HI!心呼吸 11月06日(火)

M1>   オン・ステージ  /   Steve Kuhn  スティーヴ・キューン

 

今日はこんなピアノのサウンドはいかがでしょうか?

リズミカルな鍵盤の魅力はこの心地よさ。

ピアニスト『スティーヴ・キューン』

NY.ブルックリン生まれ。10代で天才ピアニストとしてデビューしてしまいます♪

コールマン・ホーキンズやチェット・ベイカーなどと共演を果たします。

僕の大好きな「ケニー・ドーハム・グループ」、ついで「ジョン・コルトレーン・グループ」に参加したなんて聞いたらその才能の豊かさを感じることができますよね。

その他にも錚々たるアーティスとの共演を果たしたアメリカ国内でも人気の高いピアニストです。

そんな彼が1988年に録音した作品。

『ポーギー』

オーソドックスな演奏が多いんですが、この作品もそんな真面目なオーソドックスなプレイを聴くことができます。

歌モノも収録されていますが、ヴォーカリスト「ローラ・アン・テイラー」がまた良い味を出しています♪11曲、どれも良いんですよね。この作品♪

今日はポップな1曲「オン・ステージ」をどうぞ♪

 

 

M2>  プレジング・マイ・ラブ  /   ジョニー・エース

 

この名バラードを聴いてください♪

1950年代に活躍した幻のシンガー。「ジョニー・エース」

1954年の12月24日。クリスマス・イヴの日。ロシアンルーレットで誤射・・・

翌日12月25日に帰らぬ人となった悲劇の名シンガー。(享年25歳)

シンガーとしての活動期間は1952年から54年までとごく短かい。

その短い活動の中で後世にまで愛されるこんな名曲を作っています。

「プレジング・マイ・ラブ」

この作品は1957年にリリースされた追悼アルバム。

だから『Memorial Album』

この代表曲「プレジング・マイ・ラブ」はやはりオープニングに収録されています。

黒人音楽のクールさ。美しさ。優しさ。オシャレさ。

味わい深い1曲です。

これからの季節。ふと思い出すオールディーズ。

何度も聴ける魅力・・・。一体何だろう?

バックで流れるロマンチックなビブラフォンにも注目です♪

HI!心呼吸 11月05日(月)

M1>   トラベリン・ソルジャー  /   ディクシー・チックス

 

11月の空気は完全に秋仕様。この空気にはカントリーが似合うと僕は思ったりします♪

今週はこんなサウンドでスタートしてみましょう♪

カントリー・グループ「ディクシー・チックス」

彼女たちのカントリーはカントリ―音楽を聴かない人にも刺さるはず。

ジャンルにとらわれずに聴いてほしい2002年にりりーすされたアルバム『HOME』はカントリーというジャンルなんて関係なく耳にすんなりと馴染んでくれるはず。

ど真ん中のカントリ―の曲もあれば、フォークのような素朴さがこのアルバムの印象。

もともと彼女たちの濃いカントリーを少し薄める様なアコースティック。

ウッドベースに込められる本気さ。バンジョー、フィドルの哀愁。

その素朴な温度はこの時期にはちょうどいい。

乾燥してきた季節に、カラッとしたサウンド。そして落ち着くメロディ。

そしてコーラス。美しいコーラスを聴くだけでホッとするのはこの気温なども関係しているんでしょうね♪

たまには古きよきアメリカの空気を想像しながら聞いてみては?キャンプ行きたくなっちゃう…♪

 

 

M2>   Stay    /      リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ

 

1994年の映画「リアリティバイツ」。

サントラを聴きまくったという世代の方も多いでしょう。

懐かしいですよね。挿入歌として大ヒットしました♪

今日はこんな名曲を♪

無性に「stay」が聞きたくなる時ってありませんか?

この第一音、ギターの音色を聴いた瞬間に、僕は大学時代に戻れます。

1995年にリリースされた「Lisa Loeb」の1stアルバムです 『Tails』

彼女のデビュー作ですが、改めて聞いてみると良いんです。

その派手だけでない素朴さ。

20数年前の歌なのに新鮮な心地よさ。

今聞いても心地が良い。

少しだけハスキーな心地よい声の持ち主。

女性らしい失恋や、悩みの詞がメイン。その雰囲気の優しさ。

この時代にも共通して感じる感動って・・・やはり名曲ってことだね。

HI!心呼吸 11月02日(金)

M1>   レトログレード(Retrograde) /   ジェイムス・ブレイク

 

