自然の中で出来るゲーム その2!くるみカーリング

こんにちは 揚妻由璃子です!

今回も前回に引きつづき、群馬の森で自然の中で出来るゲームを、
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんに教えてもらいましたよ!

前回は「引っつき虫ダーツ」でしたが、
今回は、2種類の形の違うクルミを使ってカーリング!

★準備するもの★
マジックなどでナンバリングしたクルミ10個(色分けする)
カーリングの的(無地の布、85cm四方に円を記入したもの)
テープ(的を固定する、クルミを投げる位置にラインを作る)

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★遊び方★
クルミを2~3個ずつ選ぶ。
順番を決めて1回目のクルミを投げる。
順番を逆にして2回目のクルミを投げる。
的に残ったクルミの得点で順位を決める。

ルールとして、必ずワンバウンドさせてから的に入れます。
的の外になってしまった場合は、0点となります。

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投げる力加減の調整が勝利のカギとなります!
これが意外と難しい・・

人数が多い場合は、チーム対抗も面白いですし、くるみでなくても、
森の中で丸い物を見つけて、代用するのもよいと思います。

みなさんも是非、やってみてください!

自然の中で出来るゲーム その1! ひっつきムシダーツ 

こんにちは 揚妻由璃子です!

今回は、群馬の森で自然の中で出来るゲームを、
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんに教えてもらいましたよ!

群馬の森は、高崎市にある県立の都市公園。
公園内には、群馬県立近代美術館や
群馬県立歴史博物館などの施設があります。
大規模に樹木を導入した
地域の気候風土文化を活かした自然豊かな公園となっています。
http://www.gunmori.info/

そんな自然の中で教えてもらったゲームは、
「ひっつき虫ダーツ」!!

ちょっと大きめのオオオナモミを投げて、
的にくっつけるんです!

★用意するもの★
オオオナモミ(人数に応じて。10個くらいあれば大丈夫)
ダーツの的(無地のタオル)大きさ60cm四方
テープ(オオオナモミを投げる位置にラインを作る)
※年齢や学年で投げる位置を変えるとより、楽しめます。

★遊び方★
ダーツの的にオオオナモミを投げて的にひっつかせる。
1人数回投げて、
引っ付いた場所の点数の合計が得点になる。
これだけ!

実際に木暮さんと一緒に体験させていただきました!
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オナモミが軽くて小さいので、
意外と自分の思っている方向に行かないんです!
難しくて、悔しいので、何回もチャレンジしてしまいました。

皆さんもぜひ、やってみてください!

桐生市『鳴神山』の登山道整備について

こんにちは!揚妻 由璃子です!
今週の自然とあそぼう!は、
桐生市にある『鳴神山』の登山道整備について
群馬県緑のインタープリター会会長の木暮幸弘さんにお話を伺いました。

木暮さんは、先月(10月)4日に
「鳴神山」の登山道整備に参加されたということで、
その時の様子などをお話いただきました。

『鳴神山』は
世界でここだけにしかない
「カッコソウ」の自生地があり、
毎年春になるとピンク色のその花を見ようと多くの人が訪れます。

かつては足の踏み場もないほど、沢山あったカッコソウも、
今はわずかしかのこっていない貴重な花となっています。

そんな「カッコソウ」を何とか守っていこうと
地元ボランティアの方たちが登山道や移植地を整備して
大切に保護しているのです。

今回の登山道整備は、
桐生市やみどり市、地元市民団体などが
みんなで協力して「カッコソウ」を守っていこうと
立ち上げた、「カッコソウ協議会」が
一般の人にも参加を呼びかけて行ったものです。

35人の参加者で、
100段分の階段を作ったそうですが、
てきぱきと役割分担をして、
50分ほどで完成したということです!

登山道整備 様子

こういった地道な作業をボランティアの方々が行っているからこそ、
気持ちよく登山ができると知ることも、大切ですよね!

『ヤリタナゴ保護プロジェクト』

こんにちは!FM GUNMA の揚妻由璃子です。
今日は、先月行われた
『ヤリタナゴの保護プロジェクト』についてお送りしました。

木暮さんは10月24日に行われた
『ヤリタナゴ保護プロジェクト』に
参加されたということで、その様子をお話いただきました。

6月に続いて今年2回目のイベントだったんですが、
前回同様、藤岡市の岡之郷用水で行われました。

当日は天気も良く、
ご家族で参加されている方が多かったので、
和気あいあいという感じで
とてもいい雰囲気だったということです。

活動の様子

ヤリタナゴは、コイ科の淡水魚で、
体長は7、8センチほどの小さな魚です。
県内では、藤岡市の岡之郷用水でしか見られない、
とても貴重な魚なんです。

ヤリタナゴ001

藤岡市の「天然記念物」にも指定されていて、
群馬県では絶滅危惧種にもなっています。

そんなヤリタナゴが棲みやすい環境をつくるため、
外来種のアメリカザリガニの駆除や用水路のゴミ拾いを行ったほか、
ヤリタナゴの産卵場所になる
マツカサガイの観察会を行ったということです。

観察会様子

参加した子どもたちはもちろん、大人の方も
夢中になって取り組んでいたということですよ!

木暮さんは、
「来年はどんな姿になっているのか、不安なんですが、
これからもみんなで力を合わせて、
保護活動に取り組んでいけたらと思います。」と
お話頂きました。

上野村『シオジの原生林』について

こんにちは!揚妻 由璃子です!
今週の自然とあそぼう!は、上野村にある『シオジの原生林』について
群馬県緑のインタープリター会会長の
木暮幸弘さんにお話いただきました。

シオジはモクセイ科トネリコ属の落葉樹。
岩がちな沢沿いに生育し、
直径1m高さ30m程度まで生育します。

神流川の上流 北沢渓谷沿いに歩いていくと、
途中、「トチノキ」や「キハダ」、「ヤマグワ」、
「イタヤカエデ」などの巨木が私たちを出迎かえてくれて、
その先に「シオジの原生林」にたどり着きます。
この上野村の「シオジの原生林」は国の天然記念物になっているんですよ。

シオジの原生林に到着するまで2時間半近く、
往復およそ6時間ぐらい歩きますので
山に登る時と同じ準備をおすすめしますとのことでした。

木暮さんは、収録の中で、
「天に向かってまっすぐ伸びた樹形は本当にきれいでした。
また、北沢渓谷は砂防ダムもなく 自然の美しさが残されたすばらしい沢でした。
「渓谷美」と「シオジの原生林」は
ぜひ皆さんに見て戴きたい「群馬の宝」と思います。」とお話してくださいました。

私も一度は見てみたいなとお話を聞いて思いました!
今回お話していただいた「シオジの原生林」は、
約250年前から切られていないということで、
自然の力強さを肌で感じることができるのではないでしょうか・・!!