スノーシューを楽しもう!実践篇

こんにちは! エフエム群馬の揚妻由璃子です。
今日の自然と遊ぼう!は、
「スノーシューを楽しもう!実践篇」をお送りしました。

2月11日(木)に、
実際にスノーシューハイキングに行ってきました!

コースは、
赤城山 小沼駐車場~長七郎山~小沼~小沼駐車場
という周回コース。
長七郎山は、赤城山系の山で、
火山湖である小沼の東側に位置する山です。

当日は、雲ひとつない、青空!!
富士山も見えたんです!!^^

ふじさん

スノーシューで山頂まで上って・・・
山頂からの景色は最高でした!

山頂 3人

アゲツマ

木暮さんと

小沼の上も歩きましたよ!

小沼 アゲツマ

ふわふわの新雪を、
ぎゅっぎゅっと踏み固めながら歩くのは、
とても気持ちが良くて、
普段出来ない楽しい体験でした!!

このように、とても楽しいスノーシューハイキング!
安全に楽しむために、

■経験者と一緒にいくこと
■雪庇 など、危険なところには行かないこと
■準備・装備はしっかりとすること

など、心構えも必要です。

ぜひ、準備や心構えをしっかりして、
安全に冬の自然を楽しみましょう!!^^♪

スノーシューを楽しむ!準備篇

こんにちは!揚妻由璃子です。
今日の自然と遊ぼう!は、
「スノーシューを楽しむ!準備篇」をお送りしました!

私は、去年初めてスノーシューを体験しました。
木暮さんに案内していただき、
赤城山の大沼周辺で楽しみましたよ。
この番組でもお伝えしましたが、
天気も良くてすごく気持ちがよかったことを覚えています!^^

前回は、とりあえず体験してもらうということで、
ほんの1時間ほど 雪と氷の上を歩きましたが、
今回はもう少し距離と時間をのばし、
スノーハイキングをするためにはどうしたらいいかを、
木暮さんにお話いただきました。

スノーシューは、いわゆる西洋かんじき。
雪の上を気持ちよく歩くことができる
とても便利な道具です。

雪の上を歩く感覚は、
自分が動物になったような気持ちに
させてくれるかもしれないですね。
足跡をたどっていけば
動物に会えるかもしれないというワクワク感もあります。

さて、ではそのスノーシュー、
どのように選んだらいいのか?
スノーシューは平地・緩斜面用のものと
登山用のものがあります。
どちらを選ぶかは、一度体験ツアーなどに参加して
レンタルのものを使ってみることをお勧めします。

次に、必要なもの

■くつ:足首が隠れる登山靴(雪がしみてこないように防水のもの)
*長靴は足がきちんと固定しないのでNG

■ポール:スキーのストックでも大丈夫です!
*平坦なところを歩く場合はなくても問題はないんですが、
斜度のある場所を歩く場合はポールを用いないとうまく登れません。
あった方がベター。

■ウエア:スキーウエアでOK!
*防寒対策として、帽子、手袋、ゴーグルも必要です!

■リュック:登山用のもの

■食糧:ご飯以外!サンドイッチやパンなどがおすすめです。
*お昼ご飯というとおにぎりを思い浮かべる方が多いと思いますが、
おにぎりはだめなんです。
暖かい場合はいいんですが、山の気温は低いので
水分の多いおにぎりは凍ってしまう恐れがありますので注意。

■その他:*靴の中に雪が入らないようスパッツ(登山用)があると◎
*インナー(下着はポリエステルやアクリルなど
化繊が含まれている速乾性のある素材がいい。
綿100%は汗をかいた時冷えてしまうのでNG)
*行動食(飴やチョコレート、クエン酸など)
*飲み物(水、ポットがあれば熱い飲み物)
*地図
*コンパス
*携帯電話  など

これで準備は完了です!
来週は、実際にスノーシューハイキングに行った様子を
お送りしますよ!! お楽しみに^^♪

かくれんぼが上手な虫たち

こんにちは!エフエム群馬の揚妻由璃子です!
今回の自然と遊ぼうは、
「かくれんぼが上手な虫たち」と題して
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんにお話を伺いました。

早速ですが、どこかに虫が隠れています!
みなさん分かりますか?