11月に入って最初の週末に向けて。少し冬をイメージ。

この独特な浮遊感が頭を過りました。今週の締めくくりです。

『ジェイムス・ブレイク』

2013年リリースの2作目となるアルバム『Overgrown』

現実逃避する様な別空間に連れ出してくれるようなサウンド。

冷たい印象も持つけど、どこか温かな。

透明感な空間には雪もイメージできます。

アルバム全体の統一感。

成熟したサウンドの澱みのなさ。

その一体感がこのアルバムを上質なものにしています。

ジェイムス・ブレイクの歌声も独特。

その声がすんなり耳で聴くというよりも、

カラダの真ん中で聴くような。

このハミング、フレーズは耳から離れないですよね。

ビシビシ彼の声が心臓の辺りで響きます♪よね?

 

 

M2>  I Wonder アイ・ワンダー  /    カニエ・ウエスト

 

今週の締めにはこんなメロディと、浮遊感でいかがでしょう?

『カニエ・ウエスト』

2007年にリリースされた少し懐かしいアルバム『Graduation』(グラデュエーション)

もう11年前のアルバムなのね…。

何と言っても世界中でパワープレイを勝ち取った「Stronger」が目立つアルバムですよね。「ダフトパンク」のサウンドをここまでクールに仕上げるセンスはカニエ様の才能。

今聞いてもカッコいいですもの。

ただ、僕はこのアルバム中で「I Wonder」が気に入ってました。

ドラマチックな展開はないけど、ホッコリとする優しいメロディにメロメロになりました。

今日は久しぶりにこの曲を♪

不思議なリフレインのせいなのか、フワッと浮かんでいるような浮遊感。

クセになったものです。

その浮遊感に自然に入ってくるカニエの声。

ヒップホップが苦手な人にもヒップホップの間口をカニエ様が広げてくれた気がします♪

このクールさ、この冷えてきた空気にも合いませんか?今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 11月01日(木)

M1>   ブラウン・アイド・ガール  /    アイズレー・ブラザーズ

 

11月がいよいよスタート!今年もあと残すところ2ヶ月・・・早い。

さて今月は『アイズレー・ブラザーズ』からスタートします♪

アイズレーをかけるタイミングが今まで不思議なことになかなか無かった・・・。好きすぎるんで。今日は名曲ぞろいのこのアルバムから♪

アイズレーの「Mellow」な曲を14曲収録したコンピレーション盤です。

アイズレーの事をあまり知らない方に、このアルバムでトロトロに溶けていただけたら幸いです。メロウで、しなやかでエロイ。

「アリーヤ」や「ホイットニー・ヒューストン」ら数多くのアーチストの曲の元ネタになっている曲がこの曲だったのか!っていう発見があるのがアイズレー。

それだけ多くのアーティストの影響を与えたスーパーバンド。

とても70年代に活躍したグループとは思えない程のメロディ・センス。

今なお僕らを魅了するサウンドの美しさは唯一無二。

久々に自分の部屋で聴いていたらいろんな思い出が蘇ってきました♪

アイズレーが全盛期だった頃のサウンドをたっぷりとこの秋に召し上がれ。

メロウな曲がやはりおススメかな。ファンクも良いんですけどね♪

今日は「ブラウン・アイド・ガール」でしっとりと♪

 

 

M2>  6オクロック・ブルーズ  /   ソランジュ

 

アイズレーの曲をお送りしたので、70年代ソウルのオマージュを♪

ビヨンセの妹=『ソランジュ』

女優、モデルとしても活躍する彼女。

どうしてもお姉さまの存在が大きすぎるのか、そこまでビッグヒットに恵まれていない彼女。ただその実力と歌声は流石の存在感を示してくれます。

彼女のこのアルバム2008年のアルバム

「ソランジュ&ザ・ハドリー・ストリート・ドリームス」

1960~1970年代のコンシャス・ソウルをオマージュした作品。

やはり姉妹。声つきや歌唱がビヨンセに似ているのは仕方がないのか、そのことを考えながら聞くことはお勧めしません。

しかし、そんなことを除いても彼女の歌声は好き。

特にこのアルバムの中でこの「6オクロック・ブルーズ」はフォーキーでソウルフル。

どこか懐かしいリズムを自分のものとして歌い上げてくれます♪

パッと目の前が明るくなるかのようなポップな曲。

彼女のリズム感の良さと張りのある声が印象的。

ソウルのオマージュ。現在にも70年代が生きているのが分かりますね♪

HI!心呼吸 10月31日(水)

