HI!心呼吸 9月04日(火)

M1>    From Season To Season  /    ルイ・フィリップ

 

この浮遊感はどこか懐かしい。

なぜだか澄んだ空気感を感じるには僕だけでしょうか?

さてまずこのアルバムは『ルイ・フィリップ』名義になっていますが、

実は「ルイ・フィリップ」がソロデビューする前に組んでいた

「アルカディアンズ」というバンドが1985年にリリースした唯一のアルバムに、

少し彼の曲をプラスして「ルイ・フィリップ」名義にしてリリースされたアルバムという事は書いておきます。『レッツ・プリテンド・ザ・アルカ』

初期のビーチボーイズを意識した明るいグループをやっていたルイ。

次に結成したこのアルカディアンズ。

前のグループとは正反対の弱弱しい音。

静かで繊細なリリカルな音楽。

特に盛り上がりのないアルバムですが、ただ無性に聞きたくなってしまう不思議な1枚。

いつだったか、「コーネリアス」こと「小山田」氏が、このアルバムについて、クリスマスになるといつも聴きたくなる、みたいな記事を読んだことがある。

季節が進むと聴きたくなる。共感します♪僕は冬よりも秋なんですよね。

ルイのソプラノボイスはセンチメンタルにさせるのかも♪

 

 

M2>   A Love Like This  /   ダン・フォーゲルバーグ

 

「Longer」「Same Old Lang Syne」、「Hard to Say」などのヒットソングで知られる

『ダン・フォーゲルバーグ』

70年代、80年代にヒットを重ねた彼の1993年にリリースされた大好きなアルバム

「River of Souls」

こんな充実した作品を90年代にリリースしていたんですよね。

これは嬉しい驚き!

それもヒット曲のイメージを払拭させるような大人の色気ばっちりの

「ダン」がそこにはいるんです。

明るめの曲がアルバム全体を覆います。

しかしムーディーなAORサウンド。

さり気なく顔を出す昔の爽やかさ。

力みもなくてメロディを楽しんでいるダンに引き込まれます。

ケルティック、カントリー、アフリカン、まるで世界を旅する様な

楽しくなってしまう楽曲が並びます♪

どうぞお好きな曲を探してみて下さい♪個人的にはベストな1枚です♪