HI!心呼吸 11月12日(火)

M1>   ワン・スウィート・ラヴ  /    サラ・バレリス

 

爽やかな秋と冬の境目。

そんなタイミングで彼女のこの美しい声は魅力的♪

『サラ・バレリス』アメリカ出身のシンガー・ソング・ライター。

グラミー賞ノミネート歴を持つ、アメリカでもポピュラーなシンガー。

その魅力は伸びのあるチャーミングな歌声。

そして彼女の作り出すサウンドはポップで癖のないナチュラルさ。

そんなサラ・バレリスの日本デビュー・アルバム。

2007年のアルバム『リトル・ヴォイス』

ミディアムチューンがお気に入り。そして良質なアレンジ。

秋の行楽や散歩に一緒に出掛けたくなるサラッとしたセンス。

「ワン・スウィート・ラヴ」のシンプルなアレンジに見せかけての1曲。ニクイです。

 

 

 

 

M2>     Lie to Me   /   Meiko (ミーコ)

 

LA出身の日系クォーターの女性シンガー『ミーコ』

記念すべきメジャー・デビューが2012年にリリースされた『Bright Side』

自然でオーガニックな雰囲気がお好きな方にはおススメです。

こちらも爽やかなアコースティックサウンドを聞かせてくれるシンガーソングライター。

等身大の女の子の心情を表現する才能。

巧みに操る歌詞が日本の女の子にも人気でした。

シンプルなポップチューンは沢山あるけど彼女の幼さの残るチャーミングな雰囲気はこの時代の彼女の武器だったんだろうなぁと今頃考えたりします。

おばあちゃんが日本人だったという彼女の中に流れる日本人イズム。

もしかしたらそんなイズムに反応してしまうのかも。

どうぞミーコの世界に浸ってください。Lie to Me♪等身大っていいもんですね。

HI!心呼吸 11月11日(月)

M1>   Like Father, Like Son  /    ビリー・チャイルズ

 

今週もこのコーナーにお付き合いください♪

今週は「ビリー・チャイルズ」からスタート♪

秋が深まったこの時期にはJAZZを聴きながらリラックスして下さい。

1957年にアメリカ・カリフォルニア州に生まれた作曲家。

ジャズ・ピアニスト。

6歳からピアノを習い始め、10代にしてプロデビューを果たした才能の持ち主です。

そんなビリー・チャイルズの1989年にリリースされた『Twilight Is Upon Us』から。

シンプルで小気味いいピアノの音色は心身ともに穏やかにしてくれます。

美しいメロディ。弾きすぎない優しいタッチ。

癖のないスッキリとしたサウンドはどんなシーンにもマッチしてくれます。

今日はこのアルバムからLike Father, Like Son♪心地いいピアノは豊かにしてくれます♪

 

 

 

 

M2>  More Than A Woman  /   グレゴリー・ポーター

 

この時期に聴きたくなるアーティスト、歌声はこの人も忘れちゃいけない。

「グレゴリー・ポーター」

LAで1971年に生まれ、NYを拠点に活動。

40歳弱でデビュー作を出すというソロとしては遅咲きのアーティストかもしれない。

ブルーノートに移籍して2013年にリリースされた3枚目『Liquid Spirit』が100万枚以上のビッグセールスを記録。14年には同アルバムでグラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞♪スターダムを駆け上がるってこういう事。

そんな彼の4枚目がこの「Take Me To The Alley」♪

トレードマークのハット(帽子)がトレードマーク。そしてこの歌声だろう。

バリトンの歌声は一度聴いたら忘れられない。

今日は「More Than A Woman」♪をじっくりとお楽しみください♪

HI!心呼吸 11月8日(金)

M1>    オール・アイ・キャン・セイ   /    レネ・マーリン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

クセになる歌声の持ち主。

ノルウェー出身のシンガー・ソング・ライター『レネ・マーリン』

彼女の3rdアルバム。

2005年にリリースされた『Lost in a Moment』(ロスト・イン・ア・モーメント)♪

その前の2枚のアルバムはどちらかと言えば静かな作品が多かったんですが、

このアルバムはポップさが増して、清々しさが特徴な作品。

聴けば聴くほど体に沁み込んでくるようなこの声は一体何でしょう?