M1>  カーマ・フラワー  /    ニコラ・コンテ

 

今月の締めくくりはこんな2曲です♪

本国イタリアはもちろんのこと、現在の「ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメント」を代表するプロデューサー、DJ、ギタリストでもある

『ニコラ・コンテ』クラブ・ジャズ、ボサノヴァ、アシッドジャズ、フュージョン、ラテンジャズ、ワールドミュージックなどのサウンドを自在に調理してしまうシェフみたいな人。このアルバム2008年にリリースされた「リチュアルズ」

この作品も見事に調理された彼のオリジナル・サウンドで楽しませてくれます。

オシャレなラウンジに流れていそうな1枚。

ゲストボーカルを迎えての歌物JAZZは何度も聴いてしまう奥深さを感じます。

さて、このアルバムのオープニングを飾る「カーマ・フラワー」

あまり普段JAZZを聴かない方にもおススメの1曲。

大人の女性ヴォーカルを迎えて和のテイストも感じる。

なんとも不思議な雰囲気をまとっている1曲です。

サラッと聞いては勿体ないほど、繰り返し聞いたくなってしまう中毒性のある1曲。

この独特な解放感は夜の方が似合うかも・・・。

でも午前中にもリラックス効果はありそうでしょ?

 

 

M2>  クロース・トゥー・ユー  /   リアーナ

 

「リア―ナ」の曲をつなげてみました♪

2016年のアルバム『アンチ』

リアーナ自身8枚目のオリジナルアルバムです。

それまでのエッジの効いた作品とは一線を引いたような、真っ直ぐな正直な作品。

アルバム全体にメロウな曲が並びます。

特にこの曲「クロース・トゥー・ユー」♪はピアノの優しい旋律が耳にも穏やか。

「あなたが許すのであれば、あなたの傍に私はいるわ。」

ディーヴァ、セレブ。

イメージするリアーナが真の姿を見せてくれるアルバム。

だからこそ、しっかりと彼女の歌声が聞こえるのか。

好きな1枚。

「誤解されたとしても構わない。真の姿をさらけ出すことで完全な自分になれる」 そんな強い思いで制作されたこのアルバムから受け取るもの。

それをあなたも感じてみませんか?

久しぶりに聴いてみたくなったメロウ・バラード♪10月もありがとうございました♪

HI!心呼吸 10月30日(火)

M1>  プリーズ・セイ・ノー /   ジミー・イート・ワールド

 

アメリカ、アリゾナで結成された「エモ」ロックをメジャーに押し上げたバンドの代表格バンド『ジミー・イート・ワールド』

2013年8枚目の作品としてリリースしたこのアルバム『ダメージ』

「エモ」というジャンルを好きになるきっかけになる1枚かもしれません。

全体的に美しくて、優しくて、激しくもなく、そして静かすぎない。

良いアルバムです。ジックリと聴いて頂きたい。沁みる曲達を・・・。

秋って音楽もすんなり、ジックリと入ってくるシーズンですよね。

「大人の失恋をテーマしたアルバム」と位置づけられたこのアルバム。

詞の世界も楽しみながら、なんといってもバンドの色褪せない泣きのメロディは熟練の技みたいに味わい深い。

リリースされた2013年は結成20周年の年。

そんな彼らが「大人の失恋」をテーマに作り上げた音。

それだけでもこの秋に聴きたくなりませんか?

失恋から受けたダメージ。ダメ―ジから復活する大人の力。

この「ダメージ」からあなたは何をもらうのか?「プリーズ・セイ・ノー」を聴きながら考えてみては?

 

 

M2>  ステイブル・ソング /  デス・キャブ・フォー・キューティー

 

沁みるサウンド続けます♪

変わってはこちらもアメリカ、ワシントンで結成された4人組バンド。

『デス・キャブ・フォー・キューティー』

今日は通算5枚目のアルバム。

2005年の『プランズ』から1曲♪

このバンドのメロディも、歌も、自然と体に沁み込んでくる感じ。

とても心地いいサウンドを聞かせてくれます♪

こんなに繊細で抒情的なサウンドって洋楽ではあまり聞かない。

どこか日本人の琴線にも近い感覚のサウンド・メイキングを感じます。

曲の流れ具合、ラストまで聞きながら何の抵抗もなく聞けてしまう。

11曲目にクレジットされている「ステイブル・ソング」

この曲は優しいギターの音色からスタート。

どんな歌い初めになるのかワクワクする・・・そんな1曲。

どこまでも続く透明感は流石♪

「ベン・ギバード」のヴォーカルがやけに沁みてきます♪

優しくて、美しくて、切なくて、悲しい。秋だぁ♪

HI!心呼吸 10月29日(月)

