95<><><>2009年1月1日<>小児科医アドバイス「インフルエンザ」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」・今泉友一先生のアドバイスです。
インフルエンザQ&A
流行状況
群馬県では去年の12月中旬頃から流行し始めました。流行のピークは1月下旬から2月中旬になりそうですが、5月ごろまで流行する年もあります。インフルエンザは非常に感染力が強いため、流行が始まると、あっという間に広い地域に広がり、赤ちゃんからお年寄りまでたくさんの人が感染してしまいます。
どんな症状
ふつうの風邪と違って、インフルエンザにかかると急に高熱が出て、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状がひどくなります。赤ちゃんは機嫌がとても悪くなり、ぐったりしてしまいます。発熱が3〜4日ほど続き、完治までに1週間くらいかかります。
赤ちゃんがかかると、肺炎や中耳炎などを起こして重症になることもあります。また、けいれんや意識障害が症状のインフルエンザ脳症を起こすと、重い後遺症が残ったり、最悪の場合は死亡することもあります。
予防接種をしていてもかかるのはなぜ?
インフルエンザの予防接種は、感染予防が目的ではなく、かかっても重症になるのを予防するのが目的です。ですから、予防接種を受けてもかかることはありますが、発症しても軽くすみます。また、ワクチンは、その年の流行を予測して作られるので、ワクチンと違うウイルスが流行すると、予防接種の効果が下がります。1歳未満の乳児では有効性がはっきりしていないので、かかりつけの小児科医によく相談して下さい。このように、現在のワクチンには限界があることをよく理解して受けて下さい。
抗ウイルス薬のタミフル
タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができる薬で、発症後48時間以内に服用すれば熱が早く下がり、症状を楽にすることができます。通常、1日2回3〜5日間服用します。1歳未満の赤ちゃんには、安全性が確立されていないので処方されません。1歳以上になると処方されることがありますが、10歳以上のお子さんでは、因果関係は不明ですが、タミフル服用後に転落事故などの異常行動を起こした例が報告されているため、原則的に使用禁止になっています。
タミフルを服用していなくても異常行動を起こすことがあるの?
インフルエンザウイルスに感染した場合、タミフルの発売開始以前でも異常行動を起こすことがあることが報告されていました。インフルエンザと診断され治療が開始された後は、タミフル服用の有無を問わず、異常行動が起きるおそれがあると考えられます。そのため、万が一の事故を防ぐために、インフルエンザと診断され治療が開始された後は、少なくとも2日間はお子さんが一人にならないように配慮してください。
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94<><><>2008年12月4日<>小児科医アドバイス「Hibワクチン」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」・今泉友一先生のアドバイスです。
インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンで乳幼児の細菌性髄膜炎が予防できます。長年待ち望んでいた、Hib(ヒブ)ワクチンが、12月中旬についに日本でも発売されます。
Hibって
Hibは子どもの髄膜炎を引き起こす細菌で、正式にはヘモフィルス・インフルエンザ菌b型ですが、略して「Hib(ヒブ)」と呼ばれています。Hibは冬に流行するインフルエンザの原因であるインフルエンザウイルスとは全く別のものです。
髄膜炎って
体の中で最も大切な脳や背骨の中を通る脊髄をつつんでいる膜を髄膜といいます。この髄膜に細菌やウイルスが感染して炎症が起こる病気が髄膜炎です。
髄膜炎には、細菌が原因の「細菌性髄膜炎」とウイルスなどが原因の「無菌性髄膜炎」があります。治療後の経過が悪く後遺症が残るため問題となるのが「細菌性髄膜炎」です。
「細菌性髄膜炎」の初期の症状は、発熱や嘔吐、不機嫌などで、風邪などの症状と似ているため、早期に診断するのはとても難しい病気です。
子どもの細菌性髄膜炎を起こす細菌はいくつもありますが、原因の半分以上を占めているのがHibです。
Hibによる細菌性髄膜炎
国内では年間500〜600人の子どもたちがHib髄膜炎にかかっていると推定されています。抗生物質による治療にもかかわらず、子どもたちのうち約5%が死亡し、約25%に知的障害や難聴、てんかんなどの後遺症が残っています。最近、抗生物質の効きにくい耐性菌が増えています。そのため、髄膜炎の治療がとても難しくなっています。
Hib 髄膜炎はワクチンで予防できる
1980年代後半に欧米を中心に予防効果の高いHibワクチンが開発され、既に約20年間の使用実績があります。現在ではアジアやアフリカの国々を含む120カ国以上で広く使用されています。Hibワクチンを導入した国々では、明らかにHib髄膜炎が激減し、過去の病気となりました。
Hibワクチンについて
(1) 残念ながら費用がかかります。
(2) 接種スケジュール
・ 通常は初回3回皮下注射(4〜8週間隔、医師が必要と決めた場合は3週間間隔も可能、三種混合ワクチンとの同時接種も可能)
・ 1年後に追加免疫1回皮下注射
(3) Hibワクチンは、4回の接種を受けた人のほぼ100%に免疫ができ、Hib感染症に対する高い予防効果が認められています。
(4) 副反応で最も多くみられるのは、接種部位の赤みや腫れです。発熱は数%におこります。
(5) このワクチンは、製造の初期段階にウシの成分が使用されていますが、発売開始からこのワクチンが原因で、狂牛病にかかったという報告は1例もありません。
(6) 発売当初は品薄となる可能性があります。ご希望の方は主治医の先生にご相談して下さい。
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93<><><>2008年11月6日<>小児科医アドバイス「細気管支炎」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
細気管支炎
細気管支ってどこ?
気管支は枝分かれしながら、どんどん細くなっていきます。その最も細くなった部分を細気管支と言います。細気管支の先端にぶどうの房のような肺胞があり、そこで酸素を体に取り入れ、二酸化炭素を出す働きをしています。
どんな病気?
この細気管支が炎症を起こす病気が細気管支炎です。2才以下、中でも生後6か月までの赤ちゃんが多くかかります。
熱、せき、鼻水、鼻づまりなどの、かぜ症状で始まります。しだいに、せきとたんがふえ、息を吐くときに「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」、「ゴロゴロ」とのどや胸が鳴って苦しくなります。時には呼吸困難を起こすこともあります。熱は微熱や、出ないこともあります。呼吸困難を起こしていると、顔や唇の色は悪くなり、不機嫌で食欲もなくなります。
月齢が低ければ低いほど細気管支が細いので、たんがたまって呼吸困難を起こし、ときには命にかかわることもあります。
原因は
原因のほとんどがかぜなどを起こすウイルスです。特に秋から冬に多いのは、あまりなじみのない名前ですがRSウイルスによる細気管支炎です。このRSウイルスによる細気管支炎は、日本でも年間2万人前後の入院患者がいると推定されています。RSウイルスかどうかは、病院では検査キットを使って調べ、15分ぐらいで結果がわかります。
治療
・ 病院では、まず吸入器を使って、気管支を広げる薬を吸入することが多いです。呼吸の様子がそれほど悪くないようなら通院治療になることもありますが、急に悪化することもあるので、午前中受診しても、また夕方に来るよう、指示されることもあります。
・ 呼吸の様子や全身の状態がそれほど悪くないときは、炎症を抑える薬のほか、気管支を広げる薬を飲み、自宅で静かに過ごします。
・ 呼吸困難が強いときや月齢の低い赤ちゃんは、入院が必要なことがあります。
家庭で気をつけること
・ 水分を十分に与えましょう。咳き込むときは、少しずつ何回かに分けて飲ませてあげましょう。
・ 飲んだ量やおしっこの回数などをメモしておいてください。
・ たんの切れをよくするために、加湿器を使ったり、室内に洗濯物を干すなどして部屋が乾燥しすぎないように工夫しましょう。
・ せき込んだときはだっこをしてあげたり、上体を起こして背中をさすってあげると、少しはラクになるようです。
・ 鼻がつまっているときは、綿棒で掃除したり、鼻水を吸い取ってあげてください。
こんなときはもう一度診察を
(1) ゼイゼイ、ヒューヒューの音が強くて息苦しそう
(2) 胸やお腹をペコペコさせている。
(3) 顔や唇が青いとき。
(4) 水分をあまり飲まないとき。
すぐに主治医の先生に連絡しましょう。夜に悪化した場合は、どうすればいいか、あらかじめ聞いておいて下さい。
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97<><><>2008年10月16日<>小児科医アドバイスR<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今日は、どんなお話でしょうか?」
渡辺「手伝いについて話をしたいと思います。私、親御さん向けにしたアンケートの結果を見たときにですね、『おっ!』って思ったことがあったんですね。その項目だけ、すごく数値が低いのがあったんです。で、何かなぁと思ったら、『子どもに手伝いをしてもらっていますか?』っていう項目が、すごく低かったんです。」
川上「じゃあ、手伝いを日頃させている親は少なかった。」
渡辺「ということになりますね。えー、そうなのかぁっていう風に思ったんですけど、私自身はね、逆に手伝いをしてもらうっていうことが、親にとっても、そして実は子どもにとっても、とっても大事なことだなっていう風に考えているので、親御さんたちが手伝いについて、逆にしてもらうような方向を考えてもらうと、いいことがあるんじゃないかなって思って、今日、話を持ってきました。」
川上「はい。手伝いをすると、どんないいことが?」
渡辺「はい。手伝いをすると、お子さんが自分自身を人の役に立てるような人間だぞっていう風に思えて、自分が生きてるってことをOKできるっていうんですかね。そういうよさがあるなっていう風に感じるんです。」
川上「はい。」
渡辺「手伝いをしてもらう。そしたら、親から『ありがたい』とか『助かったよ』っていう風に言ってもらえることで、『ああ、自分は役に立ってるんだなぁ』とか『ああ、お母さんすごく嬉しそうな顔してるなぁ』っていうところで、『ああ、自分ってここにいていいんだなぁ』とか『ああ、役に立てるんだなぁ』っていう、そんなことが起こると思うんですよね。ですので、親の側から言うと、逆に手伝いをしてもらう環境を作り出すことで、そして手伝ってもらって、『ありがとう』とか『助かったよ』っていう思いや言葉をお子さんに届けることで、お子さんにとって、とってもいい状況っていうのが生まれてくるんじゃないかと思うんです。」
川上「じゃ、心からありがとうと言えるチャンスを、どんどん作った方がいいんですね。」
渡辺「そうですね。昔はね、手伝いを考えたりしなくても、もう自然と手伝わなくちゃならないことがいっぱいあって、子どもは手伝いをするものっていうような、そんな風潮もあったかと思うんですよね。でも、今はなかなか手伝ってもらうことがなくて、手伝いっていったって、何か考え出さなきゃっ!ていうような、そんな環境もあるかと思うんですよ。」
川上「ああ、後は手伝いするくらいなら勉強しなさい!みたいな親御さんも、いるかもしれないですね。」
渡辺「それもありますよね。でもやっぱり、家庭の中で一緒に過ごしていくとなれば、いろんな家事、発生してると思うんですよね。それをお母さんだけがやるとか、お父さんだけがやるとかじゃなくて、家族で分け合って、そして家庭が成り立ってるとなれば、きっと、お子さんも家族の一員として自分は役に立ってるんだなっていう風に思えてくると思うんで、ぜひ、そのお手伝いをあみ出すとか、生み出すとか、お手伝いをできる環境を作り出すっていうところに、ぜひ、親御さんに発想を豊かにしてほしいなぁっていう風に感じます。」
川上「はい。」
渡辺「それで一つ注意したいことは、手伝う環境を作って『やりなさい』ってなったら、それは決して私たちが歓迎するような状況は生まれないと思うんですね。そして子どもにとっても、押しつけみたいな風になってしまうと思うんで、喜んでやる、『よし、やってみよう』って思わせるような、そんな手伝う環境作りをしてほしい。そのためには、まず話し合うとか、それから、してもらえたときに『ありがとう』とか『助かったよ』っていう思いを、とにかく素直に親が表現して子どもに届ける、伝えるっていうのが大事なんだと思います。」
川上「はい。手伝いの機会、ぜひ増やしてみてください。渡辺さんありがとうございました。」
渡辺「はい。ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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91<><><>2008年10月2日<>小児科医アドバイス「アデノウィルス感染症」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
アデノウイルス感染症
(1) どんな病気?