北欧のアーティストは備えている伸びやかさだけでは無いはず。

彼女の曲が、声が、生活の中に入った時に自然の色合いが鮮やかに変わる様な気がします。

「オール・アイ・キャン・セイ」♪伸びやかさに脱帽です。

 

 

 

 

M2>    Ol ’55   /     イアン・マシューズ

 

今週の締めくくりはこんな名曲で♪

「トム・ウェイツ」が作詞作曲。1973年に発表した楽曲『Ol’55』

アルバム『クロージング・タイム』のための録音が行われたのは1972年春の事。

僕の人生の大事な1枚でもあります「クロージング・タイム」。

「Ol’55」はトム・ウェイツのデビュー・シングルとして選ばれる訳です。

そんな名曲をいち早くカバーしたのが、

『イアン・マシューズ』だったんです。

以前もこのコーナーでご紹介しているシンガー・ソング・ライターですが、

1974年の作品『Some Days You Eat The Bear And Some Days The Bear Eats You』というアルバムのオープニングで見事なカバーを魅せています。

今でもこのピアノのイントロを聴くと切なくなっちゃう。涙が出ちゃう♪最高です♪

HI!心呼吸 11月7日(木)

M1>   For A Thousand Years   /    ゲイリー・バートン  チック・コリア

 

今日はJAZZを♪楽しみましょう♪

ヴィブラフォーン奏者「ゲイリー・バートン」は70年代半ばから

ピアニスト「チック・コリア」、ギタリスト「パット・メセニー」などのアティストたちとのコラボレーションを続けている訳ですが、この3人のそれぞれの個性がぶつかった時に凄まじいメロディサウンドを作り上げる訳です。

ありとあらゆる微妙なやり方でその音楽を増幅することができちゃう訳です。

1997年12月15日から17日、ニューヨークで録音。

1997年の作品『Like Minds』

ベース「デイヴ・ホーランド」とドラマー「ロイ・ヘインズ」

豪華なメンバーの演奏は時間の経過を早めます。正統派のジャズアルバム・

歯切れのいい、エネルギッシュな1枚。パットメセニーが目立っています。

 

 

 

 

M2>  ドリームス・ウィル・ライズ・アゲイン /  小曽根真

 

『チック・コリア』と『ゲイリー・バートン』とのDuetsアルバムもリリースしている

日本が誇るジャズピアニスト『小曽根真』さん♪

その2人の『Duets』という2016年の作品も素晴らしい♪

おススメの1枚ですが、今日は懐かしい小曽根さんのアルバムから。

1991年発表のアルバム「ウォーク・アローン」から♪

ストリングスをバックに、小曽根さんのピアノの調べが実に軽やか。

その軽やかさはフレッシュさのようなものにも感じます。

円熟味を増した最近の小曽根さんのピアノと、

91年のピアノの音色の違い。みたいなモノがあるのだとすれば、

聴き比べる事は実に面白いはず♪

哀愁、季節の変化。恋。明日への希望。イキイキしたピアノが聞けます♪

HI!心呼吸 11月6日(水)

>   リーヴ・ミー・ビー   /     トップローダー

 

今日はUKファンキー・ロック・グループ『トップローダー』の1曲を♪

UKとロサンゼルスでレコーディングされたという作品は

2002年セカンド・アルバム「マジック・ホテル」♪

60~70年代のサイケっぽい音作りから、

自由奔放な雰囲気もありながら、しっかりと構成されたサウンドメイク。

「ウォッシュボーン」ソウルフルな声はカッコいい。

UKでありながらブルージーでロック。

UKでありながらアメリカン。

アルバム全体としてはロックでありながらポップ。

実にバランスがいいアルバムだから好き。

ドライブシーンにもピッタリですよ。

しがらみとか全くない自由サウンド。その世界の広がりはマジックです♪

 

 

 

 

M2>  ウィ・メイド・イット・モア  /   オーシャン・カラー・シーン

 

UKロック続けます♪こちらは2000年のアルバムから♪

この大人のロックサウンドはシビレマス。

1991年.「サイモン・ファウラー」(vo)を中心にイギリスで結成された4人組。

『オーシャン・カラー・シーン』

このアルバムのリリースの頃にはベテランバンドの風格を纏っているようです。

ソウル、モータウンなどのルーツミュージックの影響を受けていることを覗かせるサウンド。彼らにとってゴッドファーザーである

『ポールウェラー』がバックを勤めるという豪華さ。

ゴッドファーザーの下出来上がったのは神々しいほどの広がりのある優しいロックチューン。

2000年の『メカニカル・ワンダー』技術、作曲、編曲の巧さを味わうべきだと思う。

HI!心呼吸 11月5日(火)

M1>   Lead Me Not  /     ラリー・ホワイト (Lari White)

 

