Hi!心呼吸 10月2日(金)

M1>  ゴッド・マスト・ラヴ・ユー  /  Babyface (ベイビーフェイス)

 

2005年にリリースされた『Grown & Sexy』から。

さてご存知、ベイビーフェイス。

Madonna、Toni Braxton、Mariah Carey 、Whitney Houston、Boyz II Men・・・

といった超大物の作品を手掛けているプロデューサー/サウンド・クリエイターの第一人者。

しかし、そんな彼自身の作品のほうが個人的には大好きなアルバムが多いんです!

初期の「Lovers 」からいままでの作品はどれも「買って失敗したなぁ・・・」なんて一度もなかった。実力ももちろんしっかりと実証してくれました。

ソウルの色を色濃く残すスタイル。

ソウルミュージックがお好きな方にはこの恋の歌の数々をウォームに表現する彼の手法にやられてしまった方が多いのでは?

この時代に聞いてもgroovyでキラキラな美しい曲が並んでいます。

これからの季節にはピッタリだと思います。

爽やかに優しくスウィングするバラード、もの悲しいバラード、さてどのベイビーにアナタは夢中になりますか?

 

今のこのタイミングでベイビーフェイスの新作なんかが出たら世界中でブレイク思想なんでけどなぁ。

さてと、ウォームな気持ちに浸りましょう♪

 

M2>  ビニース・ザ・アンダードッグ  /

ザ・ブランフォード・マルサリス・カルテットfeat.テレンス・ブランチャード

 

『モ’・ベター・ブルース』

1990年に公開されたドラマ映画で、出演はデンゼル・ワシントン、ウェズリー・スナイプス。監督のスパイク・リーも出演していたJAZZファンは大好きな映画ではないでしょうか?架空のジャズ・トランペッター、ブリーク・ギリアム(デンゼル・ワシントン)の半生について描かれている作品。そのサントラ盤ですが、鑑賞用としても充分な内容♪

ブランフォード率いるカルテットにゲストが参加してヴォーカルの曲も収録されている重厚な1枚。

1枚お持ちになっていたほうが良いんじゃないかと思うほど素晴らしい豪華なサントラから。

ブランフォード・マルサリスは,テナー・サックスに加えてソプラノ・サックスも吹いているこの『ビニース・ザ・アンダードッグ』

じっくりと聞き込んでいくと数秒間の“うねり”がかっこいい!!!

映画の中でもソリッドな演奏を聞かせてくれますが、この演奏を生でアドリブでと考えると凄みみたいなものを感じてしまいます。

このアドリブで全世界に、映画ファンにもインパクトを与えたリアルなJAZZに感動します!いい演奏と、いいサントラは裏切らないっす!

Hi!心呼吸 10月1日(木)

M1>   魅惑されて(ビウィッチド)  /   ローラ・フィジィ

 

「今宵、お相手はベルベット・ヴォイス。」

このジャケットの帯の文字・・・。まさにピッタリなのです。

秋に聞きたいのは温かみのあるベルベット・ヴォイス。

92年冬にリリースされた「クロース・イナフ・フォー・ラヴ」から。

 

ローラ・フィジィ (1955年8月27日〜) は、オランダ、アムステルダム生まれの女性ジャズ歌手。父親はオランダ人、母親は元ベリー・ダンサーのエジプト人、父親の転勤にともなって幼い頃に南米のウルグアイに移ったという彼女。

「瞳のささやき」に次ぐローラの2枚目のアルバムがこのアルバム。

ゴージャスな印象もありますが、大人の香りが漂うシックなジャズ・ポップス、

実に心地よいアルバムです。

小気味の良い曲は少なめですが、スタンダードを悠々と歌い上げるベルベット・ヴォイス・・・。

10年以上聴き続けても飽きることはありません。

夜のドライブなどでこのアルバムを聞きながら・・・なんて最高♪

これからのシーズンは今年も彼女の声に癒されたいと思います。

 

ジックリとベルベットな時間をどうぞ!

M2>   we are in love    /  ハリー・コニック,JR.

 

1990年リリースの『We Are in Love』からのタイトルトラックを♪

敬愛するハリー・コニック,JR.

前作「恋人たちの予感」に続き、2年連続でグラミーを受賞した代表作です。

このアルバムがリリースされた90年代初頭は、映画出演(メンフィス・ベルetc・・・)

コマーシャルに出演にと日本でも大人気だったハリー・コニック,JR.

 

僕はやはりJAZZシンガーのイメージが強かったんですが、「メンフィスベル」に登場した彼を観て俳優もできるんだぁ!と衝撃でしたね。

そんな華やかな人気とは別に、このアルバムは間違いなく傑作!

 

最高に粋なビッグバンドに乗って、ハスキーで独特なボーカルが、楽しさ・格好良さを演出してくれました!

JAZZの魅力を広いリスナーに届けてくれたことは確かです!

ジャズを聴いたことの無い、ハリーの名前は知ってる、なんか古そう思っている、そんな方には是非このアルバムから聴いていただきたい!

古き良きアメリカを思い起こさせてくれながら、決して退屈な感じはないはず♪

このアルバムも長年お世話になってます♪