アデノウイルスによる病気を「アデノウイルス感染症」といいます。アデノウイルスは細かく分けると51種類もタイプがあると言われています。そのため、咽頭炎や扁桃炎、気管支炎、結膜炎、胃腸炎などいろいろな病気を起こします。赤ちゃんや子どもに多いのは咽頭炎や扁桃炎です。のどが腫れて痛くなったり、のどの奥の両わきにある扁桃腺が赤く腫れ上がり、白い分泌物が出ます。
目が充血し、目やにが出たりする結膜炎も多く、のどの症状と同時に起これば「咽頭結膜熱」です。夏にプールを介して学童の間で流行するので「プール熱」と呼ばれていますが、実際はプールよりも、咳や鼻水でうつることが多いです。夏以外にもみられます。
高熱が長く続くのも「咽頭結膜熱」の特徴です。39度以上の高い熱が4〜5日続きます。時には40度を超えることもありますが、熱が下がれば治っていく病気です。頭痛や吐き気、下痢などをともなうこともあります。また、熱が出ず、結膜炎だけのときは「流行性角結膜炎」、俗に「はやり目」と呼ばれます。
(2) 検査
アデノウイルスによる病気かどうかは、病院では検査キッドを使って、その場で、15分くらいで結果が出ます。綿棒でのどや白目を擦って検体を取ります。血を取って調べるわけではありません。
(3) 治療
・ 残念ですが、アデノウイルスによる病気には、特効薬はありません。
・ 熱やのどの痛みをおさえる薬を処方します。
・ 家では安静を心がけてください。
(4) 家庭で気をつけること
・ 何日も高熱が続くので不安になるでしょうが、解熱剤を使いすぎないようにしましょう。1回使ったら必ず6時間以上あけ、1日2回くらいまでにしておきましょう。高熱で脳がおかしくなることはありませんから、心配しないでください。
・ のどは痛いし熱も高いので、食欲がないのは仕方がありません。プリンやゼリー、アイスクリーム、冷ましたおじや、とうふ、冷たいグラタンなどはいかがでしょうか。
・ 水分を十分に飲ませてください。麦茶やイオン飲料、牛乳、みそ汁、冷たいポタージュスープなどがよいでしょう。
・ 目やにはしめらせたティッシュでふき取って下さい。
・ アデノウイルスは感染力が強く、くしゃみ、咳、うんちなどから兄弟や大人にうつります。お世話のあとは、手洗いとうがいをしっかりし、タオルも別々にしましょう。
・ 熱が下がって、のどの痛みやほかの症状がなくなるまで、5〜7日ほど保育所(園)や学校は休ませましょう。
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96<><><>2008年9月18日<>子育てコーチングQ<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今日は、どんなお話でしょうか?」
渡辺「今日はですね、この頃起こっている通り魔事件の話、ちょっと川上さんに思い出してもらいたいんですけども、事件の背景とかを聞くにつけ、共通していることが結構あるかなぁなんていう風に、私思ってるんですよ。」
川上「どんなことですか?」
渡辺「例えばね、親への不満を露わにして、それが事件への動機になっていたり親の一生をめちゃめちゃにしてしまいたかったとか、親に何か不満をぶつけるそのぶっつけが、事件になって起こったとかね、そういうことが共通しているような気がするんですね。」
川上「犯人の口からは、確かにそういう言葉出てますよね。」
渡辺「そうですね。で、まあそれは、事件に起こったことではありますけれども、そういったことが、結構私たちの日常にも身近なこととして考えてもいいことがあるんじゃないかなと思って今日はね、小言っていうことについて、一緒に考えてみたいなって思います。」
川上「小言、ついつい言っちゃうんですよね。」
渡辺「私たちは、愛しているからこそとか、幸せになってからこそとか、良い子になってほしいっていうそういう思いがあって、小言を言うんですよね、日々。でもそれを言って、受けとっている子どもたちは、一体どんな状況かとなると、例えばさっきの事件で言えば、少なくとも小言を受けとっている子どもたちは、それを親からの愛だとか、幸せになってほしいから自分に言ってるんだとかいう形では、受けとっていなかったように思うんですよね。」
川上「はい。」
渡辺「何か、私たち親って、完全を子どもに求めてしまうような傾向があるように思うんです。」
川上「今言ったらすぐやってほしいとか、言った通りに間違えないでやってほしいとか、そういうのがあって、ついつい小言を言っちゃいがちですね。」
渡辺「そうですね。確かに、将来的には・・・とか、大人になったときには完全な形になってほしいっていう思いはある訳なんですけども、なんか私たちって、本当に目の前の今、完全でないとダメとか、気が済まないようなそんな形を子どもたちに伝えてしまってるかなっていう風に思うんですね。例えばね、牛乳をコップに注ぐっていうことを、ちょっと思い出してみてもらいたいんですけども、まあ、紙パックの牛乳だとして、冷蔵庫から取り出して口の所を広げて、コップに注ぐとしても、もうこぼしでもしたら『なんでこぼしちゃったの!』とか『そういう風にやるからダメなのよ!』とかっていう風に、すぐ言ってしまいそうではありませんか?」
川上「そうですね。『あー汚れちゃった!もう、牛乳臭くなるんだから。』(笑)とかね。」
渡辺「その臭くなるっていうのは結構重要で、水だったらまぁいっかとか思えても。(笑)」
川上「小さいお子さんだと、こぼしてもしょうがないんですけど、かぁーっとくるんですよね。」
渡辺「そうなんですね。例えば私たち大人だって、何か新しいことや初めてのことをやるときに、一回ですぐできるなんてことは、なかなかないと思うんですよ。何回か練習して、とかね、あとは頭の中でイメージしてとかっていう中で、緊張しながらできるかなーっていうところでやっていくっていうんだと思うので、ましてや子どもは、幼いうちなんかは不完全な状態な訳じゃないですか。いずれできるようになっていくっていうところを目指せばいいと思うので、いいと思うんですよね、一回くらいできなくても。」
川上「うーん・・・、『こぼした』『汚した』じゃなくて、『あ、ちょっとは注げるようになったね』って思えたらいいんですけどね。」
渡辺「あ、その感じ。その感じですよね。なんかできてないっていうところの方に目を向けるんじゃなくて、できるようになるとか、うまくやれるようになるっていうところに向けて、ちょっとずつでも進歩したところの方に目を向けてあげられたら、きっとお子さんもうれしいんじゃないかなぁと思うんですよね。」
川上「大人になったときにできればいいや・・・と長いスパンで、温かい目で。」
渡辺「そうそう。」
川上「そうすれば小言も少しは減りますかね。」
渡辺「そうですね。少し気持ちにゆとりもって、寛大な思いで子どもと接していこう。そんな風に思えたらいいなぁって思います。」
川上「はい。渡辺さん、ありがとうございました。」
渡辺「はい。ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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90<><><>2008年9月4日<>小児科医アドバイス「突発性発疹」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
突発性発疹
どんな病気
生後6か月から1歳ぐらいの赤ちゃんに多く、急な高熱から始まります。熱は3〜4日続きます。赤ちゃんが初めて熱を出したときはこの病気のことが多いようです。経過はよい病気なのであまり心配しなくても大丈夫です。40度になることもありますが、熱で頭がおかしくなることはありません。熱以外に目立った症状がないことが多いですが、少しうんちがゆるくなることがあります。熱のわりには比較的機嫌がよく、食欲もそれほど落ちないことが多いようです。熱が下がると、あせもの似た発疹がお腹や胸に出て、やがて全身に広がるようになりますが、手や足にはあまりでません。発疹の出ている時期に、ぐずる子もいるようです。2〜3日すると発疹の色が薄くなり、やがて消えます。原因はウイルスで、2つの型があるため、2度かかることもあります。ほかの赤ちゃんにうつることはほとんどありません。
治療
原因のウイルスに効く薬はありません。熱があっても機嫌がよく、水分も十分にとれているようなら、解熱剤を使わなくても自然に治ってしまいます。熱がつらそうなときは、解熱剤を上手に使って下さい。
ホームケア
・ 熱が続く間は赤ちゃんが過ごしやすいようにしてください。着せすぎや掛けすぎに注意して、いやがらなければ氷枕で冷やすのもよいでしょう。
・ 水分を十分に与えましょう。おっぱい、ミルクをあまり飲まないときは、果汁や乳児用イオン飲料でもいいでしょう。
・ 軽い下痢があっても、機嫌が悪くなければ普段の飲み物や食事を与えてもかまいません。
・ 熱が高い間はお風呂に入れませんから、お湯に浸したタオルで体をふいて清潔にし、さっぱりさせてあげてください。熱が下がって発疹がでたら、お風呂もかまいません。
注意したいこと
・ 急な発熱から始まる病気は突発性発疹以外にもいろいろあります。初めての熱=突発性発疹と決めつけず、熱があるとわかったらかかりつけの小児科を受診しましょう。
・ まれに高熱による熱性けいれんを起こす子もいます。
・ 発疹がでるまでは、小児科医も突発性発疹と判断しかねることがあります。1日おきの受診でいいですが、心配なときは翌日も受診してもよいですよ。
・ 4〜5日たっても熱が下がらないときは、必ず再受診してください。
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92<><><>2008年8月21日<>子育てコーチングP<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「渡辺さん、番組宛てにちょっとお悩みのメッセージが来たんです・・・」
渡辺「あ、そうなんですか。」
川上「ええ。大体の内容をお伝えすると『自分んちの子が友達からいじめられてて、園とか学校とかに行きたくない・・・親としてどうしたらいいだろうか。憂鬱です。』こんな感じの内容なんですけど。」
渡辺「ああ、なるほどね。そういう内容でしたら、私もよくお母さんたちから『実は・・・』なんていう風にお話を受けることが多いですね。」
川上「コーチングのセッションの時ですか?」
渡辺「そうですね。セッションの真っ最中っていうよりも、たとえばそのセッションが終わった時とかに、『ちょっといいですか?』なんていう形でお話を聞くことが多いですね。」
川上「そういう時は、どんな風にお話してるんですか?」
渡辺「そうですね、私としてはまず、そういう時のお母さんとお子さんの状況っていうのを考えると、3つの感じを想像することができるんですね。1つには、自分の子どもがいじめられてるなんていう風に思ったら、『なんでうちの子をいじめるの?』と、もうその場に行って『うちの子をいじめないで』なんて言ってしまいたいような、私の力でなんとかしてやりたいっていう気持ちが1つには働くと思うんですよ。」
川上「はい。」
渡辺「一方で、『うちの子はいじめられた時にどうして対処ができないんだ、もしなんかやられたらやって返せばいいのに』とか『言われたら言って返せばいいのに』とかって、『そういうことができないうちの子ってなんてグズなの』という風に自分の子どもの様子をイライラして受け止めてみたりっていうお母さんの気持ちもあるかと思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「で、今言った、自分の力でなんとかしてやりたいっていう部分と、それから自分の子どものやりように対してイライラする部分が重なって、親として、どうしたらいいの?と憂鬱になっているような、そんな状況があるかなと思えるんですよね。」
川上「はい。」
渡辺「で・・・じゃあどうしたらいいかっていうことなんですけれども、私はまず皆さんに共通してお伝えしているのは、お子さんに起こっている状況が事件性があるかどうか、あるいは大人側がとにかくすぐにでも介入して、すぐに解決しなくちゃならない問題かどうかをまずは見て欲しいと思っています。で、もしそういう状況があるなら、もうとにかく、大人の力を使ってなんとか介入するっていうのが大事だと思うんですよ。
その一方で、そういう緊急な状況というよりは、もしかしたら、本当は親としてはそこをなんとか分け入っていって『うちの子になにすんの』っていって手を下したいところだけども、そういう風にしてしまっていると、毎回毎回同じようなことを繰り返すはめに陥るような・・・そんな場面のこともあるかなと思うんです。
そういうときには、親がとにかくなにかやってしまうのではなくて少し距離を置いて、お子さんが自分の力で考えてなんとか対処できるように、親子で取り組んでいったらどうかなっていうことを、おすすめしてるんですね。」
川上「はい。でも『ママどうしたらいいの?』なんて聞かれても、どう答えていいのかな?って迷う親も多いんじゃないかと思うんですけど。」
渡辺「確かにそうですよね。でもここでね、川上さん、ちょっと考えてほしいのは今のケースの場合お子さんが、いじめられているっていう状況がある中、自分の力で対処できるようになってほしいっていうのが、親御さんの願いとしてあるわけですよね?」
川上「ええ。」
渡辺「そうだとすると、例えば『ママどうしたらいい?』って聞いてきた時に『こういう風にしなさい』っていう風にすぐ答えをポンとお子さんにもし投げてしまったとしたら、お子さんの考える時間ってどうだと思います?」
川上「まぁ、何も考えないですよね。」
渡辺「そうですよね。要するに自分で考えるんじゃなくて、親の考えをなんとか実行するかどうかっていうところになってしまうと思うので、それでは結局のところ、お子さんが自分で考えてこうすりゃいいかな、ああすりゃいいかな、じゃあこれやってみようっていうところにはいかないんだと思うんですね。ですので、○○ちゃんはどうしたらいいと思う?ってお子さんにもう一度、その問いを返してみたらどうかなぁと思うんです。」
川上「自分で考えさせるんですね。」
渡辺「はい。一時ね。で、その考える時間っていうのを一定時間持った上で、例えば、『こうしたらどうだろうか』って言うかもしれませんし、あるいは考えたけれども答えが出てこないってこともあるかもしれません。そんな時には、『お母さんとしては、こんな風に思うよ』とか『お母さんだったらこうするなぁ』っていうことをお子さんに伝えてみていいと思うんですよ。」
川上「はい。」
渡辺「はい。ただそれを伝えるときも、『お母さんはこうするんだから、あんた絶対こうやりな!』みたいな形の強制的なものではなくて『お母さんはこういう風にしてみるけど、それをするかどうかは、あんたが決めていいんだよ。』っていう、ニュアンスを持たせて伝えることが大事かなって思います。」
川上「はい。そして、その方法で成功するかどうかはわからないけれども、一応考えて行動に移す!っていうのが大切なんですね。」
渡辺「そうですね。それが大事だと思うんですよ。世の中いろいろあるわけで、なんかかんか体験してみる中で、学び取っていくことっていっぱいあると思うんですよね。つまり、コミュニケーションを修行しているとかね。大人になっていろいろな複雑な人間関係の中でもやっていけるように今は修行の時っていう風にとらえて、例えばお子さんを見つめるときも、『あー、今子どもはコミュニケーションのいい修行をしている最中なんだな、応援しよう』とか『あたたかく見守ろう』とか、そんな風にいられると、『うちの子に何すんの』っていうような気持ちからは解放されて、親御さんも少し距離をもって、今子どもに起こっていることを見つめていけるんではないかという風に思います。」
川上「はい。わかりました。ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/<>
89<><><>2008年8月7日<>小児科医アドバイス「熱中症」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
熱中症は予防が大切
<熱中症とは>
暑い日に閉め切った車の中で寝かされていた赤ちゃんが亡くなったり、炎天下でサッカーをしていた小学生が次々と倒れたりなど、これまで「熱射病」あるいは「日射病」と呼ばれていたものをまとめて「熱中症」といいます。
高温のために体温調節の機能がおかしくなって、体温が高くなり、体内の水分バランスがくずれて脱水症を起こります。ひどくなると意識がなくなったり、けいれんを起こすこともあります。
とくに、赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、汗っかきですから細心の注意が必要です。
<症状と手当>
めまいがする、顔色が悪い、頭が痛い、お腹が痛い、吐く、足などのこむらがえりがある、体がだるい
@ まず、急いで風通しのよい場所や涼しい部屋に移します。
A 体にこもった熱を冷ますために衣服を脱がせます。寝かせる時は、頭を低く、足を高くするのがポイントです。
B 冷たいタオルや冷却シートで頭や額だけでなく、わきの下や足のつけねを冷やします。わきの下など太い血管が通っている所を冷やすと血液の温度が下がり体温も下がるので効果的です。
C 水分をほしがるだけ飲ませてください。冷たいイオン飲料が良いでしょう。
ふらふらしている、ぼーっとしている
危険信号 病院に連れて行く
倒れて意識がない、ひきつけを起こした、呼びかけに対して返事がおかしい、真直ぐに歩けない、体温が高い
命の危険がせまっている 救急車を呼ぶ
<予防がもっとも大切>
