地球カレンダー

こんにちは! エフエム群馬の揚妻です。
今年最後の自然と遊ぼう!は
「地球カレンダー」について、
群馬県緑のインタープリター会会長 
木暮幸弘さんに伺いました!

「地球カレンダー」って皆さんご存じですか?^^
私は初めて知ったのですが、
地球が誕生してから、
今日までの46億年の歴史を1年のカレンダーに
ぎゅっと凝縮したものなんです。
46億年を1年で表すということですね!

地球カレンダーの元旦の
午前0時に地球が誕生!
誕生したばかりの地球は、
マグマと水蒸気の草に覆われた生命のない星でした。

その後、2月はじめになると、
表面のマグマが冷めて、
大気が冷やされると、
水蒸気は雨になり、海を作りました。

そして3月21日、
その海の中で最初の生物体が生まれます。
それよりも高度な多細胞生物が登場したのは
、半年後、9月27日です。

その後、恐竜が全盛期を迎えるのが、
12月25日。
絶滅するのが、26日午後8時17分。
そして、私たち人類の祖先が誕生したのが、
大晦日、12月31日午後2時30分なんです。

つまり、人類の時台は、
「地球カレンダー」の1年のうち、
たったの10時間弱にしか
過ぎないということなんですね・・!

そして、私たちが生きている近代文明は、
1年の地球カレンダーの最後のたった2秒間!

そんな、地球の誕生からの時間からするとたった2秒の間に、
私たち人間が、環境破壊を引き起こしています。

そのことを自覚して、
電気をこまめに消すことを心がけたり、
水を無駄遣いしないようにしたりと、
普段から環境のことを考えることが大切だと思いましたね。

皆さんも、
この「地球カレンダー」をきっかけに、
地球のこと、自然のことを、
すこし考えて頂けると嬉しいです!

では、今年も1年ありがとうございました!
良いお年を!^^

竹林整備について

こんにちは!揚妻由璃子です。

今回の自然と遊ぼう!は、
「竹林整備」についてご紹介します。
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんに伺いました。

今、全国的に問題になっているのが、里山の荒廃です。

昔から里山は適度に人間が介入し管理してきて、
それによって動植物が増えて、
豊かな生態系を維持してきました。

ところが、昭和30年代から40年代にかけて、
日本が高度成長期に突入し始めると、
里山を活用しなくても済む便利な道具が次々に登場して、
里山の役割が徐々に薄れていきました。

同時に、竹林も手つかずで、
荒れ放題となりました。
プラスチック製品など、
竹に変わる便利な道具が出てきたということや、
高齢化が進んだこと、
それから地方から都市部に人口が流出しているということも
大きな要因といわれています。

また、放置された竹林は、
自分の身を守るために外へ外へとその根を広げていき、
元々あった林に入ったりして林全体を枯らしてしまったり、
住宅地にまで入って被害を与えてしまっているんです。

そこで、緑のインタープリター会では、
少しでも荒れた竹林をきれいにしようと
3年前から竹林整備をしています。

場所は、赤城山麓で
今年は11月28日、29日の2日間、竹林整備をしました。

具体的には、竹を切ってそれをチップにするという作業。
竹林は、間伐しても今度は
竹の処分が問題となるということで、
チッパーという機械を使って
切った竹を細かく粉砕します。

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粉砕した竹チップは、金丸の森に運び、
植樹する際、苗木の周りに敷いて雑草が繁茂しないようにする、
いわゆるマルチングとして活用するわけです。

竹林もきれいになり、チップを敷いて森の手入れをしたりと、
まさに一挙両得なんです!

竹は、せっかくある資源ですから、
有効に活用していきたいですよね。

正月飾りつくり 体験

こんにちは!揚妻由璃子です。

今回は、お正月に欠かすことのできない
「正月飾りつくり」を体験できるイベントについて
ぐんま県緑のインタープリター会会長
木暮幸弘さんにお話を伺いました。

桐生自然観察の森で12月20日(日)午前10時から
友の会主催の「正月飾りと芋煮会」が開催されます。

わらは前の日に水に浸してわら打ちをして柔らかくしておくので、
行けばすぐに縄作りができます。
縄はコツをつかめばそれほど難しいものでもありませんよ!

縄ができたらそれをクリスマスリースのように
わっかにして、そこに木の実、ダイダイなどを付ければ完成です。
松ぼっくりやドングリ、つるなども用意しておくので、
クリスマスリースを作ることもできます。

12時からは芋煮会もあります!

参加費は一般200円、友の会に入ると無料で参加できます。
友の会は年会費1000円。ご家族の方も無料で参加できます。

来年のお正月、1月10日には竹細工と餅つき会もありますので、
そちらも参加できます。

桐生自然観察の森
http://www.city.kiryu.gunma.jp/web/home.nsf/10721ebeb31f439e492568f9002e676c/660401d01d287d1a49256e5a000e5138/

自然の中で出来るゲーム その3!同じものをさがそう!

こんにちは 揚妻由璃子です。

今週の『自然と遊ぼう!!』は、
自然のものを使った誰でもできる遊びを
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんに
教えていただきました。

前の2週は、的と木の実などを使いながら遊ぶ、
ひっつきむしダーツ
くるみのカーリング でしたが、

今回は、
「同じものを探そう」というゲームです!

★準備するもの★
バンダナ2枚、
ビニール袋を人数分
落ちている葉っぱや小枝、木の実など自然のもの

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ルールとしてそのフィールドにあるものに限ります。
他のところからのものを持ち込むと、
生態系を崩すことにもなりかねませんので、
注意しましょう!

★遊び方★
バンダナ1枚の上に植物など自然界にあるものを5つ置き
もう一枚のバンダナをその上にかぶせて隠す。
参加者に1分間見せて5つのものを覚えてもらう。
1分経ったらまた隠す。
その1分に覚えたものを決められた範囲の中で
見つけていくというのです^^!

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植物など自然界にあるものをじっくり観察することで
特徴をしることができ
より、深く理解できるようになると思いますよ!