①スカシカギバの幼虫

スカシカギバの幼虫です!
葉っぱについている、
鳥のフンのように見えてしまうこれ・・。
これが隠れている虫なんです!

②オオアヤシャクの幼虫

オオアヤシャクの幼虫
枝の先についている、冬芽みたいですよね!

これは分かりますか?^^

③キノカワガの成虫

キノカワガの成虫
私は、ぱっと見わかりませんでした・・。

昆虫は、種類によってさまざまな方法で冬越しをしています。
卵、幼虫、さなぎ、成虫・・・
外敵の鳥に見つからないように、
鳥のフンになりすましたり(擬態したり)、
じっと寒さに耐えながら
周りの環境に溶け込むようにして姿を隠しています。

冬は、昆虫があまり動かないので
じっくり観察できるというメリットがあるんです。

探すのに時間は多少かかるかもしれませんが、
寒さ対策をしっかりして、見つけて楽しんでほしいと思います!

ちなみに、これらの写真はすべて桐生市にある
「ぐんま昆虫の森」で撮影したもの。

昆虫の森では、毎週土日に
「里山歩き」という園内観察会を実施していて、
ボランティアの方と一緒に冬越しの虫探しができます^^
時間は午前11時からでその前に受け付けが必要です。

どんなところに潜んでいるか、
かくれんぼ感覚で楽しんでもらえれば嬉しいです♪

竹細工体験のイベント

こんにちは。 揚妻由璃子です。
今日の自然と遊ぼうは、1月10日に「桐生自然観察の森」で行われた
『竹細工体験のイベント』についてお送りしました。

先月1月10日に、「桐生自然観察の森」で
竹細工を体験する催しが行われました。

皆さん、真剣に作業しています。

竹細工 様子

竹細工 様子2

出来上がった作品!

竹細工

竹細工の後は、
もちつきも大会も行われました^^

お正月らしい体験が出来て皆さんとても楽しそうでしたよ♪

雑木林の楽しみ方②

こんにちは 揚妻由璃子です。
今日の自然と遊ぼう!は、
雑木林の楽しみ方についてお送りしました。

冬は、昆虫がたくさんいるわけでもないし、
植物の変化もなくて、
自然観察といっても
一見つまらない季節と思う方も多いと思いますが、
花や葉っぱがない植物でも
よく見るととても面白い表情を持っているんです!

注目してほしいのは、冬芽(ふゆめ)と葉痕(ようこん)!

「冬芽」は実は晩夏から秋に形成され、
休眠・越冬して、春に
伸びて葉や花になる芽のことをいいます。

「冬芽(ふゆめ)」=とうが とも言われますが、
この季節の樹木の芽と、
「葉痕」=はっぱが落ちたあとの枝に残った形 に
注目してみると面白いんです!!

この日見つけたのは、

トチノキ:水あめのようなベトベトのコーティング!
コブシ:毛皮のコート!ふわふわして気持ちが良かったです^^
オニグルミ:葉痕の形が特徴的
マルバアオダモ:冬芽がウルトラマンの顔に見える!

などです!

その中でも注目してほしいのがこちら!
★オニグルミ:枝の先や途中に膨らんでいるところがあります。
特徴的なのは、葉痕! 何かの顔に見えませんか?

左がオニグルミ(ひつじの顔に見えませんか?)
右がヤマウルシ(さるの顔にみえる・・かも!)

オニぐるみ

木の種類によって コートをまとっていたり、
コーティングしていたり、
大きいものがあったり
小さいものがあったり 鱗があったり、裸であったり・・・
冬芽もいろいろありますが、
葉痕の形も表情が豊かです。

柔らかな日差しの中、
落ち葉を踏んで歩く冬の雑木林は、
何ともいえず気持ちいいものです。

おもしろい冬芽や葉痕を見つけて、
「私の選ぶ冬芽1位」とか「私の選ぶ葉痕1位」など、
ゲーム感覚で楽しんでみてもいいかも知れませんね!

みなさんも冬の雑木林、散策してみてはいかがでしょうか!