・ 帽子をかぶり、風通しよく涼しい服装をしてください。
・ 炎天下での激しい運動は避けてください。
・ こまめな水分補給が大切です。長時間の運動で汗をたくさんかく場合には、塩分の補給も必要です。スポーツドリンクや0.1〜0.2%程度の食塩水(1ℓの水に1〜2gの食塩)が適当です。
・ 寝不足など体調不良のときは運動を避けてください。
・ 車の中は、ほんのわずかな時間でも急激に温度が上がります。車の中に赤ちゃんを置き去りにしないでください。
・ おでかけは、午前中や夕方の涼しい時間を選んでください。紫外線対策も一緒に忘れないでください。
・ 夏のレジャーには細心の注意が必要です。海では、日陰で涼しい場所にいたとしても、時間が長くなれば熱中症の心配があります。テーマパークでは、ベビーカーは地面からの照り返しで暑いので、長時間赤ちゃんを連れ回さないようにしましょう。
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88<><><>2008年7月17日<>子育てコーチングO<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今日のお話は?」
渡辺「はい。今日は子どもの話の聞き方っていうことでお話をさせてもらおうと思います。」
川上「はい。これまでも子どもの話をぜひ聞いてあげてくださいっていうお話はしてきましたね。」
渡辺「そうですね。なのできっと、お母さんたちも子どもの話を聞くことは大事だっていうことには気がついてると思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「ところが、やっぱり日常家事が忙しかったりですとか、お仕事の加減とかがあって、なかなか聞こう聞こうとは思うもののできないっていうこともありがちだと思うんです。そこで今日は、聞き方について一度おさらいをして、基本に立ち戻って聞くってことをやってみませんか?という提案をしてみたいと思うんです。」
川上「はい。」
渡辺「川上さん、お子さんのお話を聞くときに、どんな立ち位置で話を聞くことが多いですか?」
川上「うーん、うちは基本的に立っては話をしなくて、座っててテーブルの角っこ90度挟んでの、まぁ斜め向かいっていうんですかね、そういう位置なんですね。」
渡辺「うん、それすごくいいと思うんですよ。例えばね、机を挟んで向こうとこちらで真っ正面に向き合ったとき、目をばっちり合わせたような感じを想像してもらえますか?」
川上「捕まりそうな感じですよね・・・」
渡辺「そうなんですね。」
川上「逃げたくなるような・・・」
渡辺「そうそう。取調室みたいな感じになっちゃいますよね。もちろん何か指導するとか、叱るってときにはそういう形もありかもしれないんですけど、子どもの気持ちを聞こうとか、楽しく過ごそう、話を聞こうっていうときには、今さっき川上さんが言ってくれたテーブルの90度の角を挟んで向こうとこちらで座るなんていう聞き方はすごくいいらしいですね。その他に、例えば隣に座って話をするとか・・・あるいは他にどんな場面がありますか?お子さんの話を聞く場面。」
川上「そうですね、あとは抱っこして、話をすることもありますかね。」
渡辺「うーん。いいですねー。例えば抱っこして向き合いになっている形もOKですし、お子さんが前方を見ていてママも同じように同じ方向を見てるって形もありだと思うんですけど、抱っこの場合は暖かさ、体温が伝わってそれだけでも安心して話ができそうなそんな感じがありますよね。」
川上「そうですね。リラックスしてるような感じ。」
渡辺「うんうん。そうですね。あの、一つだけ気をつけたいのは、お互いに立って話をしているとき、大人も立っていると自然で、そして子どもも立っているから自然に話ができそうなんですけど、目線の高さっていうのをちょっと考えてみてもらうと、どうでしょうか?」
川上「大人が上からの目線ですね、やっぱり。」
渡辺「そうですね。お子さんにしてみると、大人から見下ろされているみたいな感じも出てしまうと思うので、そういう目の高さも意識してみてほしいと思います。」
川上「はい。」
渡辺「はい。では次ですね。目線はどうでしょう?お子さんのどんな所を見てお話していますか?」
川上「あまり、どこを見てるって意識してないんですけど、たぶん目を見てるのかな?っていう感じですけど。」
渡辺「はい。その感じがとってもいいと思います。あの、目を見るのがいいからっていって、瞳だけをじーっと見てる感じだとちょっと圧迫感があると思うんですね。」
川上「そうですね。」
渡辺「ですので、ときどき目を見て、その他のときは例えばおでこの辺を見るとか頬の辺を見るとか、こう目線を外して、また瞳に目線をもっていってっていう風に繰り返しているといいようなんですね。」
川上「はい。」
渡辺「では次に、表情はどうですか?どんな表情でお話聞いていますか?」
川上「表情、意識してないですね。話の内容によって、ちょっと私が怒っているときとか、機嫌の悪いときはきっと怖い顔をしてるでしょうし、楽しいときにはニコニコしてるかもしれないんですけど、あまり意識しないですね。」
渡辺「なるほどね、でも今のお話聞いてると、どちらかというとママの状態で表情が決定されてる感じですよね。」
川上「あ、私の気分が顔に出てると思います。」
渡辺「そうですね。でも例えば、お子さんにしてみたらどうでしょうか?楽しいお話をしているのに、ママがへの字な、口を曲げて話を聞いていたりしたらどんな感じだと思いますか?」
川上「あ、なんか、聞いてくれてないような、嫌な、話しづらい感じがしますよね。」
渡辺「そうですね。なので、ぜひ表情はお子さんの話の内容に合わせるっていう形で、表してほしいと思うんです。」
川上「自分の気分じゃなくって、子どもの話の内容に合わせた顔をする・・・」
渡辺「そうです。きっともう、相づちや頷きは自然にやってると思うんですけれど、基本に立ち戻るっていうところで意識してみてほしいなって思うんです。」
川上「そうですね。何か作業しながら聞くっていうのも『聞いてるわよ』っていうのが相手に伝わらない可能性もあるなぁって今ふと思いました。」
渡辺「そうなんですよね。私たちはついつい、話の中身を聞いてるからこちらが何をやっててもいいじゃないかって思いがちじゃないですか。家事をやりながらでも、聞いてるから、ほら、もっとどんどん話しなさいって言っちゃうけど、子どもの側、話す側にとってみたらどうでしょう?聞かれてるっていう感じがするでしょうか?」
川上「しないでしょうね。やっぱり内容を聞いてるっていうことよりも、『聞いてるよ』っていう態度を体で示さないと『聞いてるよ』っていうのが伝わらないかもしれないですね。」
渡辺「そうですね。いつもいつも、そうやって『聞いてるよ』っていう風に合図を表して聞くっていうのは難しいかもしれないんですけど、例えば3分間でもいいし、5分でもいいと思うんですね。全身で『聞いてるよ』っていう合図を表したり、表現をしながらお話を聞く、そのとき聞いてもらった子どもさんの方は、『あー聞いてもらえたなぁ』っていう、とってもうれしい気持ちになると思うんですね。ぜひその体験を、お子さんに届けて欲しいなって思います。」
川上「はい。ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/<>
86<><><>2008年7月3日<>小児科医アドバイス「梅雨時の健康管理」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
梅雨時の健康管理
梅雨時はジメジメしていてうっとうしいですね。この時期はダニ・カビ・菌が増えやすいので、アレルギーの病気が悪化しますし、食中毒も心配です。
家庭での対策を一緒に考えましょう。
ダニとカビ対策
ダニやカビは、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギーの病気の原因になります。ダニやカビが繁殖するには適度な温度・湿度・栄養分が必要です。ダニやカビが繁殖しやすいのは温度20〜30℃、湿度60%以上の環境です。対策のポイントは、ダニやカビの大好物のホコリをためない、通気性をよくして湿度を下げることです。
(1)ホコリ対策
@ こまめな掃除が大切です。
A じゅうたんはダニの絶好の住みかです。洗えるものはこまめに洗濯をしてください。洗えないものはしっかり掃除機をかけてください。
B 布製のソファーがある家では、カバーが洗えるならこまめに洗濯をしてください。本体は掃除機でホコリをとってください。
C ふとん、枕はできるだけ水洗いできるものを使います。
D こまめにふとんを干し、よくたたいてください。
E カーテン、ぬいぐるみもまめに洗うのも忘れないでください。
(2)カビ対策
@ 雨が少なければ窓やドアをあけこまめな換気してください。
A 扇風機やエアコンのドライ機能を使うのも一つの方法です。
B 台所のカビは消毒用アルコールを吹きかけてふきとってください。
C お風呂場はカビが発生しやすいので、汚れを落としてしっかり換気してください。
食中毒対策
梅雨から夏にかけては、菌による食中毒が一番発生しやすい季節です。ふだん以上に清潔と衛生を意識して、お子さんを菌から守ってあげましょう。
(1)食中毒って
食中毒は細菌が主な原因で起こる急性胃腸炎のことです。原因となるのは病原性大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などで、ノロウイルスなどウイルスが原因になることもあります。症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱などですが、症状が出るまでは数時間から数日と原因になる細菌やウイルスによって異なります。
(2)赤ちゃんは食中毒になりやすい
「家族みんなと同じものを食べているのに、赤ちゃんだけ食中毒になった」ということがあります。赤ちゃんは大人よりも細菌に対する免疫力や抵抗力が弱いので、食中毒にかかりやすく、しかも、かかると重くなることがあります。
(3)食中毒を防ぐには
食中毒は原則をしっかり守れば、たいてい防げます。3原則をまずは覚えておいて下さい。
「菌をつけない」
・ 細菌は、お母さんの手や調理器具を介してほかの食品にくっつくので、しっかり手を洗いましょう。
・ キッチンの環境を清潔に保ちましょう。
・ エプロンやふきんを清潔にしましょう。
・ 洗える食べ物はよく洗いましょう。
・ 新鮮な素材を選びましょう。
「菌を増やさない」
・ 買った食品はなるべく早く食べましょう。
・ 保存するときは冷蔵庫や冷凍庫にすぐにしまいましょう。
・ 調理した食品はすぐ食べましょう。
「菌をやっつける」
・ 細菌やウイルスは熱に弱いものが多いので、調理するときはしっかり加熱しましょう。
・ 食器や調理器具は熱湯などで消毒しましょう。
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87<><><>2008年6月19日<>子育てコーチングN<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今日はどんなお話でしょうか?」
渡辺「はい。今日はですね、子どもとの時間を楽しく過ごすというテーマでお話をさせてもらいたいと思います。」
川上「子どもとの時間、渡辺さんもやっぱり楽しく過ごしていらっしゃるんですか?」
渡辺「はい。実は、楽しく過ごすっていう時間をもてているか?というと、今はもう子どもが大きくなってしまって、親と一緒に楽しむというよりは友達と楽しむとかそっちのほうがいいみたいなんですね。ですが、私も実は楽しい時間を子どもと過ごしたかったんです。昔を振り返るといつも楽しく過ごしたいなぁと思っていたので、例えば一緒にやれるゲームやカードを買って準備してたんですよ。で、やろうと思うんですけど、日々に追われてしまって、『今度やろう今度やろう』と思っている間に、いつの間にか子供たちが大きくなってしまい、『楽しい時間だなぁ』って思って過ごすっていうことが、なかったような・・・今思い返すとそんな風に思うので、ぜひ今子育て真っ最中の皆さんに、今を楽しいと思って過ごして欲しい!そう思って、今日はこの、子どもとの時間を楽しく過ごすっていうことをテーマにしました。」
川上「はい。」
渡辺「川上さんにちょっとお聞きしてみたいんですけれど・・・川上さん、今お子さんは何歳くらいですか?」
川上「もうすぐ5歳ですね。」
渡辺「なるほど。じゃああと何年くらい、お子さんと一緒に楽しい時間を過ごせそうな感じがしてますか?」
川上「うーん、やっぱり小学校の高学年くらいになってくると、ちょっと精神的に離れていくのかなぁ・・・と。そうすると、あと5年とか6年ぐらいなのかなぁと、ふと焦りました。」
渡辺「そうですよね。自分の子どもなんだし、永遠に、ずっと一緒にいられると思ってしまいがちですけど、実は川上さんだってあと5年か6年くらいしか、お子さんと共に楽しめるっていうような、そんな時間がないかもしれない・・・お子さんと今までに過ごした時間で、『あー、あの時間楽しかったなぁ』なんていう、そんな思い出があったら、ちょっと聞かせてもらいたいんですけど、どうですか?」
川上「うーん、まぁ基本的には一緒にいるとそれだけで楽しいんですけど、例えばこの間のゴールデンウィークのときに、『あー、楽しかったなぁ』『楽しんでるなぁ、子どもも』って思ったのは、お家で一度も作ったことがなかったので、ピザを生地から発酵させて子どもと一緒に作ったんです。生地がどんどん大きくなっていく様子を見て、生地を自分で広げて、上のトッピングも自由に好きな物を好きなだけっていう感じでやったんですよね。」
渡辺「なるほど、なるほど。」
川上「すると子どもはちょっとウルトラマンみたいな顔のピザを作って」
渡辺「ウルトラマンみたいな?へぇー」
川上「うれしそうにしてたし、お庭で炭火をおこしてダッチオーブンでそのピザを焼いて、そのまんまお庭のチェアー食べたので、なんかうれしそうだったし美味しそうに食べたし、寝る前に『今日はピザ作って美味しかったね』なんて、振り返ってたんで」
渡辺「あ、お子さんが?そうですかぁ。」
川上「そう。なので、いい印象に残ってるなって思って・・・楽しかったですね。」
渡辺「なるほどね。」
川上「私も楽しかったです!」
渡辺「あー、それってすごく大事かもしれませんよね。お子さんが楽しんでるっていうのと一緒に、ママの方も、お母さんの方も楽しいって感じてるっていう、そこってすごく大事かもしれませんよね。」
川上「うーん、確かに。」
渡辺「なんか私もね、自分の幼い頃を思い起こすと、お母さんがうれしそうとか、お母さんが機嫌が良さそうっていうのを見るだけで、なんか子どもとしてうれしいなぁって思ってたようなことを思い返しますね。ぜひ、私としてはそうやって子どもと過ごすとき、例えそれが特別な時間じゃなくても、どっか遊園地行くとか、何かデパートにお買い物に行くとかそういうことじゃなくても、日常の中の何かの時間を『今楽しいな』っていう風にお子さんもママの方も思って過ごす・・・そんな時間をもってほしいなって思うんですよ。」
川上「親が楽しいと思うことに巻き込んじゃうっていうのもありなんですね。」
渡辺「あー、その感じが大事なんだろうなって思うんですよね。何かこう楽しませようとか子どもを楽しくさせようとか楽しませたいとかっていう気持ちが先立ちになってしまうと、わざとらしい感じとか、そういうのも出てしまうかもしれないので、ぜひもう、親の方が楽しんじゃう!っていう、そんな感じ。」
川上「わかりました。じゃあ子育て中の方、あなたが楽しいと思うことに子どももぜひ巻き込んじゃってください!」
渡辺「はい。そんな感じです。」
川上「ありがとうございました。」
渡辺「ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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85<><><>2008年6月5日<>小児科医アドバイス「百日咳」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
百日咳
どんな病気?
・ 百日咳菌が原因で、咳がひどい病気です。
・ 感染した人の咳やくしゃみから菌が飛び散ってうつります。
・ 感染してから咳がでるまでは、7〜10日かかります。
・ 感染力が強いのが特徴です。お母さんから免疫がもらえない病気のため、赤ちゃんもかかります。特に生後6か月以内の赤ちゃんは、咳のため息ができなくなるので、命にかかわることがある病気です。
症状は?
・ 初めは風邪の症状によく似ていて、軽い咳や鼻水などです。熱はでないこともあります。
・ 次第に激しい咳の発作が起こります。コンコンコンと立て続けに咳き込み、その間は呼吸ができないため顔が真っ赤になり、最後に「ヒューッ」と息を吸い込むようになります。夜、激しい咳のため眠れないこともありますし、咳き込んで吐いたりすることもあります。
・ 咳の発作がないときは、わりと元気で機嫌もいいこともあります。
・ 発症して2〜3週間ごろが最もひどく、3〜4週間目になると少しずつ軽くなってきます。
・ 6か月以下の赤ちゃんの場合、特徴的な咳はあまり出ないで、息が詰まったようになったり、呼吸困難に陥ったり、チアノーゼと言って、酸素が十分に取り込めないないために爪や唇が紫色になることもあります。
・ 三種混合ワクチンをすでに受けた子どもや大人の百日咳は、今説明したような典型的な症状はでません。2週間以上続く長引く咳に加えて、突然の咳き込みや嘔吐を伴うような頑固な咳が多いようですが、軽いことも少なくありません。
治療は?