M1>  リード・ミー・イントゥ・ザ・ナイト /  カーディガンズ

 

今週は10月も終わってしまう・・・秋が本格的に深まる時季。

こんな曲からスタートして行きましょう♪

90年代半ば、「スウェディッシュ・ブーム」の火付け役となった「カーディガンズ」

このアルバムは2003年にリリースされたツウサン枚目のアルバム

『ロング・ゴーン・ビフォア・デイライト』

数多くの作品の中でもカーディガンズの最高傑作の呼び声の高い1枚。

それまでの「かわいい」というイメージのカーディガンズはこのアルバムでは皆無。

印象をガラッと変えて、大人っぽくというのか、自分たちの本来のサウンドで勝負している感じがビシビシ感じられる。そんな作品。

個人的にはこのアルバムがじっくり聞ける。

せつない曲や、シットリと聞かせてくれる曲がアルバムを包み込む。

ニーナの歌声が前面に押し出されたメロディアスなアルバム。

この秋、改めてスウェディッシュ・サウンドで心落ち着かせてみてはいかがでしょう?

エレクトロニックな匂いを消し去り、アコースティックなカーディガンズを味わってほしい♪ニーナの歌声はやはり心を掴みます♪

 

 

M2>    Silver  /   ニーナ・パーション

 

それではニーナを続けます♪

「カーディガンズ」のヴォーカルとして世界中で人気を博した『ニーナ・パーション』

日本でもその人気は凄まじかったですが、彼女の純粋なソロ作品はこのアルバムからでした。2014年に届けられた『アニマル・ハート』

カーディガンズのイメージが先行して彼女の作品を聴くと、

全く別モノのアーティストがテクノチックな曲や、アコースティックな曲を歌っている印象を持つ。

そのコケティッシュで独特の雰囲気は間違いなく彼女の世界。

その世界に足を踏み入れると、何とも言えない心地よさに包まれる。

その雰囲気は秋、落ち葉を踏みしめて歩く感じに似ているんです。

色んなアーティストが彼女の声に魅了されることが納得できる気がします。

少しハスキーで、コケティッシュなヴォーカル心地よさ。

どうぞこの秋に楽しんでください♪きっとこの雰囲気に満足してくれるはず。

(満足してくれたら嬉しい・・・個人の願い)秋に彼女の声は合います!

HI!心呼吸 10月26日(金)

M1>   Just Like You   /     ケヴ・モ

 

今週のテーマ。この時期に聴きたくなる声。

真っ先に浮かんだのはこの「ケヴ・モ」(Keb’ Mo’)でした。

因みに本名は「ケヴィン・ルーズベルト・ムーア」カッコいい名前!

1996年の名作『Just Like You』のタイトル曲を♪

なんともジーンと響く歌声です。

心に響いてくる曲達が次々と・・・。

久しぶりに耳にして楽曲の連続です。

元々は「ロバート・ジョンソン」のイメージを強調された彼ですが、

完全にブルースの現代版のようなスタイル、ケヴ・モ・スタイルを作り上げた彼の曲には温度があります。

その温度がしっかりと伝わってくる音楽に出会えた嬉しさ。

ブルースだけではない、幅の広い音楽性を味わう事が出来る1枚です。

秋が似合うノスタルジックな曲。

南部ソウルを感じる、古き良きアメリカを感じられる。

そんなアコースティックな一枚!出会ってください♪ケヴ・モ!もう最高♪

 

 

M2>  Take My Breath Away (愛は吐息のように)  /        ベルリン

 

そして今週の締めくくりは彼女の声で締めです♪

「テリー・ナン」

そうこのテリー・ナンは1982年アメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティで結成されたバンド『Berlin(ベルリン)』のメインヴォーカル。

因みにベルリンはシンセ・ニューウェーブ・パンクバンドとしてデビューします。

さてこのイントロだけで涙がちょちょ切れるという方も多いでしょう。

そうです。1986年の大ヒット映画「トップガン」の挿入歌。

サウンド・プロデューサーにイタリアの『ジョルジオ・モロダー』が担当した

この名曲「Take My Breath Away」 (愛は吐息のように)

このジャケットにも「TOP GUN」のロゴがあしらわれていますが、ベルリンと言えばこの曲。この曲のヒットだけで来日公演もしているんですよね。バブリーですね♪

この季節に聴きたくなる歌声。

テリー・ナンの歌声。いかがですか?この時期にもハマりませんか?

