【夏の赤城自然園で生き物探し】

こんにちは! FM GUNMAの揚妻です!
今回の自然と遊ぼう!は、
8月にネッツトヨタ群馬が赤城自然園で行う
昆虫観察会についてについてお送りしました!

この昆虫観察会は、今年初めて開催!

『 昆虫観察会 』

●赤城自然園にある、一般の人には公開していない未公開のエリアで行う!
⇒赤城自然園は、赤城山の西麓にあって、春はツツジやシャクナゲ、
夏はレンゲショウマをはじめとするさまざまな草花が咲き乱れ、
秋はカエデやブナの紅葉が美しい、四季を通して楽しめる自然園。
広さは全部で120ヘクタールで、
その中で、公開しているのは、実はそのうちの半分の60ヘクタール
*整備は、されているので、気持ちの良い森のなかで虫取りが出来ます!

虫取りあみをもっての虫取りを経験したことがないお子さんも、
沢山いると思います。
この機会に、子供たちに経験させるのもいいのではないでしょうか!

ぜひぜひ、自然と遊びましょう!!^^

【ヤリタナゴの保護プロジェクト】

こんにちは! FM GUNMAの揚妻です!
今回の自然と遊ぼう!は、
6月に行われた
『ヤリタナゴの保護プロジェクト』についてお送りしました。

●『ヤリタナゴの保護プロジェクト』
⇒去年も行われたもの。
⇒今年は藤岡市にあるチノーという会社のビオトープで
6月26日に行われました!

●藤岡市の天然記念物に指定されているヤリタナゴの生息地である
岡之郷用水が、現在 公共工事で改修中のため、
今年は場所を移して行われました。

イベント当日は、県内外からおよそ110人の方が参加してくれました!

最初にビオトープを見学して その後、参加者全員で草取り作業をしました。
少し暑かったんですが、梅雨の中休みで雨も降らず
まずまずのコンディションの中、
30分ほどで大きなゴミ袋10個以上の草を駆除することができました。

0704 ヤリタナゴ3

0704 ヤリタナゴ4

0704 ヤリタナゴ1 

※改めて『ヤリタナゴ』についてのおさらい・・・

0704 ヤリタナゴ2

⇒ヤリタナゴは、コイ科の淡水魚で、
体長は7、8センチほどあります。
タナゴの仲間としては割と大きい方で、
県内では、藤岡市の岡之郷用水でしか見られない、
とても貴重な魚!
藤岡市の「天然記念物」に指定されていて、
群馬県では絶滅危惧種にもなっているんですね・・!

貴重なヤリタナゴや絶滅の危機にある動植物を
実際に自分の目で見て勉強するいい機会となったようです。
こういった活動に参加することで
より一層 自然や動植物に愛着が湧くかもしれません。

★ちなみに!!このイベントは、秋にも予定されています!

●上毛新聞社が主催、ヤリタナゴを守る会、
ヤリタナゴ調査会、やりたなごの会の協力で実施。

●トヨタアクアソーシャルフェスの一環として行っていて、
次回は10月の開催予定。
毛新聞紙上で参加者募集の告知をしますので、
興味のある方はぜひ参加して、
絶滅の危機に瀕しているヤリタナゴについて
学んでもらえればと思います!

ぜひぜひ、皆さんも、自然と遊びましょう!!^^

花の島 佐渡島について

こんにちは。 揚妻由璃子です。
自然と遊ぼう!今回は、花の島 佐渡島について
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんにお話しを伺いました。

緑のインタープリター会では、
年に1回、研修旅行でいろんなところに行っているということで、
今年は花の島・佐渡島行きを計画して、
レンタカーを借りてメンバー10人で、
石和天然杉とアオネバ渓谷からドンデン山を回ったそうです。

大佐渡石名天然杉は
標高およそ900メートルの県有林内にあるんですが、
年間と通じて雲や霧が発生しやすく、
冬は積雪も多く季節風も強いため、
スギの生育には非常に厳しい環境。

石名天然杉の遊歩道
佐渡1

そのため特異な形をしたスギが多く残っていて、
中には300年を超える樹齢のものもあると言われていますが、
枝振りが象牙のような「象牙杉」、

数本のスギが寄り添うように立つ「家族杉」など、
特徴的な形のスギには名前が付けられていて、
見ていて飽きないそうなんです!