・ 百日咳菌に有効な抗生物質とせき止めを服用します。
・ 生後6か月未満の赤ちゃんは、呼吸困難が強いとき、嘔吐を繰り返す時は入院での治療が必要です。
ホームケア
・ 呼吸の状態や全身の状態がそれほど悪くないときは、家で静かに過ごして下さい。
・ 咳き込んで吐くことはあるので、少しずつ何回にも分けて飲ませたり食べさせたりしましょう。
・ 咳も軽くなり、元気も出て食欲も戻れば、お風呂もかまいません。
・ 特有の咳が消えるまで、保育所(園)、学校は休まなければなりません。
・ 咳き込みがひどくて呼吸が止まりそうなとき、咳で何度も吐いて水もあまり飲まないとき、ぐったりしたとき、熱がでたときは、すぐに受診して下さい。
赤ちゃんの百日咳は周囲の人からの感染です
・ 最近は大人や年長児の百日咳患者も多く、赤ちゃんの場合は、こうした大人や年長児からうつることがほとんどです。百日咳の疑いのある大人や子どもは赤ちゃんに近づかないこと、また周囲が予防接種を受けておくことが大切です。
・ 赤ちゃんは忘れずに三種混合ワクチンを受けて下さい。
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84<><><>2008年5月15日<>子育てコーチング M<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「先月は、子どもの言う事をそのままいいなりになるのと、受け止めてあげるのは違うというお話だったんですけど、今月はどんなお話でしょうか。」
渡辺「はい。今度は、子どもたちの思いを受け止めた後、子どもとどんなコミュニケーションをとっていくかっていうその方法のひとつで、子どももニッコリ、そして親の方もニッコリできるような、そんなやり方のひとつをご紹介したいと思いいます。」
川上「知りたいですね。」
渡辺「はい。名づけて、【みかんっておいしい・すっぱい作戦】っていう、そういう名前なんです。」
川上「【みかんっておいしい・すっぱい作戦】。これってどういう作戦なんでしょうか。」
渡辺「はい。例えば、親子でやり取りしていて、何かあったときに、ついつい私たちは親として、もう、その事に対する考え方がはっきりしていて、それはだめ、とかそういう風にやっているから上手くいかないの、っていう風に、子どもに対して、すぐに言いたくなってしまうと思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「でも、毎回毎回親の思いをダイレクトに子どもにぶつけていってしまうとしたら子どもの方は、『あ、言っても親は聞いてくれない』とか、『どうせ僕が何か言っても、私が何かを話したとしても、いつもお母さんは違うって言う!』っていう風に思っちゃうと思うんですね。そうすると、親の方は、言いたいことは伝えられているかもしれませんが、子どもの方はいつも我慢する、ある意味【泣いている状態】?」
川上「マイナスの感情ばっかりになっちゃいますね。」
渡辺「そうなんですね。そこで今日は子どももニッコリできて、親の方もニッコリできる、そんなやり方を紹介します。【みかんておいしいすっぱい作戦】のみかんの【み】なんですけど、それは【見る】、見た事を指します。そして、みかんの【かん】は【感じたこと】、心で感じた事を指します。そして、みかんての【て】は【提案】のて、です。そして、おいしいは【気持ち】ですよね。おいしいの方は、心地よいような表現を指し、そしてすっぱい方は、どちらかというと、心地よくないときの心の表現を指している、こんな風に受けとっていただけますか。」
川上「はい。」
渡辺「じゃあ、ちょっと言葉で言っただけだと理解しにくいとと思うので、実際に川上さんと私で、いつものように、役割分担をして、親子劇場でやりたいと思います。では、今日は、川上さんに子どもになっていただきます。で、私が親をやりたいと思います。場面設定なんですけれども、今私は、夕食の支度が終りました。そして、テーブルのところに色々運びたいんですけど、テーブルの上がぐちゃぐちゃになっているんですね。ちょうど直ちゃんがテレビを見ているところです。テーブルの上のものを、なんとかしてもらいたいなあと思っているところでの、会話です。『直ちゃん、もうご飯できたよ。ちょっとそのテーブルの上、片付けてくれるかな。』」
川上「『えー、今ちょっとテレビ見ているから、ちょっと待って』」
渡辺「『テレビ見るって、それやっていたらいつまで経っても片付かないでしょ、直ちゃん。』」
川上「『えーだって今、面白いところなんだもん』」
渡辺「『だってさ、ご飯はさ、直ちゃんも食べるんだから片付けてくれないと困るよ。早くやってよ』」
川上「『え〜…』 って感じですかね。」
渡辺「そうそう。どうですか、直ちゃん、今の感じは?」
川上「なんか、ガミガミと、頭ごなしに、手伝いを要求されて、嫌だなあって思いました。」
渡辺「そうですよね。とても手伝おうとか、テーブルの上をきれいにしようとかそんな気にならないですよね。」
川上「ネガティブな気持ちになっちゃいますよね。テレビは聞こえないし、うるさいし、みたいな感じですかね。」
渡辺「そうなると、今日の話の一番最初のところにあったように、子どもの方がニッコリする場面にいかないですよね。そして、親の方も、文句言っちゃいましたから、やっぱり気持ち良くないですよね。ここで、さっきの【みかんておいしいすっぱい作戦】に行きたいと思うんですけれども、まず、みかんの【み】だから、私が手伝って欲しいって言ったのに、テレビ見たい!って言ったので、私が見ていること、親として見ていることを伝えたいと思いますね。『直ちゃん、手伝って欲しいって言ったけど、テレビ見ているんだねえ』今のが、お母さんが見たことです。じゃあ次に、感じた事『そっかあ、手伝って欲しいって言ったんだけど、すぐには手伝うって言ってくれないんだねえ。ちょっと残念だなあ』今のが感じた事。そして、提案ですね。『テレビはさ、ご飯食べてからまた15分見ていいってことにして、今は一緒にテーブルの上の片付けやっちゃおうよ』もしそう言ったら、なおちゃんは何って返事してくれますか?」
川上「『しょうがないから片付けようかなあ』っていう気持ちに今なりました。」
渡辺「そうですか。じゃあちょっとそれをセリフで言ってもらえますか?」
川上「『えー、じゃああとでまたテレビ見てもいいんだよね。』」
渡辺「『うんいいよ。じゃあ手伝ってくれるんだね。よかった、お母さんうれしい。』この今のがね、お母さんとしての、うれしい言葉の表現です。一方、やっぱり嫌だっていうときもありますよね。じゃあ、ちょっとそれを子どもとして言ってもらえますか。」
川上「『えー、これ見てからでいいじゃ〜ん。』」
渡辺「『なんだ、手伝ってくれないのか。ん〜、わかった。じゃあもう今日は諦める。でも、また明日言ってみる。夕飯の時に、手伝って欲しいって、お母さんまた直ちゃんに頼んでみよっと。』こんな感じでどうですか?」
川上「あの、『明日も言ってみよう』っていうセリフを投げかけてくれると、最後の最後まで追い詰められないで、余地を残してもらったようで、子どもとしても、救われる感じがしますね。」
渡辺「なるほどねえ。」
川上「で、なんとなく、明日は、手伝うような気がしますよね。この流れ。」
渡辺「もうそういう風になっているんですね、気持ちが、子どもとして。」
川上「明日は手伝わなきゃなっていう風な、気持ちにさせられますね、自然に。」
渡辺「なるほどね。もしね、現実にそうなったりしたら、まさに、【みかんておいしいすっぱい作戦】をやることで、明るい明日になるだなんてすてきだと想いません?」
川上「そうですね。結構いつものパターンで、ついつい何も考えずに、ぱーっと言っちゃうタイプの方はちょっと【みかんておいしいすっぱい作戦】を意識してもらうだけで変わるかもしれませんね。」
渡辺「はい。是非試してほしいと思います。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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82<><><>2008年5月8日<>食物アレルギー対応レシピ集<>最近、アレルギーを持っているお子さんが増えていると言われています。
今回のキッズサイトでは、食べ物アレルギーをもっている人向けのレシピ本を紹介します。
お子さんが特定の食べ物についてアレルギーを持っていると、家で食べるものは勿論、外食も含めてこどもの口に入るもの全般に注意が必要ですよね。
少しくらいは大丈夫などと軽く考えていると、生命に関わるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もありますから親御さんは特に気を使う、そして苦労なさっているところではないかと思います。
基本的には、アレルギー反応を引き起こす食べ物=アレルゲンを食べないこと。
そしてその分、他のものでしっかり栄養をとることが大切です。
ただお子さんの場合は、例えば幼稚園や保育園、学校の給食で、家族の中で1人だけみんなと違うメニューを食べることで寂しい思いをしたり、ストレスになったりすることもありますよね。
今日ご紹介する本は、アレルギーの源になっている食物を除去するだけではなく、料理メニュー本来の形、見た目を保ちながら、かつ栄養価を損なわないということに気をつけた、レシピ本です。
みんなと同じものが食べたい!というお子さんの気持ちに配慮したレシピ本なんですね。
タイトルは「食物アレルギー対応レシピ集」。
このレシピ本を企画したのは、群馬県保育協議会で、現在4冊が出版されています。
第1集の卵アレルギー対応レシピ集が出版されたのが、2005年10月。
その後、第2集の牛乳編、第3集の大豆・小麦編、去年(2007)の10月には
第4集のおやつ編が出ています。
たとえば、第1集の卵編では、卵の代わりに、魚の鱈とカボチャなどを使って卵風のベースをつくり、そのベースを活用して子どもに人気のオムライスや卵焼き、錦糸卵、ゆで卵風のサラダなどの作り方が写真と共に紹介されています。
写真を見ると本当に普通のオムライスで、薄焼き卵が卵以外の何で出来ているかなんて、全く分からない出来ばえです。
これなら卵アレルギーのお子さんの、みんなと一緒のオムライスが食べたい!という
気持ちに答えてあげられそうです。
第2集の牛乳編も、牛乳を使わずに、シチューやグラタン、クリーム煮、スープなど
を作るレシピが紹介され、
第3集の大豆・小麦編では、大豆を使わずに様々な豆腐料理を作る方法ですとか小麦を使わずに、麺や春巻き、シューマイ、天ぷら等を作る方法などが紹介されています。
そして素晴らしいと思うのが、
代わりの食品を使って作るんですが、
カロリーや栄養面ではほとんど変わりがないように工夫されているところです。
足りない部分の補い方のアドバイスも書かれています。
みんなと同じ物を食べたい!という願いを叶えるためとはいえ、見た目だけ似ていても、栄養面が乏しければ子どもの食事としての価値がありませんからね。
一番新しい第4集のおやつ編では、子どもの大好きなお菓子を、卵や乳製品、大豆製品、小麦を全く使わずにつくる数々のお菓子レシピが紹介されています。
クッキーやタルト、モンブラン、いちご大福など、アレルギーを持ったお子さんならきっと食べてみたいおやつですよね。
今日ご紹介した「食物アレルギー対応レシピ集」は群馬県保育協議会が企画したもので、一般の書店での取り扱いはありません。
興味のある方、手に入れたい方は、群馬県保育協議会にお問い合わせ下さい。
電話番号は027−255−6034です。
知り合いに食物アレルギーを持ったお子さんがいるという方も、
ぜひこんな本があること、教えてあげてくださいね。
<>
81<><><>2008年5月1日<>小児科医アドバイス「水ぼうそう」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
<どんな病気>
水をもった赤いブツブツができる病気で最初は「虫さされ」とまちがえやすい病気です。
水ぼうそうは感染力の強いウイルスの病気です。水ぼうそうにかかった子どもと1時間ぐらい一緒に遊べば、まずうつります。保育所、保育園、幼稚園で流行することも多い病気です。感染力が強いので、新生児の赤ちゃんでもうつることもあります。
水ぼうそうにかかってから2〜3週間して赤い発疹がでます。発疹の出始めは虫さされにも似ていて、すぐにわからないこともありますし、水いぼとまちがわれることもあります。発疹は半日ほどで水疱になり、頭部や陰部、口の中まで全身に広がってきます。とてもかゆいですね。発疹は2〜3日でピークになって、1週間ぐらいで黒いかさぶたになります。
熱がでないこともありますが、2〜3日続くこともあります。熱が出る場合はほぼ同時に発疹が見られます。
<治療>
水ぼうそうのウイルスに効く抗ウイルス薬があります。病気の早い時期、できれば48時間以内に飲めば、症状を軽くすることができます。
発疹はかゆみが強いのでかゆみ止めの薬を飲むこともありますし、発疹が化膿したしたときは抗生物質の軟膏を塗ったり飲んだりすることもあります。
高熱でつらいときはじょうずに解熱剤を使って下さい。
<ホームケア>
・ ひっかいてかきこわさないように、爪を短く切って下さい。
・ 熱がなければ、シャワーやお風呂もokです。その方が、清潔になってかゆみも少なく、化膿することも少ないでしょう。
・ 口の中に水疱ができているときは、痛いので、すっぱいものや塩辛いものは避けましょう。
<こんなときはもう一度診察を>
・ 発疹が赤くはれて化膿したとき
・ 4日以上熱が続くとき
・ ぼんやり、ぐったり、元気がないとき
<保育所(園)や学校>
水ぼうそうになったことを先生に連絡しておきましょう。1週間ぐらいたって、ブツブツが全部かさぶたになったら行ってもかまいません。治癒証明書をかかりつけの先生に書いてもらってください。
<水ぼうそうワクチン>
水ぼうそうワクチンは有料ですが、1歳から受けられます。接種しても2割はかかってしまいます。でも、自然にかかったときよりも軽くすみます。また、水ぼうそうにかかっている人に接触してから3日以内に予防接種を受ければ、症状が出ても軽くすみます。かかりつけの先生に相談して下さい。
<帯状疱疹と水ぼうそう>
原因は同じウイルスです。水ぼうそうに一度かかったことのある子どもが、何年かたって再発したのが帯状疱疹です。他の人からうつったのではありませんが、他の人にうつします。うつされた人は、水ぼうそうになります。水ぼうそうと同じと考えて、ブツブツがかさぶたになるまでは家にいて下さい。
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83<><><>2008年4月17日<>子育てコーチングL<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「新年度第一回目なんですが、今日はどんなお話でしょうか?」
渡辺「はい、子育てコーチングではよく、子どもの話を聞きましょう!とか、子どもの思いを受け止めましょう!って言うんですけど、その時に、子どもの話を聞くとか、思いを受け止めるっていうことは、子どものいいなりになる、とか、あるいは子どもの望みを叶えることなんだという風に受けとっているお母さん達がいるらしいっていうのを聞いたんですね、なので、そこのところについて、ほんとのところはどうなのか、っていうことについて、今日はお話させてもらおうと思います。」
川上「言いなりになるということは誤解になる、ということなんですね。」
渡辺「はい。そうなんです。やはり、大人のほうも親として思いがある、っていう時は、思いを伝えていいんだと思うんですね。たとえば、ちょっとここで川上さんと私で、親子劇場をやってみたいと思います。」
川上「どういう役でしょうか?」
渡辺「じゃあ今日は私が子どもになります。川上さんには親になってもらいますが、場所はデパートのおもちゃ売り場です。私、子どもなんですけれども、この間も実はおもちゃ買ってもらったばっかりなんです。でもまた買って欲しいを言いますから、ちょっと親として、思ったように言葉を言ってみて下さい。」
川上「はい。」
渡辺「お母さん、このおもちゃ欲しい、買って買って、これが欲しいよ、買って買って!」
川上「え〜、この間買ったばっかりでしょう?おもちゃ大事にしないと駄目なんだよ。」
渡辺「そうそう、そんな風に、ついつい言葉がでますよね。」
川上「はい。」
渡辺「で、そういう風に言われて今、正直、私が子どもとしてどう思ったかっていうと・・・この間買ってもらったって言ったって、今欲しいんだから、買って欲しいんだよね、何で、買って欲しいって言っているのに、買ってくれないの??そういう思いになっちゃったんですよね。子どもとしては。」
川上「なるほど。でも、そう度々買ってあげられないですよね。」
渡辺「そして、親とすれば、その場で、子どもが欲しいって言っている思いをそのまま受け止めるとなったら、買ってあげるという判断しかなくなっちゃいますよね。」
川上「うーん、一応今、即否定したつもりだったんですけど…。それを受け入れるっていうとね、どうしようかな〜、買ってあげるかな〜となるんでしょうかね。」
渡辺「でもそうしたら、子育てコーチング学んでいたら、とにかく、子どもが何か言ったら、いつも子どものいう通りに従うっていうような、そんな感じになってしまうわけじゃないですか。」
川上「う〜ん。駄目、っていう私の気持ちも伝えればいいというわけですか」
渡辺「そうですよね、親として、今どう思っているのか、そして親として、子どもにこういうことをわかってほしいよ、っていうのを、伝えていいはずですよね。ここでですね、はっきりと分ける、ということをしたいと思います。とにかく、親とこのコミュニケーションで、大事な事は、目の前で子どもが何かを言ったときに、要は何か行動を起こしたときに、目の前でそう言っているその子は、そう言っているんだ、行動を起こしているその子は、そういう思いでその行動をしているんだっていうことを、いったん受け止める、っていうことが大事だと思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「たとえば、その中身が、親にとっては納得しがたいもの、受け入れがたいものであったとしても、今その子がそうしている、っていうことをいったん受け止めるっていうことが大事なわけなんです。たとえば、デパートのおもちゃ売り場のところの話で言えば、『これ買って買って』っていう風に言ったときに、『そっかあ、直ちゃんは、今このおもちゃを買って欲しいっていう風に、思っているんだね』っていう風に、いったん受け止める、ことが大事だと思うんです。」
川上「“おうむ返し”みたいな感じでしょうか。」
