な人もサラっと聞けてしまうのでは?

トランペットが苦手な人ももちろん。おすすめ。

主役は「お父様」なんですが・・・w

 

トランペッター『ウイントン・マルサリス』です。

マルサリスのスタンダード・タイム第3弾がこのアルバム。

このアルバムのジャケットもいいじゃないですか!

父親である『エリス・マルサリス』とセッションした作品です。

見事なコラボによる、スタンダード曲集♪

良い時間を提供してくれます。

夜にゆっくりでももちろん。一人の時間に穏やかな時間をお過ごしください。

1990年にリリースされた『Standard Time, Vol.3: The Resolution Of Romance』

『ザ・リゾリューション・オブ・ロマンス ~スタンダード・タイム VOL.3』より♪

 

 

 

 

 

M2>   オーディナリー・ジョー  /     テリー・キャリアー

 

春の日差しのように優しく、初夏の爽やかを感じる人は僕だけじゃないはず。

さぁ!名曲を聴きましょう♪

彼の声と楽曲は、これからの季節によく似合う。

慈愛に満ちた歌声と切ないメロディーに胸が熱くなる

「Ordinary Joe」

『テリー・キャリアー』の音楽はソウルにはマイルド。

アコースティックでもなくソウル。

その独特のスタンスが心に残る。

そこにジャズもボサノバも加わってくるからたまらない。

1972年にリリース『オケージョナル・レイン』に収録されています。

「心が弾む音楽を聴く時なんだよ。さぁ、もっと近くで耳を澄ませて。

ちょっとしたリズムが心には必要だから♪」ですよねぁ♪

HI!心呼吸 4月27日(水)

M1>   アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー /   カーリン・アリソン

 

『カーリン・アリソン』

カンサス州出身の女性ジャズ・シンガー。

もともと「女性ロックバンド」を経てジャズ・ボーカリストとしてデビュー。

結構そういう経歴のアーティストさんは多い気がしますが、

この人ほど成功している人はあまり知りません。

さぁ、このアルバムをご紹介しましょう♪

驚くのは、『ジョン・コルトレーン』の愛奏曲を「ヴォーカル」で

表現したトリビュート・アルバム。

2001年にリリースされた『バラード~コルトレーンに捧ぐ』

そうです「バラード」をカバーしている。

大胆すぎるんですが、これがまた素晴らしい作品に仕上がっております。

コルトレーンのシルエットに寄り添うように丁寧に歌います。

リズムのセンスもバランスも安定。この人凄いんです。

 

 

 

 

 

M2>   (Getting Some) Fun Out Of Life  /    マデリン・ペルー

 

『マデリン・ペルー』

彼女の声が好きだなぁ。

『ビリー・ホリディ』の再来とも言われる魅力的な歌声は、

ノスタルジーな空気を見事に連れてきてくれます。

 

1996年のデビュー作『Dreamland』

少しクールダウンするにはたまらなく合う。

「ノスタルジック・ジャズ」指向でもありながら、

カントリー、フォーク、シャンソンに近い要素をアレンジ。

そしてこの堂々とした存在感。

これがデビューアルバムということを再確認しないと。

スモーキーでアンニュイで、スローな世界。

ノスタルジーで時代を勘違いしそうな構成。