『ラリー・ホワイト』

今日はこんな素晴らしいカントリー・ミュージシャンがいたことを。

彼女が52歳で亡くなったのが昨年1月。

1965年にフロリダに生まれた彼女。

カントリー・ミュージシャンとしてデビューしたのが

このアルバム。1993年にリリースした『Lead Me Not』

そこからわずか1年で『アカデミー・オブ・カントリーミュージック賞

新人女性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー賞』 (1994)を獲得。

今までに爽やかでコンテンポラリーなカントリーを聞かせてくれた彼女の死は早すぎた。

寒くなってくると彼女の歌声を聴きたくなります。晩年のショートカットの彼女もキュートで素敵でした。爽やかなデビュー作から、タイトルトラックを♪

 

 

 

 

M2>   キー・ラーゴ Key Largo  /     バーディ・ヒギンズ

 

フロリダ生まれつながりで♪

この方の紹介で言わないといけないのが「ゲーテの子孫」だという事。

そうです!あの「ドイツの詩人ゲーテ(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)」の子孫という事です。フロリダのシンガー・ソング・ライター『バーティー・ヒギンズ』。

日本のでも有名になったのは「郷ひろみ」によってカヴァーされて大ヒットになった

「哀愁のカサブランカ」の原曲を歌っていたのが『バーディ・ヒギンズ』

1983年に放ったその「カサブランカ」は日本のみシングル・カットされ、

哀愁のメロディとして、日本でも大ヒット♪名曲ですもの。

そしてその後、2ndシングルとしてリリースされた「キー・ラーゴ」♪

この曲が好きすぎて今日のこの2曲。泣けます。

1982の『just another day in paradise』から♪極上のAORだい!

HI!心呼吸 11月4日(月)

M1>  Do that to me one more time(愛の証) /   キャプテン・アンド・テニール

 

今週もこのコーナーにお付き合いください♪

今日は文化の日の振り替え休日♪文化を感じられるような2曲かどうかはわかりませんが、今週はこんな2曲からスタートです!

「ビーチ・ボーイズ」のツアー・メンバーとして活躍した、

「ダリル・ドラゴン」と「トニ・テニール」の夫婦デュオがこの

『キャプテン・アンド・テニール』です。

カーペンターズを彷彿とさせるサウンド。洗練されたカーペンターズみたいで好き。

親しみ易いポップサウンドは70年代の代表選手でしょ。

ダリルのキーボード、鍵盤プレイも聴きどころ。

シングルカットされた「愛の証」が全米No.1に♪

「ハッピー・トゥギャザー」「小さな愛」などのシングル・ヒットも収録した

1979年のビッグヒットを記録した「Make Your Move」から♪まさに2人の愛の証♪

 

 

 

 

M2>   My Love  /     ポール・マッカートニー&ウィングス

 

永遠の名曲♪「マイ・ラヴ」♪

この「マイ・ラヴ」を収録した『ポール・マッカートニー&ウィングス』の

1973年の作品『レッド・ローズ・スピードウェイ』!

73年以降、色んな形でリリースされてはいますが、

「マイ・ラヴ」「ビッグ・バーン・ベッド」

「シングル・ビジョン」等の曲が並ぶ怪作。

この頃のポールはどこに行きたかったのか・・・。

しかし、この時代にも感動を与えてくれるって一体なんだろう。

最大の聴きどころは激甘チューンのやはりこの曲「My Love」でしょう。

マッカートニー夫人「リンダ」への魅力をテーマにした、柔らかな名バラード。

ウイングスの2作目となるこの

『レッド・ローズ・スピードウェイ』また涙が出そうになるやないかい!

HI!心呼吸 11月1日(金)

M1>  If Ever A Love There Was (愛さえあれば) /   FOUR TOPS(フォートップ)

 

11月に突入!今年も2ヶ月ですよ♪11月もどうぞよろしくお願いします♪

さて今月はこんな曲からスタートです!

1950年代。デトロイトの高校の仲間で結成された『FOUR TOPS』

1960年代のモータウンで「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア」「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」などのヒットを連発!モータウン黄金期のヒット曲たちがお馴染みでしょうか♪今日は1988年のアルバム

「Indestructible:インデストラクティブル(邦題:不滅の絆)」

ソウル・ファンの僕には一聴しただけでお気に入り♪

1988年サウンドがびっしり。その中でも3曲目のこの曲

「If Ever A Love There Was (邦題:愛さえあれば)」

Aretha Franklin をデュエット相手に迎え、Kenny G がサックスで色をつけるという、この豪華さ。哀愁感漂う切ない曲は11月のスターにピッタリでは♪

 

 

 

 

M2>    He’s The Boy  /   アレサ・フランクリン

 