渡辺「そうですね。最初から『何言っているの、この間買ってあげたばっかりでしょ』っていう風にやってしまうということで、お子さんの方は、『あ、お母さんは、私の言うことを聞いてくれない!もう、いつもそうなんだから』とかっていう風にね。親としては別に子どもが憎たらしいとか、絶対に買ってあげないんだ、とかいうのではなくて、連続で買ってあげるのはどうなんだろうとかいろいろ考えているわけなんですね。なので、親としてこう思っているんだ、ということを子どもに伝えるようにするためにも、最初から否定にかかるのではなくて、思いをいったん受け止める、ということをする必要があると思うんです。」
川上「そしてそれが、子どもに伝わるように、言葉に出して『こう思っているんだね』と受けてあげるのが大切なんですね」
渡辺「そうですね、だから、さっき、川上さんが言ってくれた“おうむ返し”というやり方も、とても有効な方法だと思いますし、あるいは、『直ちゃんはそういう風に思っているんだね』というような言い方で、表現するのもひとつの方法ですし、あるいは『お誕生日のときにしようか』っていうように、何か提案をする、それもひとつの方法だと思います。あとは、どういう風にするのかを、今一緒に考えてみようかなんていう風に、言葉をかけてみるのもひとつの方法だと思います」
川上「はい。わかりました。ついつい即否定してしまいがちなあなたも、是非頭にインプットしておいて頂きたいな、と思います。渡辺さんありがとうございました。」
渡辺「ありがとうございました。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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80<><><>2008年4月10日<>宮沢賢治絵本原画展
<>前橋市敷島町にあるフリッツアートセンターで、現代日本を代表する絵本作家8人による賢治童話の8作品を1年にわたって、1作品ずつ展示していくというシリーズ企画展を開催中です。親子で楽しめそうですね。
宮沢賢治絵本原画展
〜八人の作家による賢治童話八作品の十二ヶ月〜
期日 ◎第一期・3月29日(土)〜4月29日(火・祝日)
『なめとこ山の熊』 あべ弘士
・5月 3日(土)〜6月 8日(日)
『オツベルと象』 荒井良二
・6月14日(土)〜7月13日(日)
『やまなし』 川上和生
・7月19日(土)〜8月24日(日)
『注文の多い料理店』 スズキコージ
◎第二期・4作家;9月27日(土)〜平成21年3月29日(日)予定
『どんぐりと山猫』 田島征三
『よだかの星』 ささめやゆき
『雪わたり』 方緒良
『狼森と笊森、盗森』 片山健
場所 フリッツアートセンター
前橋市敷島町240−41
027−235−8989
時間 ◎11:00am〜20:00pm 火曜日休館(祭日の場合はその翌日)
入館料 ◎無料
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79<><><>2008年4月3日<>小児科医アドバイス「おたふくかぜ」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
<どんな病気?>
耳の下やあごの下が腫れて熱がでる病気です。原因はムンプスウイルスです。せきやくしゃみで近くにいる人にうつります。保育園や幼稚園で流行することがあります。
うつってから症状がでるまでは2〜3週間かかります。耳の下の耳下腺という唾液をつくるところが炎症を起こして、腫れて痛がります。耳下腺の腫れは左右両方だったり、片方だったりします。同時に腫れることもあれば、初めに片方が腫れて2〜3日してから反対側が腫れることもあります。耳下腺だけでなくあごの下の顎下腺が腫れることもあります。腫れている部分が痛みますが、腫れは2〜3日目がピークで、その後1週間くらいでよくなります。熱は38度前後でそれほど高くなりませんし、まったくでない場合もあります。
<治療>
ムンプスウイルスへの特効薬はありません。安静にして、自然に治るのを待ちます。痛みや熱でつらいときは、解熱剤をじょうずに使いましょう。耳の下を冷やしてあげるのもよいでしょう。ただし、冷やしたからといって早くよくなるわけではありません。
<ホームケア>
唾液が出ると痛がるので、すっぱいものや、よくかまなければいけないものは避けましょう。スープ、プリン、ゼリー、豆腐、牛乳などがおすすめです。入浴は、高い熱や強い痛みがなければかまいません。腫れがひくまで、約1週間は保育園、幼稚園、学校はお休みです。
<注意したいこと>
おたふくかぜは、10〜50人に1人くらいの子どもに髄膜炎がみられます。高熱、何度も吐く、頭痛など様子がおかしいと感じたら受診して下さい。多くは後遺症もなく治ってしまいますから心配はいりません。
1〜2万人に1人くらいに難聴を残すことがあります。最近、難聴の頻度がこれよりももっと多いのではないかと言われており、現在調査が行われています。難聴になると聴力は一生もどりませんが、片方だけのことが多いので日常生活に支障がないようです。
思春期の男の子がおたふくかぜにかかると、2〜3割の子が睾丸炎をおこします。局所の腫れと痛みで歩くこともできなかったり、高熱も数日続きます。ほとんどは片方だけで不妊の原因になることはまずありません。女の子では卵巣炎を起こすことがありますが、不妊の原因になることはまずありません。
<予防接種>
おたふくかぜは、病気そのものはそう重くないのですが、髄膜炎、難聴、睾丸炎、卵巣炎などの合併症のほうが心配です。費用はかかりますが、予防接種を受けたほうがいいですね。ただし、予防接種の副反応で数千人に1人の割合で髄膜炎が起こることを知っておいて下さい。
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78<><><>2008年3月20日<>子育てコーチングK<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今日のお話は、どんなお話でしょうか。」
渡辺「はい。今日はペースっていうことについて考えたいと思います。親と子のペースを考えて、日々のコミュニケーションを考えてみようということをお話したいんですね。」
川上「ペース。スピード・・・」
渡辺「はい。そうです。例えば、話をするスピードとか動作ですね。そのスピードを親と子で合わせるっていうんですかね。そんなことをちょっと考えてみたいと思うんです。」
川上「はい。」
渡辺「というのは、例えばですよ、親の方がすごーく、話し方で早く喋る親だとします。」
川上「チャキチャキ型の。」
渡辺「そう、チャキチャキ型の。そういう時に子どものほうが、例えばですけど、学校から帰ってきたとき、『あのねーお母さーん・・・』って話してきたときに、『なに?』『あのさぁー、今日学校でさぁー花子ちゃんがさぁー・・・』『ん、それで?早く言って!』とかってやられたら、どうですか?」
川上「なんか追い立てられてるみたい。」
渡辺「ですよね。結構そのお母さんが、思ってる話のペースとお子さんのペースが合わないっていうのがあると、例えば子どものほうは話しにくい、親御さんのほうも『まったく、なにそんなゆっくり話してんのよ、もっと早くいいなさいよ。』みたいなイライラ感がつのってしまってるんですね、なので、そういう状態で日々やっていくと、やはりコミュニケーションをうまくとるのが難しくなっちゃうと思うんですよ。」
川上「悪循環ですよね。」
渡辺「ねー。『まったく、この子と話すとイライラするわ』みたいな風にね、なっちゃわないとも限らないかと思うんですね。」
川上「はいはい。」
渡辺「そこで、今日の場合は親が子どものペースを知って、そして子どものペースに合わせてみるっていうことをやってみたいと思うんです。何でそうかっていうと、やっぱり親にとってみると、子どもは自分の子どもだし、自分の思うように何とでもなるとか、自分の分身だからとかっていって、ついつい、言えば何でも命令を聞いてくれるような相手に思ってしまいがちだと思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「ですけど、やっぱり親と子であっても別の存在だし、持ってる気質とか特質も違っているんだと思うんですよね。」
川上「はい。」
渡辺「それを意識しないで、親の方を主軸にして、子どもを私に合わせるべきっていう風にしていると、子どもが随分辛い想いをしているんじゃないかなぁと思うんですよね。」
川上「特にチャキチャキ型のお母さんに、ゆっくり型のお子さんが『ついて来い』って引っ張られると、もう『はぁ、はぁ、ついていけません。疲れました。』っていう感じのお子さんになっちゃいますよね。」
渡辺「そうかもしれませんよね。それにね、今の川上さんのお話のような場面もあれば、逆にお母さんが、すごーくゆっくりなタイプで、お子さんがチャキチャキだったりすると、例えばお子さんのほうから、『お母さん、もう、早くしてよ!』とかね、『何でお母さんそんなにゆっくりやってんの、もう!』とかっていう風に、子どものほうから逆に攻撃されるようなことがあったとすると、親御さんのほうとしても、『なんかこの子といると、居づらいわ。』とか『なんかいつも急き立てられてるようで、やだわ。』なんて逆に親御さんのほうが、目の前にいる子どもと一緒にいることを楽しめない、なんてこともあるかもわからない。」
川上「なるほどねー。本当に親と子だからって、同じペースとは限らないですよね。」
渡辺「そうなんですね。なので、今日の場合は親のほうが意識して、子どものペースに合わせてみるっていうことを、ぜひトライしてみていただきたいと思うんです。」
川上「はい。」
渡辺「例えば、もし、お子さんがもうすごい早いペースでお話するとして、親御さんのほうがゆっくりペースのお母さんだったら、ちょっと辛いかもしれないですけど、お子さんのペースに合わせて、『うんうん、そうなんだ、それで?そっかぁ、ふーん、わかるわかるその気持ち!』なんていう風にテンポ良くお子さんのペースに合わせてみる。そんなことをぜひ、ちょっと意図的にやってみてほしいと思うんです。話し方だけじゃなくて、動作についても同じことがいえると思います。親と子どもは、違うという前提でうまくやっていくために子どもに合わしてみよう、というのを、親御さんの方で意識してみてほしいっていうのが、今日の皆さんへの提案です。」
川上「はい。わかりました。お子さんのペースに合わせてみることで、もっとよりよいコミュニケーションがとれるかもしれません。ぜひ皆さんも実践してみてくださいね。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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76<><><>2008年3月6日<>小児科医アドバイス「溶連菌感染症」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
溶連菌感染症
どんな病気?
溶連菌という細菌が感染して起こる病気です。今回は溶連菌による咽頭炎や扁桃腺炎について説明します。
どんな症状ですか
溶連菌がのどに感染して、のどの痛み、熱、体や手足の発疹などがでます。舌はイチゴのようになります。うつる病気です。
もう少し詳しく説明します。潜伏期はおよそ2〜5日です。2〜10歳ぐらいがかかりやすく、大人には少ないといわれています。秋から冬に多く、春にも流行することもあります。のどの痛み、発熱で始まります。赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲むときに泣いたり、吐くことがあります。
(1) 熱は38〜39度の高熱になることもありますが、逆に熱がでないこともあります。
(2) のどが真っ赤になります。
(3) 発病して1〜2日後に、舌の表面が、イチゴの表面のように赤くポツポツとなります。赤ちゃんにはでないこともあります。
(4) 発病して1〜2日後に、体に赤い細かい発疹がでることがあります。かゆみもあります。発疹は1週間ほどでおさまり、その後指先の皮がむけることがあります。
合併症
急性腎炎 溶連菌感染後、3〜4週してなります。突然、むくみ、尿が出なくなったり、やっと出た尿が赤かったりします。予後は良好で1〜2年のうちに90%以上は治癒しますが、入院や安静、食事制限、体育の見学などが必要になります。
診断
溶連菌がいるかどうか、病院では検査キットを使って調べます。綿棒で、のどの菌をとって検査します。10分くらいで結果がでます。ただし、検査前に抗生物質を飲んでいると正確には診断できません。
治療
抗生物質を2〜3日飲めば、症状は楽になりますが、途中でやめると再発したり、急性腎炎などの合併症を起こすこともあります。10日〜2週間、飲むことが大切です。医師の指示どおり、最後まで飲んで下さい。薬を飲み切ったら、急性腎炎を起こしていないか尿検査をすると安心です。
2日以上たっても熱が下がらないときや、のどが痛くて水が飲めないときは受診してください。
また、うつる力が強い菌なので、きょうだいも抗生物質を飲んだ方がいいでしょう。
食べ物については、のどの痛い時は、熱いものや辛いもの、すっぱいものはさけてください。
入浴については、熱がなければかまいません。
いつから学校や幼稚園に行っていいのか
診断がついてきちんと抗生物質治療が行われていれば、ほとんどの場合24時間以内に感染力がなくなります。治療をはじめて24時間以上たって、熱もなく元気であれば、主治医の許可を得て、行ってもかまいません。
溶連菌感染は、何度もなりますか
免疫がつきにくく、しかも、溶連菌の種類がたくさんあるので、この病気は何度もかかります。
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75<><><>2008年2月28日<>飾り巻きずし本!<>今回のキッズサイトは、お子さんが喜ぶこと間違いなし!「飾り巻きずし」の本をご紹介します!
ひなまつりはもちろん、これからの行楽シーズンのお弁当やお客さまのおもてなしにも活用できると思います。
この本は主婦の友社から出版されている
「いちばんわかりやすい!飾り巻ずしの作り方」という本で、著者は東京すきアカデミーの校長で、「TVチャンピオン」の第3回、第4回全国すし職人にぎり技選手権で優勝した川澄健さんです。
飾り巻きずしとは、昔から千葉県山武地方に伝わる「房総の太巻き寿司」=地元で祭りずしと呼ばれているものと、江戸前寿司の細工巻きを川澄さんのオリジナルの方法でアレンジしたもので、キャラクター、動物、人の顔なども巻きずしで表現できるというものです。
材料もスーパーなど身近なところで手に入るものだけで作れるところが魅力です。
作り方も、これまで一度も巻きずしをつくったことがない!という人でもわかるようにとにかく写真が盛りだくさん。すしめしのつくり方や海苔の扱い方、必要な道具などから写真入りで紹介されていて、シンプルな細巻の作り方も親切に解説されています。
飾り巻きずしの太巻きを作るポイントなども本当に細かく紹介してくれていて、絵を組み立てる為のパーツに使う酢飯のグラム数などもちゃんと書いてくれています。
だいたいこの部分の酢飯はこのくらいかなぁ・・・などと素人が適当にやってしまうと失敗しがちなところがちゃんとサポートされているんですよね。
それで、気になるのはどんな絵柄の飾り巻きずしが作れるのか?というところですが
本当に様々なデザインが紹介されています。
たとえば、初歩の段階のステップ1では、かえるやぞうさんの顔、バラの花や桃の花ぶどうの房など。
ステップがあがっていくと、おだいりさまとおひなさまやカタツムリ、テントウムシ、アンパンマンやカニ、祝いの文字など本当にさまざまな飾り巻きずしが作れるんですね。
ちなみにこの本の表紙の写真は、とっても可愛くて目をひく、パンダの顔の飾り巻きずしです。
この本、著者の川澄さんが会長をつとめる寿司インストラクター協会認定の「飾り巻きずしインストラクター」検定教科書にもなっているんですが、検定を受けなくても、大いに参考になると思います。
今回は主婦の友社から出版されている本「いちばんわかりやすい!飾り巻きずしの作り方」著:川澄健 1200円をご紹介しました。
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77<><><>2008年2月21日<>子育てコーチングJ<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
渡辺「今日は子どもが嘘をついた時のお話したいと思います。」
川上「子どもの嘘。まま、あることかもしれないですよね」
渡辺「そうですよね。まぁ、親としては子どもに嘘はついて欲しくないんですけれども、やっぱり子育てをしていると、子どもが、結果として嘘をつくようなこともあるかと思うんですよね。そんなときに、親としてどんな風に対応したらいいかっていうお話をさせていただきたいと思います。」
川上「はい。子どもに嘘をつかれたときってやっぱりショックだろうなと思いますね。」
渡辺「そうですよね。たとえば、子どもの味方として普段子育てやっているとか、私こそ子どもの本当のところをわかっていつも子育てやってるなんて思っていると、子どもが嘘をついたとわかったときは、なんかちょっと裏切られちゃったような、そんな気にもなっちゃうかと思うんですよね。」
川上「そして、怒っちゃいそうですね。」
渡辺「そうなんですよ。子どもが嘘をついたとき、やっぱり嘘つきになってほしくないとか、ちょっと裏切られちゃったみたいな気持ちで怒ると、『なんで嘘つくのー!』って怒りたくなっちゃうってことがあると思うんですね。で、本当は親としては、嘘をつくってことをストップして、行動を改めてほしいっていうのがあるんですけれども、『なんで嘘つくのー!』とかっていう風に子どもを攻撃したとすると、必ずしもそれで嘘をつくのは止むかっていうと、もしかしたらもっと嘘の上塗りっていうんですか、もっとひどい嘘をつくようなことにもつなっがってしまうかもわからない。」
川上「うーん・・・。それだと怒ってる意味がなくなっちゃいますよね。」
渡辺「そうなんですよね。」
川上「どうしたらいいんでしょうか?」
渡辺「そこでちょっとね、川上さんと一緒に考えてみたいんですけど、いったい子どもは何でそのときに嘘をつく、どうしてそのとき嘘をつくようになっちゃったんだと思いますか?」
川上「まさに、怒られたくないからとか。そういう感じですかね。」
渡辺「そうですよね。この嘘をつくのはもしそのままやっちゃったとか、そうしたんだっていうのを言ってしまうと、自分の身が危険というか、親に怒られるとかね、そういうのがわかっていると、やっぱり嘘をつくことで自分を守りたいっていう、そういう気持ちがおこると思うんですよね。」