象牙杉
佐渡2

想像力を膨らませて、自分で名前を付けてみるなんていうこともしたら
きっと楽しいと思いますよ。
遊歩道もしっかり整備されていて、
ゆっくり回っても1時間くらいで回れるそうなので、
初心者の方でも安心ですね。

大野亀のトビシマカンゾウ
佐渡3

シラネアオイ
佐渡5

今回の研修旅行で特に印象的だったことを、木暮さんは、
『当初行く予定ではなかったんですが、
おまけで行った大野亀のトビシマカンゾウが、
その景観と相まって
「見事」という言葉しか出てこない素晴らしさでした!』
と話してくれました。

このように、花の島佐渡島は、花と海などの風景が楽しめます!!
フラワートレッキングが趣味という方には、
佐渡島もお勧めだということですよ^^

「川に住む、水生昆虫」

こんにちは!揚妻由璃子です。
『自然と遊ぼう!!』
6月13日は、「川に住む、水生昆虫」について
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんに伺いました。

5月14日に、木暮さんは、
桐生市梅田町ある野外活動センターで親子を対象に
桐生川の水生昆虫を探したり、
野山の昆虫や植物を観察するイベントの
お手伝いに行ったということで、
その時のお話を伺いました。

野外活動センターは、
桐生川の上流に桐生川ダム(梅田湖)の上流にあります。
清流というのはこういう川のことをいうんだと思えるくらい
澄んだ水が気持ちいい川!!

野外活動センターでは毎年、
5月半ばにこの観察会を実施しています。
水が冷たいこの時期だと、
羽化する前の幼虫が一番観察しやすいそうなんです。

当日は、桐生市内外からおよそ30人の親子が参加しました。

桐生川に入って水生昆虫を取っているところ
水生昆虫1

桐生自然観察の森のレンジャーから網と刷毛を使ってどうやってとるのか、
採り方を教わりながら、1時間ほど虫取りに挑戦したのですが、
この時代、自分で水生昆虫を捕まえることなんてほとんどありませんから、
こどもだけでなく、お父さんお母さんも真剣な表情で虫を探していたそうです。

ヘビトンボの幼虫
水生昆虫2

ヘビトンボが岸辺の石にもぐって蛹化(ようか)するところ
水生昆虫3

おまけ・・・運よくオオミズアオ(蛾だけどきれい)の
羽化するところが見られました。
水生昆虫4

グランピングについて

こんにちは!揚妻由璃子です。
今回は、最近注目の「グランピング」について
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんに伺いました。

グランピングは、「魅惑的」を意味するグラマラスと、
キャンピングを掛け合わせた造語で、
ホテル並みの設備やサービスを利用しながら、
自然の中で快適に滞在できることをイメージしています。

テントやタープは予めセットしてあって、
バーベキューなど食事の用意もしてあります。
そして、テントの中にはベッドのほか、
ソファーなどもセットされていて、
家族4人がゆったりくつろげる空間があるなど、
自然を楽しみながら、快適なキャンプが楽しめますよ!

いざキャンプを始めるとなると、
テントはもちろん、寝袋やらランタンなど、
設備投資にお金がかかるし、
どんなものをどれくらい買いそろえたらいいかなど、
わからないことも多いですよね。

キャンプの経験があまりない方は、
このグランピングを経験してみるというのも一つの手かもしれません!

木暮さんは、3月に栃木県内にできたキャンプ場に行ってきたそうです。
そこでは、お風呂は歩いて5分程度のところにある
リゾートホテルの大浴場が利用できたり、
朝食もホテルのレストランで食べることができるそうなんです。

俯瞰風景 家族様子 オードブル テント にく 夜俯瞰

また、そういった施設の一方で、
そのキャンプ場は周辺に明かりがなく、
星空も楽しめたりと自然も満喫できます。

このようなグランピングで
アウトドアとリゾート気分を味わうのもいいかと思います。
皆さんも、チェックしてみてはいかがでしょうか!^^

『ヤリタナゴ保護プロジェクト』

こんにちは!揚妻由璃子です。
きょうは 来月行われる『ヤリタナゴの保護プロジェクト』について、
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんに伺いました。

昨年も『ヤリタナゴ保護プロジェクト』について
お話ししていただきましたが
今年は6月に同様のイベントが行われます!