10月ラストの金曜日。今週の締めに懐かしい曲を聴こうのコーナーでしたw

HI!心呼吸 10月25日(木)

M1>  Someone Like You  /   PERRI

 

こんな完成度の高いアルバムが1990年には出来上がっていた。

それもあまり知られていないなんて・・・もったいない。(お化けがでそう)

キャロル、デラニー・ローリ、シャロンの「ペリー・シスターズ」♪

『PERRI』

さてペリー・シスターズは、アニタ・ベイカーのアルバムでエレガンスなバック・コーラスが披露されたことで注目を浴びることになったのが始まり。その以前には「パット・メセニー」のコンサートでジョイントしたことからデビューのチャンスを手にした姉妹。

そんなペリー・シスターズが1990年にリリースしたアルバムが「Tradewinds」です。

コーラスや、表現力は並外れた粋。そして姉妹ならではのコンビネーション。

このクオリティの高さに驚かされます。

アルバムのオープニングを飾るこのゴージャスな雰囲気がバブルを感じる

「Someone Like You」はメロウで90年代の幕開けのキラキラした空気を感じられるスムーズ・ジャズ。グループとしての歌唱力、実力をどうぞご堪能ください♪

ブラコンの本当にカッコいい時代の影の立役者。(ちょっと言い過ぎかも。)の

歌声は本物です。

 

 

M2>  Believe (ビリーヴ)   /    ラルフ・マクドナルド

 

もう1曲はこんな1曲にしてみました♪

ニューヨークを代表するパーカッショニスト「ラルフ・マクドナルド」

このお方はパーカッショニストの第一人者でもあります。

夏の作品ですが、このアルバムのラスト。

この曲には季節が変わっていく様が描かれている様で好きです。

この時期に聴きたくなる1曲でもあります。

2004年にリリースされた「ポート・プレジャー」

このアルバムのラストに収録されている「Believe」♪

打ち込みの要素なんてまるでない。

ホッと一息つけるサウンドってこういう音なのかもしれません。

古いと言ってしまえばそれまでですが、

昔ながらのサウンドには穏やかな気持ちにさせてくれる魅力があります。

爽やかなリゾートミュージックが全体を演出する作品ですので、

寒くなってくるこの時期にはご注意ください。

でも良いアルバムです♪次の夏用にご用意してみては?

HI!心呼吸 10月24日(水)

M1>  The Things We Do for Love  /   10cc

 

イギリス出身のスーパーバンド「10㏄」

繊細な曲作り。緻密な構成のサウンド面。

そして少しシニカルなところもイギリスのグループサウンドだと納得の1枚。

1977年にリリースされた『Deceptive Bends』(愛ゆえに)

彼等にとって5枚目のスタジオアルバム。

「ケヴィン・ゴドレイ」と「ロル・クレーム」がバンドを離脱後の作品。

しかし、フルメンバー(4人)の頃の名残りを感じてしまう。

この美しいバラードはどうして生まれるんでしょうか?

「I’m not in love」は10㏄の代名詞代わりの代表曲ですが、このアルバムからもこの曲を超えるほどの素晴らしいバラードが生まれています。

2人の意地が作り上げた音なのか、ただ単に才能の賜物なのか・・・。

美しいメロディと2人のコーラス。

広がりのある奥行きのある1曲「The Things We Do for Love」♪

いつ聞いてもこのドキドキする感じ、サビが来る前の高揚感は中学時代に聴いた時と同じです♪秋はこんな70sも良いですね♪

 

 

M2>  アイ・ドント・ノウ  /   ポール・マッカートニー

 

10㏄の「The Things We Do for Love」を選曲しながら聞いていると、

選曲の途中に奥の耳の中には『ポール・マッカートニー』様の歌声とこのリズムが聞こえていました。

2018.0907にリリースされた

『エジプト・ステーション』♪

「史上最高のロック・レジェンド」ポール・マッカートニーが届けてくれた 5年ぶりのニュー・アルバムです。

この「アイ・ドント・ノウ」の美しさと優しいピアノの音色。

何度も聴いていないのに頭の中にこびり付くメロディの濃さ。

ポール・マッカートニーにしか作れない世界。

何度立ち入っても、居心地がよく、なんて感動的なんでしょう?

70代半ばを過ぎている。

アイデアはまだまだ潤沢に湧いてきているんだろう。

この潤った豊潤なメロディは今後も期待したくなっちゃいます♪