川上「はい。」
渡辺「保身。自分を守るっていうことですね。ですが、そうせざるを得なくなっているのはなんでなのかっていうところを考えたいんですよ。親としたらどんなことが対応策としてね、考えられるでしょうか。」
川上「うーん・・・怒られると思って嘘をついてるわけだから、嘘をつかなくても怒られないって思えばつかないかもしれないですかね。」
渡辺「その通りだと思うんですよ、川上さん。たぶん、危険が身に及ぶので、自分の身を守ろうとしてると思うんですよ。でも、そのことをしても自分が危険にならないと思えば、身を守る必要ないと思うんですよね。」
川上「うーん・・・。」
渡辺「なので、ちょっとここでね、このラジオを聴いてくれてる皆さんに振り返ってみてもらいたいんです。子どもが嘘をつくような場面があったとき、なんで、その子がその嘘をついたのか、そこのところに意識をもっていっていただいて、もし、普段の対応で変えられることが何かあるとすれば、そこのところをぜひ変えてみる、違う関わり方をしてみる、そういうことを試してみていただきたいなぁと思うんですね。」
川上「怒らないっていうことですか?」
渡辺「そうですね。伝え方を変えるとか。もちろん、よくない行為をしたときに、『いいよー』なんて言う必要はないと思うんですね。ですけども、それを攻撃的に言う言い方ではない他の言い方っていうのもあると思うんです。例えば、簡単な例でいえば、テストで30点をとってきたときに、ついつい、『なんでこんな点とってくんのー!』とかっていう風に言いたくなっちゃう・・・そのときに、『あー30点だねー。今度、次のときは何点とりたい?うん?50点?そっか、じゃあ今度はさぁ、30点から50点にいけるようになんとかやってみようよ、なんかできるかな?』なんていう・・・こんな伝え方はどうかなぁと思うんですね。」
川上「うーん・・・同じ『もうちょっと頑張ろう』っていうのを伝えるにも、伝え方で響き方って違うんですね。」
渡辺「そうだと思うんです。もしね、30点とって来てもお母さんに怒られないっていうのがわかってれば、隠すとかね、嘘をつく、『僕80点だったもん』なんていう風に言う必要がなくなると思うんですよね。」
川上「攻撃的な言い方をどれだけ日常生活の中でなくしていくといいのかもしれないですね。」
渡辺「そうですね。別の言い方を試みてみる、そんなことをぜひトライしてみていただきたいと思います。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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74<><><>2008年2月7日<>小児科医アドバイス「ひきつけ」<>前橋市の「いまいずみ小児科」今泉友一先生のアドバイスです。
けいれんを起こしたときのホームケア
(1) けいれんとは
けいれんとは、白目をむいて手や足を突っ張ったり、体が反り返ってピクピクさせている状態をいいます。けいれんとひきつけは同じ意味で使われています。なぜけいれんが起こるのか、詳しいことはまだわかっていませんが、脳の神経細胞が異常に興奮したり、脳になんらかの異常が起きたときなどにけいれんが起きると考えられています。赤ちゃん時代は、まだ脳が未熟なため一生のうちで最もけいれんを起こしやすい時期と言えます。熱の上がりぎわに起こる熱性けいれんや、大声で泣いたときに起こる泣き入りひきつけは後遺症の心配はほとんどありません。
(2) けいれんを起こしたときのホームケア
けいれんを初めて目にしたお母さんはビックリしてしまいます。あわてないでと言っても難しいかもしれませんが、たいていの場合、1〜2分でおさまるので、一つ深呼吸して、自分の気持ちを落ち着かせて下さい。
ポイント1 平らな場所に横向きに寝かせ衣服を緩めます
まず、けいれんの始まった時間をチェックして下さい。そして、お子さんを体ごと横向きに寝かせます。呼吸がしやすいように、衣服やおむつを緩めます。仰向けに寝かせると、吐いた物が気道に詰まってしまう恐れがあるので避けてください。
ポイント2 強く抱きしめたり、口に物を入れてはダメです
体を揺すったり、けいれんを止めようとしてギュッと強く抱きしめたり、手や足をおさえると、かえってけいれんが長引くことがあります。また、赤ちゃんが舌をかまないようにと、口の中に指やタオルを入れると、気道を詰まらせて危険です。抱っこするのも、けいれんの様子を観察できなくなるのでよくないです。周りに危険な物があれば片付けて事故を防いで下さい。
ポイント3 意識が戻ったかどうか確認してみましょう
顔に赤みがさして、手や足の突っ張りがなくなり、目をあけて、泣くなどの様子が見られたらもう大丈夫です。けいれんがおさまったと考えていいでしょう。けいれんを起こした後にそのまま眠ってしまうことがありますが、問題ありません。意識が戻ったかどうかはっきりしなくて心配なら、足の裏をこすったりたたいて反応をみたり、眠っているのを一度起こして意識が戻ったかを確認してみるといいでしょう。
ポイント4 かかりつけ医に電話する
けいれんが止まったら、かかりつけの小児科医に電話して下さい。その際、発熱していたか、けいれんはどのような様子だったか(目や手や足の状態、けいれんが治まったときの様子など)、けいれんが何分間続いたかを小児科医に伝えるのがポイントです。小児科医は話を聞いたうえで、たとえば、救急車で来て下さい、あわてずに来て下さい、しばらく様子をみていいでしょうなどの指示をしてくれます。
ポイント5 救急車を呼ぶとき
初めてのけいれん、5分以上けいれんが続く、けいれん後に意識が戻らない、何度も繰り返しけいれんを起こす、頭を強く打ったあとにけいれんを起こした、嘔吐を伴う、熱が出て2日以上たってからけいれんを起こしたときなどは、至急救急車を呼んで病院に連れていきます。
最後にもう一度繰り返しですが、止まらないけいれんはありませんから、あわてないことです
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73<><><>2008年1月17日<>子育てコーチングI<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
渡辺「今日は“兄弟喧嘩の仲裁”についてお話したいと思います。」
川上「はい。これはもう兄弟が居れば必ず喧嘩は起こると考えてもいいでしょうね。」
渡辺「そうなんですね。結構お母さん達から、「も〜ウチの子達はいつもいつも喧嘩しててその仲裁入るんだけど上手くいかなくて嫌になっちゃうのよね。」なんていう話を聞くことが多いんですよね。」
川上「はい。この兄弟喧嘩が勃発したとき、どんな風に接すればいいんでしょうか」
渡辺「そうですね。そこちょっと最初に川上さんにもお聞いてみたいと思うんですけども。子供が喧嘩しているとき、兄弟げんかをやってるときに親が仲裁に入るって言うのはどういう役割をしようと思って入るんだと思いますか。どうなって欲しいと思って仲裁に入るんでしょうかね」
川上「う〜ん。まず、その喧嘩の状況をやめてもらって、どうして喧嘩になったのか原因をはっきりさせて解決するのがいいかなとも思うんですけど・・・なかなかその辺が微妙で、はっきり白黒つかない部分もあったり・・・難しいですよね。」
渡辺「そうですよね。特に兄弟だった場合は、お兄ちゃんが悪い。いやいや弟のほうが悪いとか言って結局、はっきり白黒なんてつけられないって場面が多いいんじゃないかと思うんですよね。」
川上「一方がよくて、一方が悪いって決めちゃうとまた、不満が残りそうですしね。」
渡辺「そうなんですね。そういうときにね、私、今日、提案を持ってきたんですけれども、いっそのこと、その喧嘩を、仲裁するのをやめて、子供たちに任せてみたらどうでしょう。という提案なんです」
川上「それは喧嘩している状況をそのまま放置しておくっていうことですか?」
渡辺「そうですね、その放置するっていうと何か見てみぬふりをするとか無関心な感じがちょっと思い浮かんでしまうかと思うんですけど、そういう感じではなくて、ほんとは気になっているんですけれども直接的に介入をしないで、その二人がどうするのかを見守って、子供たちが解決する方法をふたりであるいは三人兄弟だったら子供たち同士でなんとかかんとかやりあいながら、解決の道を見つけていくようにそれを見守るってことなんですよね。」
川上「うぅ〜ん・・・」
渡辺「例えばね、その喧嘩をするというのは、ついつい大人からみると、もうとにかくやめさせなくちゃとか、静かにさせなくちゃとか、そういう思いがついつい出てきてしまうと思うんですけど、私から見ると、喧嘩って、すご〜くいい勉強のチャンスじゃないかと思うんですね。例えば、社会に出てから、人とのやり取りとかいろいろやっていくときに、あ〜こういうことをしたら相手は嫌なんだなっていう風に思ったり、自分で最初に怒ってしまってガーって言ってしまったけど、ほんとは自分が悪かった・・・と思ったときにどうやって誤ろうっていうのは、大人になってからすぐできることではなくて、子供のうちからそういう場面をいろいろ体験することで、こういうときはこうする。あーいうときには、あー言うようにすればいいんだなって学んでるんだと思うんです。喧嘩は、そのことを学ぶとってもいいチャンスだと思うんです。ただ見ているって言うのが出来ないようであれば、子供たちに宣言してはどうでしょう。」
川上「宣言・・・」
渡辺「はい。たとえば、“お母さんはみんなが話し合って解決できるって信じてるよ。二人で話し合いしてみてごらん、お母さんここで、どういうふうになるかって楽しみに見守っているからね。”っていう風に言って、子供たちに任せてみる。そんな感じですね」
川上「見守っている間に、あ〜これはおさまりつかないなぁ・・・て思ったときは助け舟みたいなものってあるんでしょうか。」
渡辺「それももちろん、その状況によってやっていいと思うんですよね。たとえば、“お〜い、みんな、ちょっと待った。お母さん、今見てたんだけどさ、もぉ、どんな風になるかちょっと怪しくなってきたよね、じゃあ、ここで作戦タイム、みんなでやってみる。お母さんも入るよ。”とかいう風に言ってちょっとお母さんが、一緒に入って話し合いの矛先をコントロールするっていうんですかね、親の言うようにというよりも、たとえば、一番下のお子さんが何も言えないような状態だったとしたら、○○ちゃんはどんなふうに思っているの言ってみてごらん“とかね。」
川上「それぞれの考え、言い分を引き出してあげる。」
渡辺「そう、そう、そう、そして、それをすることによって、お兄ちゃんの方が、“あ〜一番下の、ちっちゃいあの妹は、あんなふうに思っていたんか”ということに気づけるきっかけですね、そういうのを作り出してあげる。けれども、成敗するのではない、「ほら、静かにしなさい」とか、「あなたが悪いんでしょ、お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」とかね、大人の見方でそこを抑えてしまわないということが大切なんじゃないかなと思うんですね。」
川上「目の前の喧嘩を今ここで止めるのではなくて、もっと先に大切なことがある!ってことなんですね。」
渡辺「そう。だから安心して見守る。そういうことを是非チャレンジしてみていただきたいなって思っています。」
川上「今日は兄弟喧嘩の仲裁についてのお話でした。いつもうちの子たち、喧嘩ばっかりしているなんていうお母さんはちょっと、“見守り”を試してみてください。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
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71<><><>2008年1月10日<>親子オススメイベント<>今回は今月行われる親子オススメイベントをご紹介します。
今月19日(土)、高崎市の総合福祉センターで開催される「親子フェスタ2008」。
このイベントは親子のふれあいや、子育て仲間とのつながりを応援しながら、楽しい子育てのきっかけを提案しようというものです。親子コンサートや、リズム遊び、歌遊びなど親子で参加する体験会。キャンドル作り、モビール作り、ケーキのプレゼントケース作り、バルーンアート、指人形作り、紙工作で虫作りなどが行われるわくわく親子体験教室が行われます。
親子コンサートは「こいのぼりバンド」の出演で午後1時半〜2時半まで、高崎市総合福祉センターたまごホールで行われ参加費は無料です。
当日参加で定員は先着300人。午後1時から受付開始です。
あそび歌やオリジナルソング、手品、ゲーム、パネルシアターなど
遊び心いっぱいの内容となっています。
第4会議室では、1〜2歳児と対象にした「ふれあい遊び&リズム遊び」が午前10時〜11時まで行われ、当日参加で定員は20組。
3歳以上の子どもとお父さんを対象にした「歌遊び&体遊び」は午前11時半〜12時半まで行われ、当日参加で定員は30組です。
キャンドル作り、モビール作り、ケーキのプレゼントケース作り、バルーンアート、指人形作り、紙工作で虫作りなどを行う「わくわく親子体験教室」は午前10時〜12時半まで創作室で行われます。
当日参加で定員は各30名。材料費が100円〜300円です。
お問い合わせはNPO法人子育て応援団ぐんま、電話番号027−221−6744までどうぞ。
1月27日(日)には高崎市の県立観音山ファミリーパークで冬の特別企画が開催されます。
午前10時〜午後3時まで様々な催しが行われます。
和凧づくりや連凧づくり、凧揚げなどはサービスセンター交流室で行われます。
参加は事前予約が必要で、和凧づくりは先着30名で費用は500円。
連凧づくりは先着100名で費用は100円です。
自分で作った凧を空高くあげてみてはいかがですか?
クラフト工房では午前10時〜ロケットづくりやブーメランづくり、紙ヒコーキづくりが行われます。
当日受付ですがそれぞれ定員があり材料費が数百円程度かかります。こちらも自分で作ったあと、すぐ試して遊べますね。
午前10時〜と午後1時〜はバルーンアートのパフォーマンスが行われるほか、むかしの遊びコーナーもあります。
事前予約の申し込み、お問い合わせは、県立観音山ファミリーパーク
電話027−324−9210までどうぞ。
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70<><><>2008年1月3日<>小児科医アドバイス「熱が出たときのホームケア」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」の今泉友一先生のアドバイスです。
熱が出たときのホームケア
熱は赤ちゃんや子どもによく見られる症状です。熱が出るとお母さんはとても不安な気持ちになってしまいますね。けれども、赤ちゃんや子どもを少しでも楽にし、安心させてあげるために、お母さんは落ち着いてお世話をしてください。
(1) 熱ってどうして出るの?
風邪などの感染症にかかって熱がでるのは、体の防御反応の一種です。ウイルスや細菌は37度くらいの温度で最も活動します。体内に入り込んだウイルスや細菌の活動を抑えようとして熱を出し、免疫を高めています。発熱することは赤ちゃんや子どもの体に負担になりますが、免疫能力を高め、病気にかかりにくい丈夫な体を作っていくことにもなるわけです。
(2) 高熱で脳がおかしくなるのではと心配
「高熱で脳がおかしくなってしまうのでは」と心配するお母さんも多いのですが、高熱のために脳がおかしくなることはありませんから安心して下さい。
(3) 解熱剤をやたらと使うのはよくありません
熱が出るとお母さんは不安になって、解熱剤に頼りたくなる気持ちはよくわかります。でも、ちょっと待って下さい。解熱剤は熱によるつらさを軽くするための薬で、病気を治す薬ではありません。熱を下げることばかり気をとられないでください。
(4) 熱が出たときのホームケア
ポイント1 熱の出始めは寒けがします。体を温めましょう。
熱の出始めは、寒けがして手足が冷たくなります。厚着をさせたり布団をしっかりかけて、手足が温かくなるまで待ちましょう。
ポイント2 暑がるときは涼しくしたり、冷やしたりします。
熱が上がりきったら、体は熱くなります。薄着にして涼しくさせ、お子さんが嫌がらなければ水枕や熱冷却シートを使って頭、太もものつけ根やわきの下を冷やすと効果的です。熱が38.5度以上でぐったりして元気がない時に解熱剤を使ってもいいですよ。でも、高熱でも元気にしているなら、使わなくてもいいです。解熱剤を使う時は、6時間以上あけて下さい。
ポイント3 水分は少量ずつこまめに与えましょう。
熱が出ると大量の汗をかくので、体から水分が失われていきます。熱が出た時は水分補給を心がけてください。母乳、ミルク、麦茶、果汁、ベビー用イオン飲料などをこまめに与えましょう。このとき、一気にたくさんの量を飲ませると、吐くことがあります。少量ずつを、何回にも分けて飲ませましょう。
ポイント4 食事は無理じいしないでください。
食欲がなければ、無理に食べさせる必要はありません。食べやすいように冷やしたスープや茶碗蒸しなどはいかがでしょうか。赤ちゃんの場合は、離乳食は初期ならお休み、それ以降は1段階前に戻して、水分が多くさっぱりしたメニューを作ってあげてください。
ポイント5 お風呂は無理に入れなくてもいいでしょう。
熱があっても元気なら、さっと湯船に入れたりシャワーを浴びさせても構いません。ただし、38.5度以上ある場合は入浴を控えたほうがいいでしょう。お風呂に入れない時は、湯でぬらしたタオルで体をふいて清潔にし、さっぱりさせてあげましょう。
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69<><><>2007年12月27日<>年末年始親子お出かけ情報<>* 大みそかの31日、群馬県庁周辺・県民広場ではカウントダウンイベントが実施されます。
午後2時〜スタートし、県庁入り口付近では片品村から運ばれた雪で雪遊びができます。また冷えた体を温める足湯も楽しめるほか、恒例の屋台村もオープンしますので、食べ物で暖まることもできます。
県庁32階の展望ホールでは、午後2時からファッションinぐんまが行われます。
音楽やファッションショー、ヘアショー、アートデコレーション、ダンスなど様々なイベントが行われるもので、午後8時〜は、カウントダウン前に結婚式を挙げる企画、カウントダウンハッピーウェディングも実施します。
県庁1階県民ホールでは午後5時〜毎年大人気のカウントダウンダンスバトルが行われます。
* 1月1日、元日には県庁を発着点に毎年恒例のニューイヤー駅伝が行われます。
午前9時5分スタートです。コース沿道に設定される応援ポイントが県庁のホームページに公開されていますので、沿道から熱い声援を送ってみてはいかがですか?
