桜に被害が!? 外来生物 クビアカツヤカミキリについて

こんにちは!エフエム群馬の揚妻由璃子です。

今回は、桜の木を枯らしてしまう恐れがある、
クビアカツヤカミキリについて、
群馬県緑のインタープリター会会長、
木暮幸弘さんにお話を伺いました。

全国的にも被害は拡大傾向にあるそうで、
県内では、東毛地域を中心に被害が発見されています。

この被害は、クビアカツヤカミキリの幼虫が
木の幹の中に入って、食い荒らしてしまいます。
それが進むと、木が枯れたり、
倒木の恐れもあるというものなんです。

↓クビアカツヤカミキリはこちら

このクビアカツヤカミキリは、
中国からきた外来種。

特定外来生物にも指定されていて、
発見したら、捕殺することになっています。

もし見つけたら、
その最寄の市町村担当課に知らせてほしいとの事です。

こちらは、対策として青いネットを巻いて、
木の中にいるクビアカツヤカミキリが外に出ないように
しているものです。↓

珍しいムシだからといって、
捕まえて、持って帰ってはいけません。

きれいな桜が見られなくなってしまうのは、
悲しいことですし、
外来生物がいることで
その地域の生態系が崩れてしまう恐れもあります。

このような外来生物の話題も、
身近な問題として、気にかけてほしいと思います。