Hi!心呼吸 12月3日(木)

M1>  I’ve Got A Crush On You /   カーリー・サイモン

 

1994にリリースされた「Glory of Gershwin」から。

 

ポピュラー音楽・クラシック音楽の両面で活躍しアメリカ音楽を作り上げた作曲家として知られる「ジョージ・ガーシュウィン」

 

そんなガーシュインの曲をビッグネームが集まって作られたオムニバスアルバム。

例えば、スティング、リサ・スタンスフィールド、エルトン・ジョン、シェール、

ジョン・ボン・ジョヴィなどなど・・・。

正直、ジョン・ボン・ジョヴィには驚きましたが、まぁ豪華な面々がこのアルバムに参加しています♪

 

その中から、カーリー・サイモンが歌った「I’ve Got A Crush On You」を♪

優しく囁きかけるようなカーリー・サイモンの歌声に美しいピアノのメロディ、ベースライン、ストリングスが重なり合います。

あぁ、なんて美しく心癒される1曲なんでしょうか♪

 

このアレンジに圧倒されます。なんて緻密で繊細で充実感に満ち溢れているんでしょうか?

ジャズ好きの人から、ジャズの苦手な人まで存分に楽しめる1枚に♪

しかし、ボン・ジョヴィのエレキギターがちょっと浮いてしまっている感も・・・。

ただ、このメンバーが奏でる豪華な曲たちをどうぞ♪

 

M2> ディープ・ダーク・トゥルースフル・ミラー / エルヴィス・コステロ&ザ・ルード5

 

1994年、MTV Unpluggedのコピレーション盤[ベスト・オブ・アンプラグド]から。

(邦題は「ベスト・オブ・アンプラグド」ですが、原題は「The Unplugged Collection Volume One」)

さてこの当時、各アーティストがアルバムを出すことですっかり定番となったアンプラグド♪エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、k.d.ラング、ポールサイモンなどが並びますが、このコンピレーションアルバムの1曲目のオープニングを飾るのは

故「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」・・・。

ニクイ選曲です!くすぐる選曲です!

「この曲を選んだんだね!」と頷きたくなる曲が並びます。

特にストリングスが新鮮なソウル・アサイラム。スローにアレンジされたニール・ヤング。

やはり存在感はバツグンのロッド・スチュアート!

ドン・ヘンリーの甘い甘いラブソング・・・。

 

そんな中で「この曲が聞いてみたいから!」で購入したキッカケの曲はこの1曲。

『ディープ・ダーク・トゥルースフル・ミラー / エルヴィス・コステロ』

メロウなギターとリズムに乗って渋く歌い上げるコステロ♪

少し背伸びをして聞いていた頃、あまりよく分かっていなかった内藤少年。

今聞いてなおさら良さに気づきます。

 

改めてジックリ車に積み込んで冬のドライブにでも出かけてみたい♪

Hi!心呼吸 12月2日(水)

M1>  Song For My Father  /  ホレス・シルヴァー

 

「ホレス・シルヴァー」は、ファンキー・ジャズを代表する名ピアニストとして人気が高いアーティスト♪

特徴的なファンキーなプレイスタイルで知られ、ハード・バップの発展に寄与する存在。

そんな彼が85歳で人生を閉じたのは昨年2014年のこと・・・。

彼のルーツはゴスペルやアフリカ音楽、ラテンミュージックと幅広い。

その音楽の幅がプレイスタイルにも大いに影響したといわれています。

同時に彼はジャズ史上屈指の名コンポーザーでもあり、すばらしい曲をたくさん残している。

その代表曲の中でも「Song For My Father」は外せない。

黒人ミュージシャンではないグルーヴと言うのか、多国籍のジャズのエッセンスが純粋に楽しめる1枚に仕上がっている。

コテコテでないのが聞きやすさにも繋がっているのか?