* 渋川市の伊香保グリーン牧場では、29日から冬休みフェアが始まります。
1月6日までの期間中、毎日シープドッグショウや手作りバター教室などが行われる他1月1日〜3日まではお正月特別イベントとして、午後2時から「青空もちつき」が行われ、みんなであんこ、きなこ、辛み大根などをまぶしたつきたてのお餅を食べます。また午前11時からと午後2時半からは30センチ×40センチの牧場オリジナルジャンボかるたを取るゲームが行われます。
* 渋川スカイランドパークは、元日は入園無料で午前6時半に開園し、観覧車から初日の出が楽しめます。
1日・2日・3日には新春ビンゴゲーム大会が行われ、
3日の午前11時からはもちつき大会が行われます。
* 前橋市のぐんまフラワーパークでは1月3日までの期間中、日没から閉園時間まで、10万球のイルミネーションを実施しています。
1月2日には獣拳戦隊ゲキレンジャーショーが、1月3日には大道芸が行われます。
* 赤城高原牧場クローネンベルクドイツ村では1月1日〜3日までの三が日は入園無料となります。元日には、午前11時半からと、午後2時からミスター・ガーリックによるマジックショーが上演されます。
1月2日・3日にはアルプスの民俗音楽の楽しいライブが行われるほか、レストランでドイツ料理を味わいながら楽しめるライブもあります。
* 伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地は1月2日3日にメリーゴーランドが無料開放されます。また午前10時〜と午後2時〜おしるこの無料配布が行われます。
* 桐生市新里町の温水プール・カリビアンビーチでは1月2日〜4日まで先着200名に食事券が当たるお年玉抽選会を行います。また当日入場の中学生以下の子ども先着50名にソフトクリーム引換券がプレゼントされます。
* 渋川市観光協会では、1月1日〜7日まで「2008アルテナードNEW YEARキャンペーン」を実施します。期間中にアルテナードの8つの施設、日本シャンソン館、渋川市美術館・桑原巨守(くわはらひろもり)彫刻美術館、伊香保システィーナ サンエイ&猿劇場、渋川スカイランドパーク、群馬ガラス工芸美術館、伊香保グリーン牧場、ハラミュージアムアーク、徳富蘆花記念文学館に来場した人の中から毎日抽選で最高160人にアルテナードオリジナル救急セットがプレゼントされます。
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72<><><>2008年12月20日<>子育てコーチングH<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
今回は12月9日にアカチャンホンポ高崎店の協賛実施した「子育てコーチングセッション」の参加者の声を受けて、「怒りのコントロール」についての渡辺コーチのお話です。
渡辺「この間セッションをやってみると、子供を怒ってしまって・・・怒った後に、何かあーまたやっちゃったぁ・・・みたいにちょっと後悔に繋がるような、そんな怒り方をしてしまって、どうしたらいいんだろうって困ってる・・・そんなお話を聞いたんですね。ですので、今日は“怒りのコントロール”について、お話をしたいと思います。」
川上「怒りのコントロール。」
渡辺「はい。」
川上「怒っちゃうと、歯止めがきかなくなっちゃう、っていうお母さん多いと思うんですよね、確かに。」
渡辺「そうなんですね。本当は、子供がよくなってほしいとか、こうゆうところを直してほしいと思ってるので、しかってるわけなんですけれども、ついつい瞬間的に怒りのほうがこみ上げてきてしまって、そちらを子供にぶつけてしまうっていう場面が多いようなんですよね。」
川上「うーん。どうやったらコントロールできるんでしょうか。」
渡辺「そうなんですね。えーと、怒ってる瞬間をちょっと思い浮かべてもらいたいんですけど。」
川上「はい。」
渡辺「心と体の状態が、例えば怒ってる瞬間は、ばっちり重なってる感じなのか、それとも、心と体が別々な感じなのかっていうと、川上さんどっちだと思いますか?」
川上「あーもう、ばっちり重なってて、体も心もカーっとなって、分からなくなって怒ってるような気がします。」
渡辺「そうですね。その状態だと、なにも他のことはわからないとか、見えないっていう状態になってるんだと思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「それが、極端に子供のほうに一直線に向かってしまうと、それを受けとったお子さんのほうは、あーお母さんは、僕のことが嫌いなんだなとか、かわいくないんかもしれないとか、あー僕ってだめなんだとか、そんな風なものが子供に届いてしまって、よくなってほしいとか、お母さんがこうゆったから直そうなんて、そんなのがお子さんのほうに届かなくなってしまう、そんなことも起こってしまうと思うんですよね。」
川上「確かに。もう、自分が気の済むまで怒りきるまで、止まらないみたいな、感じになって。それで後で、後悔しちゃうんですよね。」
渡辺「そうですね。そこで、その、コントロールするためには、心と体が一体化している状態から、もう一つ別の目を自分に取り込むっていうんでしょうか。客観的に自分を見ている目を、ぜひ登場させたいんですよね。」
川上「どうやって・・・」
渡辺「つまり、ほんとに簡単なことなんですけど、その怒りの真っ最中にこう思えばいいんです。『あっ、今私怒ってるわ』って思う。どうでしょう、こうゆう風に怒りの場面で、思った瞬間・・・どうですか?」
川上「あーなんだかちょっと、ブレーキかかる感じがしますかね。」
渡辺「ね。さっき心と体が一体化しちゃってる時ってもうすき間もないわけなんですよ。」
川上「はいはい。」
渡辺「でも、『あっ、私今怒ってる』って思うと、そこに少しすき間はできて、『あっ、じゃあ怒っちゃってるからどうしよう』とか、『今この状態そのまま続けていいのかな』とか、別の考え方を取り込む余裕ができてくると思うんですね。」
川上「うーん。『あっ、今私怒ってるかも』って、気づけるもんなんですかね。カーッとなってる時。」
渡辺「それはね。やっぱり訓練がいると思うんですよ。毎回毎回怒りの真っ最中にいたとすると、『あっ今怒ってるわ』なんて思うことは難しいように思われるんですけど、そうしようと思って、過ごしていると、ある場面がやってきたときに、『あっ、私怒ってる』って思えるときがあると思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「その一回が思えたら、もうそれはラッキーで、そうするとまた次にその場面が来たときに、また同じように思える確率がどんどん上がってくるんですね。」
川上「はい。」
渡辺「そうすると、こんどは怒ってるって思えるまでの時間が、怒り始めてから短くすむっていうか、そんな風になってくると思うんですね。」
川上「なるほどねー。」
渡辺「それでね、川上さん、私が今まで出
会ったお母さん達で、怒りの最中に、客観的な目を自分に取り込むために、色んな工夫をしてるっていう話、聞いたことがあるんですよ。そのやり方を、いくつかご紹介したいんですけど。」
川上「いいですね〜。怒りの矛先をちょっとそらせるような方法!」
渡辺「そうなんです。例えばですね、怒っている場面があったとすると、その居場所を変えるっていう意味で、“ちょっとトイレ行ってくるわ”っと言ってトイレに行ったりですとか、隣の部屋にちょっとだけ行って戻ってくる、とかね。その居場所を変えるっていう方法が一つ。」
川上「はい。」
渡辺「それから二つ目は・・・いつもそのお母さんは茶箪笥の上の、子供の手の届かない所にちっちゃいつつみに入ったチョコレートを置いておくんですって。で、怒りがやってきたその最中に、そのチョコレートをとって、一個だけ食べる、っていう方法。」
川上「あー。甘いもの食べるとちょっと、ほわっとなごみますよね。」
渡辺「そうですね。それにつつみを開けてる間とかに、怒りから解放されてちょっと冷静になったりとか、できると思うんですね。」
川上「はい。」
渡辺「それから三つ目は、にぎりやすいボールを決めておいて、怒りが来たらそのボールをぎゅっ!と握ってそのボールの中に怒りを封じ込めるっていうんですか。そうゆうボールを決めとくっていうお母さんもいました。」
川上「はい。」
渡辺「それで四つ目。最後の方法なんですけど、これは結構いいよって言ってるお母さんがいるんですが、“怒りの解説をする”っていうことなんです。例えばですね、『お母さんは今怒ってるよー、あーもうすっごいことになってる、あと3秒でパンチが出ちゃうかもー』とかね、そうゆう風にその怒りの状態を解説することで、お子さんの方が、“ぷっ(笑)なんて吹きだしちゃったりだとかすると、お母さんの方も余裕が出てきて『あーなんで怒ってたのかな』なんていう風になって、怒りをぶつけるっていう状態からは解放をされる、なんてことがあるみたいなんですね。」
川上「なるほどねー。いいアイディアですね。」
渡辺「ね。いいアイディアですよね。ぜひ、試してみていただきたいなって思うんです。」
川上「はい。いつもカーッとなって後で後悔する方、ぜひ、実践してみてください。渡辺さん、ありがとうございました。今日は怒りのコントロールについてのお話でした。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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68<><><>2007年12月6日<>小児科医アドバイス「乳幼児突然死症候群」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」の今泉友一先生のアドバイスです。
乳幼児突然死症候群
1 どんな病気
乳幼児突然死症候群は、英語名の「Sudden Infant Death Syndrome」の頭文字をとって、SIDS略し、シズと読んだり、エスーアイーディーエスと読んだりします。元気に育っていた赤ちゃんが、ある日突然、眠っている間に死亡してしまう病気です。そのため、ご両親もまったく気がつかないことが多いのです。つまり、それまでの健康には何ら問題がなく、しかも解剖して検査をしても原因がわからないのが、この病気の特徴といえます。
2 原因
赤ちゃんは眠っている間に呼吸機能が低下し、呼吸が止まることがあります。これがこの病気と何らかの関係があるようですが、原因はまだよくわかっていません。はっきり言えることは、SIDSは事故ではなく、病気である、ということです。虐待や育児上の不手際ではありません。
3 頻度
出生した赤ちゃん4000人に内1人がSIDSで亡くなっています。乳児の死亡原因の第2位です。
4 かかりやすい年齢
SIDSの発症が最も多いのは、かわいい盛りの生後2か月から6か月に多く、特に4か月児の死亡原因のうち、実に60%近くをSIDSが占めています。1歳以降になると非常に少なくなりますが、2歳までは起こる可能性があります。
5 予防するには
原因や対策がまだ明らかになっていないSIDSですが、次の3つを守ることで、発症率を低くできることが数々の研究で明らかになっています。
(1) 「うつぶせ寝」にしないで。うつぶせに寝かせたときの方が、SIDSの発症率が高いということがわかっています。うつぶせ寝がSIDSを引き起こすものではありませんが、医学上の理由で必要な時以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせるようにしましょう。また、なるべく赤ちゃんを一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮をすることは、窒息や誤飲、けがなどの事故を未然に防ぐことになります。
(2) 「たばこ」は吸わないで。たばこは、SIDS発生の大きな危険因子です。両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍もSIDSの発症率が高いという研究結果もあります。妊婦さん自身の喫煙はもちろん、妊婦さんや赤ちゃんのそばでの喫煙もよくありません。身近な人にも禁煙をお願いして下さい。
(3) できるだけ母乳で育てましょう。母乳で育てられている赤ちゃんは、人工栄養の赤ちゃんと比較してSIDSが起こりにくいと考えられています。人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、できる限りお母さんの母乳で育てることをおすすめします。
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66<><><>2007年11月29日<>手洗い歌で楽しく風邪・インフルエンザ予防<>今年はインフルエンザの発生も早いようで
県内でもすでに、桐生地区、高崎地区、伊勢崎地区の指定届出機関からインフルエンザ患者の発生が報告されています。
なんとか風邪やインフルエンザにかからずにこの冬を過ごしたいですね。
予防接種のほか、インフルエンザの予防、風邪の予防の基本はうがい、手洗いですが
手洗いは特に大切と言われています。
お子さんに外から帰ったら、うがい手洗いをする習慣、ちゃんとつけてあげていますか?
手洗いもただ、洗えばいいというのではなく、きちんと洗うことが重要なんですね。
2〜3秒手を水で濡らした程度で手洗いを済ませている・・・なんてことでは不十分です。
今回は、「きちんと手洗いする方法」を
親子で楽しく身につけられる“手洗い歌”をご紹介します。
洗剤メーカーのライオンが、ホームページ上で紹介している「キレイキレイの歌」。ロシア民謡の「一週間の歌」の替え歌で手洗いをマスターできるようになっています。
子供に手洗い方法を教えるとき、楽しい歌に乗せて覚えさせるときっとスムーズに習慣づけられて、しっかり洗えると思いますよ。
てのひらを合わせる、手の甲を重ねる、指のまた、爪の先など部分部分を洗う方法が盛り込まれています。
「キレイキレイの歌」
http://kireikirei.lion.co.jp/song/
ちなみに洗剤メーカーの花王もHP上でストーリー仕立ての「あわあわ手あらいのうた」という手洗い歌を公開しています。
http://www.kao.co.jp/biore/biore-u/handsoap/index03.html
この冬は、きちんと手洗いをマスターして、風邪やインフルエンザを予防してくださいね!
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64<><><>2007年11月22日<>ちびっこスキー・スノーボード教室<>小学生を対象にした、スキーの日スペシャルイベント、「ちびっこスキー・スノーボード教室」をご紹介します。
この冬お子さんをスキー・スノーボードデビューさせたい!という方にオススメです!