先ほどの『If Ever A Love There Was』♪も収録しています♪

今週の締めくくり。11月のスタートに彼女の声を聴きながら♪

1989年のアルバム『Through The Storm』

このアルバムはそれまでは考えられない様なデュエットやコラボレーションが実現した1枚でもあるんです。オープニングはアレサとジェームス・ブラウンのデュエットで♪とか。

先ほどのフォートップスとの「If Ever A Love There Was」だったり。

その他にもホイットニーの曲としてはあまり顧みられることのなかったアレサとのデュエット「It Isn’t, It Wasn’t, It Ain’t Never Gonna Be」、エルトン・ジョンとのデュエット「Through the Storm」が収録されるなどバラエティ豊かな名盤です♪

このアルバムで発見できる名曲たちも多いはず♪

今日は個人的にお気に入りの1曲を♪ブルージー♪夜のお供にも♪

「He’s The Boy」ムーディでスムージー♪今月もよろしくお願いします♪

HI!心呼吸 10月31日(木)

M1>   ユー・アー・マイ・サンシャイン /   ノーマン・ブレイク

 

10月の締めくくりには、こんなフォーキーなサウンドで♪

ジョージ・クルーニー主演、コーエン兄弟監督・脚本の映画

2001年の映画『オー・ブラザー!』(原題:O Brother, Where Art Thou?)

のサウンドトラック。

映画の舞台となっているのが1930年代のアメリカ南部。

カントリー、ブルーグラス、フォーク、ブルース、ゴスペル・・・

アメリカン・ルーツミュージックがたっぷりと堪能できるサントラの枠を超えた、

味わい深いサントラ♪

ジョン・ハートフォード、エミルー・ハリス、ラルフ・スタンリーなど。

アメリカン・ルーツミュージックを代表する新旧のアーティストが参加しているのも楽しみの一つ。まさにアメリカ音楽のルーツともいうべき曲達が並ぶさまは圧巻♪

『ノーマン・ブレイク』がこの1曲を歌っています。なんだか涙が出る。

シンプルなメロディに彼の味わい深い歌声・・・ホッとするね♪

 

 

 

 

M2>   IS THAT SO   /     トニー・ライス・ユニット

 

「ブルーグラス界の名ギタリスト」『トニー・ライス』

トニー・ライスが1980年に発表したアルバム「マー・ウェスト」から。

ヴァイオリン、ベース、マンドリン。

それまでのサウンドと全く違ったアプローチとして、「スペース・グラス」と称してアコースティック・フュージョン・バンドを組んだのが『トニーライス・ユニット』

スウィンギーでアコースティックな、インストの名盤。

ブルーグラスの古典的なイメージを変える、オリジナリティに溢れた作品。

ジャズとブルーグラスがブレンドされたような心地いいメロディ。

それぞれの名手たちと奏でる見事なサウンドでリラックス♪

ね?心地いいでしょ?キャンプで聴いたらオシャレじゃないですか?

10月もありがとうございました♪

HI!心呼吸 10月30日(水)

M1>  all at once   /    ホイットニー・ヒューストン

 

ふと、この曲を思い出すときがあります。

口ずさんでいることがあります。

2012年に急逝したディーヴァ『ホイットニー・ヒューストン』

彼女の記念すべきファースト・アルバムがこの1985年

『そよ風の贈りもの』

ちなみにこの白い水着のジャケットは日本のオリジナルのもの。

NYでティーン・モデルとして活躍していたところ、

伝説のプロデューサー「クライヴ・デイヴィス」に見出されデビュー。

シングル・カットされた曲達が連続して全米No.1を獲得。

そんな作品がデビュー作品・・・

改めてどれほど素晴らしい作品だったのかを実感します。

今年の秋はじっくりと名盤を聞き返す季節になりそうです♪

 

 

 

 

M2> ラヴ・フェル・オン・ミー (日本盤ボーナス・トラック) / シャンテ・ムーア

 

1992年にアルバム『プレシャス』でデビュー。

夫のケニー・ラティモアとの夫婦デュオでの活動が多かった「シャンテ・ムーア」

ソロ名義としてリリースした2008年の作品『Love the Woman』から♪

テーマは「LOVE」

ソフトでスムースな大人のR&Bソングをたっぷりと聴かせてくれます。

今から10年以上も前の曲達ですが、

どこか90年代前半の雰囲気が残っている感じ。

歌の実力&知名度の高さはバツグン。錚々たるプロデューサー陣が彼女のカムバックを祝福しているようなハッピーな1枚。

夜のドライブでも聴きたい感じのしっとりバラード♪

今日は日本盤のボーナストラックの1曲。

ラヴ・フェル・オン・ミー♪をシットリとどうぞ♪