ファンキージャズでありながらラフさも感じる。ソウルフルであり世界が広い感じ。

まさに名盤のひとつでしょうね♪

 

耳に残るこのメロディに強調しすぎないバップの効いたピアノが好印象♪

フォーンの主旋律を大事にベースラインにしっかりと存在感をあらわすピアノ。

ラテンのフレーズが色濃くなり、哀愁さえ感じる。

 

あぁ、当分耳からこのメロディとピアノの音色が離れない・・・♪

 

 

 

M2> テリン・ザ・ダイス・ハウ・トゥ・ロール / パトリック・トゥッツオリ

 

日本では1997年に公開された映画「トゥリーズ・ラウンジ」のサウンドトラックから。

個性派俳優スティーヴ・ブシェミ監督・脚本・主演によるラブ・ストーリー。

 

ストーリーは、さえない30男と17歳の少女との恋の行方を描いた作品。

仕事もクビになり、行きつけのバーで飲んだくれるうだつの上がらない中年男トミー。彼は急死した叔父の仕事を受け継ぎ、アイスクリーム屋の移動販売をはじめる。そんなある日、偶然昔の恋人の姪デビーが乗り込んできた。やがてアイスクリーム屋を手伝い始めた彼女は、トミーに好意を寄せるが・・・。

 

やはりスティーヴ・ブシェミの作品ということで作品も個性的でしたが、どこかピュアでコミカルで、ポップな作品。

学生時代に見た作品なので仲間でワイワイと楽しんだ思い出の映画。

その映画のサウンドトラックはこちらも印象的。

 

ジ・インクスポッツ、ミルス・ブラザーズなどのかなり古いアーティストの楽曲から、新しいアーティストまで幅広いアーティストの楽曲が映画に華を添えていました。

その中からポップでジャジーなパトリック・トゥッツオリが歌うこんな1曲♪

 

映画の中でどんな風に使用されているのか、あなたもご覧になって見ます?

また見直したい1本が出てきちゃった・・・w

Hi!心呼吸 12月1日(火)

M1>  ONE IN A MILLION YOU  /  メイシオ・パーカー

 

2012年にリリースされたメイシオ・パーカーのソウル・ファンクの名曲をビッグ・バンドをバックに奏でたアルバム「SOUL CLASSICS」から。

 

メイシオ・パーカーは1943年2月14日。ノース・カロライナ州キンストン生まれ。

ファンク音楽を代表するアルト・サックス奏者。

64年にはジェイムス・ブラウンのバンド”The JB’s”に参加!

ジェームス・ブラウン、ジョージ・クリントン、プリンス等と共演。

まさに「ファンキー・サックスの帝王」であります♪

 

そんな彼のルーツ。

ソウルの名曲の数々をビッグバンドをバックに従え奏でる贅沢な作品です♪

ビッグバンドのアレンジは、ヴァンガード・オーケストラでのアレンジャーとしても有名な「マイケル・アベネ」が手掛けています。

ビッグバンドの演奏の前面にこれでもか!と言わんばかりにファンキッシュなサックスが光ります!

やはりこの方(メイシオ・パーカー)の作品にハズレはありません♪

 

ちなみにこの曲の原曲はLarry Graham (ラリー・グラハム)

1980年にリリースした「One In A Million You」

あぁ、原曲も聞きたくなってきた♪

↓↓↓↓

 

 

M2>  One In A Million You  /    Larry Graham (ラリー・グラハム)

 

「スラップ奏法の開祖」ラリー・グラハム。

『スライ&ザ・ファミリー・ストーン』のベーシストとして名を馳せ、その速弾きスラップ、いわゆるチョッパー・ベースは、すべてのベーシストのお手本であり憧れであるラリー・グラハム♪

1980年にリリースしたアルバム「”One in a Million You”」からのタイトルトラック♪

やわらかくメロウなイントロにメロメロです・・・♪

そこに低音のラリーのヴォーカルとシンプルなメロディが見事にマッチ♪

最高位はUS Top 40で9位をマークしています♪

 

「僕にも愛の巡り合わせが訪れたんだ、百万にひとりの女性 それが君なんだよ」

 

本気の愛がなかなか訪れることのなかった男。

ようやく知り合えたことを神様に感謝する言葉が歌詞に並びます。

そして“百万にひとりの出会い”“奇跡の彼女”にも感謝する歌。

ちょっとキザかもしれませんが、告白ソングにも大活躍するんじゃないかなぁ。

昔聞いたときにはそんな歌詞には興味もなかったんですが、

結婚式のBGMにもピッタリですよね♪

 

この名曲にメイシオ・パーカーも感動したんだなぁ・・・

そのことにも感動します♪名曲をありがとうです♪