昨年は「ヤリタナゴの里をきれいにしよう」ということで
6月と9月の2回 藤岡市の岡之郷用水で行われました。

これは、トヨタアクアソーシャルフェスの
一環として行っている環境保全活動で、
上毛新聞社が主催、ヤリタナゴを守る会、
ヤリタナゴ調査会、やりたなごの会の協力で実施されました。

2回ともおよそ100人の方が参加して
絶滅の危機に瀕しているヤリタナゴについて学びました。

去年の様子↓
ヤリタナゴ 木暮さん

今回は、場所を藤岡市のチノーという会社のビオトープを使って行います。
というのも、岡之郷用水は、公共工事の関係で現在改修中のため、
同じ場所では観察会が出来ないんです。

タリタナゴはチノーのビオトープに緊急避難しているので、
今回はそこで観察会を実施します。

ここで、あらためて、
ヤリタナゴについて、おさらいしたいと思います!!

ヤリタナゴ↓
ヤリタナゴ 7月6日

★ヤリタナゴは、コイ科の淡水魚で、体長は7、8センチほどの小さな魚

⇒県内では、藤岡市の岡之郷用水でしか見られない、とても貴重な魚!!

★藤岡市の「天然記念物」にも指定されていて、
群馬県では絶滅危惧種にもなっている。

⇒最近、吉岡町の小川で見つかったというニュースがありましたが、
誰かが放流した可能性もあって、そこが生息地であるかどうかは、
正確にはわからないということです。

★ヤリタナゴは、マツカサガイという二枚貝の中に産卵する。
そのマツカサガイも準絶滅種。

⇒ヤリタナゴはマツカサガイがいないと生活ができません。
さらに、マツカサガイの幼生(赤ちゃん)は
ホトケドジョウなどの魚のエラに寄生する・・・。
そういった魚がいないとマツカサガイも生活できない。
生き物は全てつながっているということなんですね。

そんな貴重なヤリタナゴを守る、『ヤリタナゴ保護プロジェクト』
参加申し込みは、上毛新聞社「アクアソーシャルフェス」係にからお願いします。

★アクアソーシャルフェス 申込みページ
http://aquafes.jp/projects/211/

*募集は100人で 6月10日が締め切りです。
 応募者多数の場合は抽選となる場合があります。

*場所:藤岡市森1番地の「チノー」
*日時:2016年6月26日(日)9:00~12:30
    (受付:8:30~)

貴重なヤリタナゴを実際に自分の目で見て勉強するいい機会です。
こういった活動に参加することで
より一層 自然や動植物に愛着が湧くかもしれません^^

興味のある方は是非♪

春の花めぐり 第2弾!

こんにちは!エフエム群馬の揚妻由璃子です。

今回は、前回に引き続き、
春の花めぐりということで
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮さんにお話をして頂きました。
春の花めぐり第2弾は、
お隣栃木県の「あしかがフラワーパーク」について
お話いただきました。

一番印象的だったのは、
なんといっても園のシンボルである「大フジ」だそう!
樹齢150年におよぶ、
1000㎡の大藤棚をはじめ、計4つの藤棚があります。

ライトアップされるとこんな感じ!
また昼間と違った雰囲気ですよね。↓

藤ライトアップ

フジのトンネルはまるで、
シャワーを浴びているかのような
不思議な感覚だったということですよ!↓

白藤

藤のシーズンは終ってしまいますが、
これからはバラが見ごろをむかえているということです。

木暮さんは、県内でも桐生の山、鳴神山にも行き、
そこにしかない、「カッコソウ」も楽しんだということです。

カッコソウアップ

皆さんも来年はぜひ、足を運んでみてください^^♪

春の花めぐり 第1弾!

こんにちは!揚妻由璃子です。
今回は、春の花めぐりと題してお送りしました。

木暮さんが、茨城県にある、
「ひたち海浜公園」と、
栃木県の
「あしかがフラワーパーク」行ってきたということで、
そのお話をして頂きました!!

まずは、ひたち海浜公園について!

なんといってもオススメはネモフィラ!!
みはらしの丘一面が青く染まり、
「青の絶景」「空と繋がる丘」として、
様々なメディアにも取り上げられています。

根もフォら

ひたち海浜公園 

ひたちなか市にあり、
群馬県からでも北関東道で、
2時間ちょっとで行くことができます^^

そして、そんなネモフィラだけでなく、
チューリップもオススメだそうです。
園内には、260品種、27万本もあるんです。

チューリップ

そんなキレイなお花が魅力的なひたち海浜公園ですが、
違った面もあるんです。
かつては、日本軍水戸東飛行場であり、
終戦後は米軍により、射撃場として使われていました。
その後、地元住民の方を中心とした返還運動により、
昭和48年3月に日本に返還されました。

そして、平和の象徴として公園を整備したいという思いから、
「国営ひたち海浜公園」が誕生することになりました。

園内にある、
「記念の森レストハウス」に併設された歴史ギャラリーには、
処理された不発弾なども展示されていて、
過去の歴史の上に今この平和がある・・
ということも実感する子が出来ます。

ぜひ、皆さんも、きれいなお花と一緒に、
平和について考えてみるのも
いいかもしれません。

そして次回は、春の花めぐり第2弾として、
栃木県足利市の
「あしかがフラワーパーク」についてお伝えします。

金丸の森でのイベント♪

こんにちは!揚妻由璃子です。
今回も引き続き、
前橋市金丸町にある
『金丸の森』で行われるイベントについてお送りしました!

『金丸の森』では毎年 
イベントが開催されています。
これまでに「植樹祭」をはじめ「森のクッキング」や
「音楽会」などを実施してきました。

私自身も何回か参加させていただきましたが、
 自然の中の活動ですので、皆さん気持ちよさそうに
 参加されていましたね~。

昨年は、植樹祭をした後、音楽会を開催して、
多くの方に楽しんでいただきました。

植樹祭では、今横浜ベイスターズの監督をしている
“ラミちゃん”こと、ラミレスさんが、
群馬ダイヤモンドペガサスの選手らと参加して、
一般の参加者と一緒に植樹活動をしていただきました。
天気にも恵まれて本当に気持ちがよかったです!!
    
今年のイベントは、5月22日(日)に
『植樹祭と森の音楽会』が開催されます。
参加申込みの 締め切りは5月14日です。

自然と親しむきっかけにもなりますよ^^♪

金丸の森 植樹などについて

こんにちは! 揚妻由璃子です。
今回は、前橋市金丸町にある『金丸の森』にいって
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんに
「金丸の森」についてお話を伺いました。

金丸の森はこの番組でも紹介する機会が多い場所ですが
2008年から植樹を継続的に行ってきています。
毎年春に一般の方にも参加していただいて植樹祭を開いてきました。
1回に植える本数は1000本 
これまでに5000本以上の木を植えてきました。

「ネッツトヨタ群馬」が、
創立40周年の節目の2008年に
「自然を守り、緑あふれる森林を再生したい」ということで
赤城山のこの場所で植林活動を開始しました。

もともとアカマツ林だったところですが、
松枯れ被害にあって、
アズマネザサが繁茂する荒れた山でした。

2007年から枯れたアカマツを伐採し、
アズマネザサを刈って地拵えをしたり、
マウンドを作ったりして準備をして、
これまでに、植樹祭を6回開催、
植えた樹木の種類およそ40種です。

そのように、植えられた木々も順調に育ち、
植樹と手入れの成果もでてきていて、
森が整備されたことで 
動植物にも変化が出てきているそうなんです!

このように、植樹祭をはじめ、
親子で楽しめるイベントを随時開催して 
森に親しんでもらっています!

来週はそんな、「金丸の森のイベント」を中心に教えていただきたいと思います。