「ちびっこスキー・スノーボード教室」は、学校スキーなどが少なくなって来て子供達がスキーやスノーボードの楽しさや雪遊びの楽しさを知る機会が少なくなってきているので、「スキーの日」をきっかけにして子供達に雪遊びの楽しさを知ってもらって将来的にはスキーヤー・スノーボーダーが増加し、スキー場の活性化につながれば・・・と実施するイベントなんです。
ちなみに「スキーの日」ってご存じですか?明治44年の1月12日に、新潟県高田でオーストリア・ハンガリー帝国の武官、テォドール・フォン・レルヒ少佐が旧陸軍軍人に対して日本で初めてスキー技術を指導したそうで、その日を記念して1月12日が「スキーの日」に制定されたそうです。
今回のちびっこスキー・スノーボード教室は、来年の1月14日祝日に開催されます。
初心者の小学生を対象にしたもので群馬県内の対象スキー場へ、朝9時に現地集合・現地解散するスタイルなんですが、特典として、リフト一日券、初心者向けレッスン、そしてスキー・スノーボード用具のレンタル費用が無料なんです。
用具のレンタルは、スキー板・ストック・靴・スノーボードなどでスキーウェアは各自で用意してください。
レッスンは午前中のみで、午後はフリーになります。
ですから、例えばスキー場に連れて行く保護者の方も、子供がレッスンに参加している午前中は自由行動!!スキー・スノーボードを存分に楽しむこともできるということです。もちろん保護者の方は無料という訳にはいきませんけど・・・
スキー・スノーボード好きの方にとってはうれしい時間ですよね。
対象となるスキー場は、水上宝台樹スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、たんばらスキーパークなどスキー教室は18のスキー場。スノーボード教室は8つのスキー場です。
各スキー場ごとに募集定員があり、申し込み多数の場合は抽選となります。
参加申し込みはハガキに、住所・氏名・年齢・電話番号、参加人数とスキー教室かスノーボード教室どちらに参加するのか、希望スキー場を第二希望まで。さらに、保護者の氏名と携帯電話番号、レンタル希望の場合は身長や足のサイズも書いて群馬県スキー場経営者協会「スキーの日」係へ送って下さい。
〆切は12月13日必着となっています。
対象スキー場など詳しいことは、群馬県観光国際協会のHPアドレス、www.gtia.jp に掲載されていますのでこちらでチェックしてくださいね。
電話でのお問い合わせは、群馬県スキー場経営者協会027−243−7273までどうぞ。
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67<><><>2007年11月15日<>子育てコーチングG<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
渡辺:今日は「聞き方レッスン」と目打って、効果的な聞き方をレッスンしたいと思います。
川上:効果的な聞き方。興味があります。
渡辺:そうですか、じゃあ、是非やってみましょう。ではですね、ある状況をお話しますので、その様子を思い浮かべてみてください。
川上:はい。
渡辺:え〜っと、川上さんのお子さんがいたとします。それで、習い事を今まで沢山してきたんですが、どの習い事も全部長続きしない。やるときは、「やりたい、やりたい」ってはじめるんですけど、すぐやめちゃうんですね、なので「あ〜、この子は習い事させても長続きしないな」って思ってるその時・・・
お子さんが「サッカーやりたい」って言ってきたんですよ。で、「あ〜、サッカーね、でも習わせてもまたすぐにね・・・」って思ったわけです。ところが、3ヶ月もいい続けるんですね、なので、川上さんとしてみると、「むむっ、今回はなにかちょっといつもと違うぞ、本気かな」というふうに思って早速・・・道具に色々お金がかかりました。ボールとか、シューズとか、ユニフォームとか、でもお金かかっても習いたいって行ってるからって思って習わせ始めたんです。
それで、レッスンに行きました。1日目、戻ってきました。「お母さん楽しかったよ。もう、今度もね、行きたい、行きたい。」で、2回目、戻ってきました。「お母さん、今日ね、僕、シュート決めたんだよ」って帰ってきたんですね。
川上:あ〜、嬉しそうで、うれしいくなりますよね、こっちも。
渡辺:ところが、3回目帰ってきたら、ガラガラ・・・「お母さん、僕サッカーやめる。もう行かない」っていいました。さぁ、そのとき、もし親だったら、どんな言葉を子供にかけますか。
川上:どういう言葉かですね・・・
渡辺:はい。それをやってみたいんですけども、今は、川上さんが子供になってください。で、私が親になって、言葉をかけますんで、それを子供として聞いてどんな気持がするかって、その気持を味わってもらいたいと思います。
じゃあ、ガラガラ・・・っていうふうに言ってさっきのシーンをお願いします。
川上:ガラガラ・・・ただいま、お母さん、もうサッカーやめる。
渡辺:あ〜、やっぱりね、そうだと思ったお母さん。 さぁ、どうですか。
川上:哀しい気持ちに拍車がかかってどんよりしてしまいました。否定されたようなきがします。
渡辺:なるほどねぇ、じゃあ、もうひとつのパターンをやってみましょう。では、もう一回お願いします。
川上:ガラガラガラ・・・ただいま、お母さん。僕もうサッカーやめる。
渡辺:サッカーやめるの? さぁ、これはどうでしょう。
川上:う〜ん・・・実は、こういうことがあって、ってなんか聞いてもらいたくなりましたね。
渡辺:あ〜、そうですか。こんなことがあったんだよって話したくなった感じですね。あ〜、よかった。そういう風になってほしかったんですよ。
どういうことかといいますと、そのお子さんが、言葉でやめたいといっても実は、言葉の奥、ほんとはやめたいのではなくて、やめたいっていうその言葉の向こう側に何か思いがあるはずなんですね、ですけど、例えばさっきの話、そうだと思った!なんていう風に言われちゃったら、もうその先、何か話そうという気にもならないとおもうんですよね
川上:そうですね。
渡辺:なので、先ずは、子供の気持を理解したいなって思って、子供のいった言葉をそのまま繰り返すという聞き方も一つの方法なんですね。
川上:やめるっていわれたら、やめるの?ってそのまま、それを聞き返してあげるんですね。
渡辺:はい、そのまま子供の言葉を繰り返すんですね、その時に大事な事は、ただ言葉だけで繰り返すのではなくて、あ〜、何でこの子はやめたいといったんだろうっていうふうに気持を理解して聞こうというその姿勢が大事ですね。
川上:そのまま一度受け止めてあげることが大事なんですね。
渡辺:そうですね。心を受け止めてあげてそして言葉で繰り返してあげる。
川上:感情的にならずに、受け止められるかどうか、親の力の見せ所ですかね。
渡辺:そうですね、ぜひ、こんな場面日常にあるんではないかとおもうので子供の言葉を繰り返すっていうこと、心をこめていってみる。それを試してみていただきたいと思います。
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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65<><><>2007年10月18日<>子育てコーチングF<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。今回のテーマは「子どもの話を聞いていますか?」です。
渡辺「川上さんは、子供の話をきいていますか。」
川上「子供の話・・・一応、余裕のあるときは聞いているんですけれど、たまには、いい加減な感じで聞いているかもしれませんね。」
渡辺「あ〜、なるほど、たまにいい加減なんですね。それって、どんなときなんですか?」
川上「ちょっと忙しいときとか、たとえば・・・パソコンで原稿を書いているとき。「ちょっとまってね」とか、あとはちゃんと聞いてないのに、「ふ〜ん、そうなんだ」「へ〜、それで」みたいな感じで口先だけっていう感じですね。全然こどものほうも向かずに打ちながら、どっちかっていうと、仕事のほうに集中しながら、聞き流しているときもあるかもしれません。」
渡辺「なるほどね。そのときのお子さんの気持ってどんな風だと思いますか。」
川上「あ〜、子どもの方からすると、話しかけてるのにこっちも向かないでフンフンいわれても、取り残されたような気分かもしれませんよね。」
渡辺「そうですよね、実際子供の側からすれば、振り向いて欲しくてもお母さんはむこうを向いたままだったりしてしまうんですよね。」
川上「う〜ん、いけませんね、私。」
渡辺「いやいや、いけません!ということはないんです。わたしもあります。そういうことが。ですけど、子供の側に立ってみると、それってあまり嬉しいことじゃないですよね。」
川上「そうですよね。」
渡辺「それでね、川上さん。実は、聞くって事は、子供にとって親が出来る素晴らしいサポートなんだと思うんです。どうでしょう川上さん、他の人に話をしてじっくり聞いてもらえたりしたときの気持ってどうですか?」
川上「あ〜、たぶん、ぜんぶ言いたいことを言えたら、すっきりするだろうなとは思いますね。」
渡辺「ね〜、別に何か問題の解決とかっていうふうにならなかったり、強力なアドバイスをもらえたりってのがなくても、自分の中にあるものを全部話せたっていうだけで、気持がよかったりしますよね。」
川上「確かに・・・」
渡辺「なので、是非、その聞くっていう事を、日常の中で、たくさん、あるいは意識的にお母さん達にやってほしいなって思うんですよね。」
川上「聞くといっても、さっきの私みたいにいい加減に聞いてるんじゃもちろんダメですよね。」
渡辺「そうですね。そこにはポイントがあります。例えば、聞くときにこういうことを気にしていたら、きっと聞かれる人も気持ちいいだろうなって思うこと、何かありますか?」
川上「やっぱり先ず、顔を見る」
渡辺「はい」
川上「それから、相槌を打ってくれる」
渡辺「そうですね、そうすると話しやすいかもしれないですね。川上さんいいポイントをついています。顔を見るっていうのは、要するに目線をあわせるってことがポイントになるのかなと思うんですけど。目線を送るっていうのもすごく大事ですし、あと、体もあっちのほう向いて聞くのじゃなくて、おへそをちゃんと相手のほうを向けてっていうね、そういう意味で顔を見るって言うのもすごく大事かなと思います。で、そのほかにも、例えば、ペースをあわせる。子供がすごくゆっくりはなしてるのに、「うんうん、それで」「だから」「あそ、ふ〜ん」っていうふうに矢継ぎ早に聞いてしまうと、子供のほうも何か話してても聞いてもらってるのかな?って感じになっちゃいますし、あるいは子供が話しているのに「ちょっとまって、それじゃだめよ、こういう風にしなさい」とかってなっちゃったら・・・どうでしょう?」
川上「あ〜、意外とそれ、言っちゃいがちな気がしますけど、なんか、さえぎられちゃって、言いたいことが途中でストップさせられた感じがしますよね」
渡辺「そうですよね、そうすると、気持ちよく話せるとか、お母さんは聞いてくれてるっていう感じよりも、「あ〜どうせ聞いてもらえないんだ」なんていう風になっちゃうかもしれないですよね。だから、やっぱりさえぎらずに、子供の話を最後まで聞く!それってすごく大事かなって思います。」
川上「なるほど、それはちょっと違うぞって思っても、その場で口に出すのではなくて、うんうんって一番最後まで聞ききってからってことなんですね。」
渡辺「言いたいことがあったら、お話しの最後、聞き終わってから、「そうだと思うけど、お母さんはこういう風におもうよ」とか考えを言ってもいいと思うんですよね」
川上「意外とそこ、犯しがちな過ちですね」
渡辺「じゃあ、ぜひそのへんに意識をおいて明日から、お子さんの話、聞いてみていただきたいと思います。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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63<><><>2007年10月4日<>小児科医アドバイス「インフルエンザ対策」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」の今泉友一先生のアドバイスです。
インフルエンザ対策
(1) どんな病気?
インフルエンザは非常に感染力が強いため、流行が始まると、あっという間に広い地域に広がり、赤ちゃんからお年寄りまでたくさんの人が感染してしまいます。
ふつうの風邪と違って、インフルエンザにかかると急に高熱が出て、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状がひどくなります。赤ちゃんがかかるとぐったりしたり、機嫌が悪くなって食欲がなくなります。
そして、肺炎や中耳炎を合併しやすいので注意が必要です。また、乳幼児では年間100〜200人ほどインフルエンザ脳症を起こすことがあります。インフルエンザ脳症の死亡率は10〜20%と高く、助かっても重い後遺症がのこることもあります。
(2)インフルエンザ薬のタミフル
タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができる薬で、発症後48時間以内に服用すれば熱が早く下がり、症状を楽にすることができます。通常、1日2回3〜5日間服用します。使えるのは原則として1歳以上のお子さんですが、1歳未満の赤ちゃんへの使用については、医師が十分説明したうえで、ご両親が同意すれば、処方できます。
皆さんもご存知のように、昨シーズン、タミフル服用患者さんの異常行動による事故が報告されました。タミフルが異常行動の原因の可能性があるため、現在も原則的に10代の患者さんへの投与は禁止になっています。今シーズンはタミフルの使用を控える医療機関が多くなりそうですが、タミフルを使う場合は、ご両親がよく理解・納得してからにしましょう。
(3)インフルエンザの予防
インフルエンザを予防するためには、マスク、うがい、手洗いが基本ですが、ワクチン接種も重要な手段の一つになります。
そこでよく聴いていただきたいのは、ワクチンの幼児への効果については、20-30%程度と、高くありません。さらに、1歳未満の乳児では有効性がはっきりしていないのが実情です。ワクチンの予防は残念ながら絶対的なものでなく、実際に、接種してもインフルエンザにかかってしまう人がいます。現在のワクチンには限界があることを理解して受けて下さい。
(4)インフルエンザワクチンの受け方
ワクチン接種は生後6ヶ月から可能ですが、1歳未満児への接種効果は低いと言われています。接種回数は13歳未満2回、13歳以上は1回です。2回接種を行う場合の接種間隔は1〜4週間ですが、十分な免疫効果を得ることを考えると4週間あけることが望ましいとされています。12月からはやる年もありますから、10月中に1回目を受け、11月中に2回目をすませるのがベストではないでしょうか。
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61<><><>2007年9月27日<>秋もダニアレルギーに注意<>暑さ寒さも彼岸まで・・・の言葉の通り、
今週は残暑も一段落して過ごしやすい日が続いていますね。
さわやかな秋を存分に満喫したい!という人も多いと思いますが、油断しないで欲しいのがダニアレルギーです。
アレルギーの原因にはいろいろなものがありますが、ダニはどこの家庭にもいる身近なアレルゲンですから、しっかり対策をしてください。
特に小さいお子さんがいるご家庭では要注意です。小さい子は大人と比べ、アレルゲンに対しての感受性が高いので、ダニだけでなく、ハウスダストやカビ、花粉などからはなるべく遠ざけてあげたいですね。
さて、秋にも気をつけて欲しいダニアレルギーですが、ダニの季節というと、いつを思い浮かべますか?
ジメジメした梅雨時、蒸し暑い夏・・・というイメージが強いかもしれませんね。
確かにダニが繁殖するのは6月〜8月頃です。そして8月〜9月にかけて産卵して死に、9月〜10月にかけての秋にフンと死骸が飛散する・・・という感じです。
つまり繁殖期だけでなく、ダニが死んだあとにもダニアレルゲンが増えるので秋も要注意!という訳なんですね。
また今年のように残暑が厳しいと、ダニが繁殖し産卵する時期が長引いて、アレルギーの時期も長引く可能性があります。
窓を閉め切りがちな冬が来る前に、ダニアレルゲンをしっかり取り除く対策をしましょう。
具体的には、とにかく丁寧に掃除をすること。
ただ、何度も掃除機をかければ良いというものでもありません。
ダニの死骸は0.3ミリくらい、乾燥して壊れたフンはなんと10ミクロン以下。
ただ単に掃除機をかけるだけでは、ダニアレルゲンをお部屋の空気中に舞い上げて
逆効果にもなりかねません。
ですから掃除の手順としては、まず掃除機をかける前にモップや雑巾で拭き取ることが大切です。
タイミングとしては朝起きてすぐや、外出から帰ってきてすぐがオススメです。
お部屋の中にしばらく動く人がいない状況だと、空気の動きがないため空気中に漂っていたアレルゲンが床に降りてきます。その床にたまったアレルゲンをすみやかに掃除するのが効率よく掃除するコツなんですね。
もちろん床だけでなく、ダニの温床になりやすい布団や布製のソファやクッションなどにも丁寧に掃除機をかけてダニやダニのフンを吸い取ってください。
布団を干したときに、布団をパンパン叩くより、掃除機を丁寧にかけるほうがより多くのダニを取り除けます。
ちなみに掃除機をかけるときは窓を開けて換気してくださいね。
それから布団カバーやシーツ、枕カバーなどをこまめに洗濯するのも有効です。
家中丁寧に掃除するのが一番いい訳ですが、そこまでは手が回らないという場合は
家族の滞在時間の多い場所、例えばリビングダイニングや寝室などだけでも重点的に掃除するようにしてみてください。
こまめな掃除で、さわやかな秋、満喫してくださいね!!
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62<><><>2007年9月20日<>子育てコーチングE<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
渡辺「今日はですね、手伝ってもらうことの大事、ということについてお伝えしたいと思います。」
川上「お手伝い!」
渡辺「はい。そうなんですね。お手伝いをすることで、喜びを得るということについて、それがとっても大事なんだっていうことをお話したいんですね。聞いた話なんですが、水谷修さんていう方がいて、その方は夜回り先生という呼び名で有名な方なんですけど、その方のテレビを見たんですね。そしたらば、その方の番組の中では、若い青少年が電話をしてきて、実は『死にたいよ』っていうメッセージを伝えるんですね。そうすると、水谷先生は彼らになんと言うかというと『おい、お家の人を手伝えよ』という風に言うんです。で、何をしろって言うかというと、例えば、『お家のゴミを出すときに、出しにいけ』とか、あるいは、『洗濯物をたため』って言うんですよ。」
川上「はい。」
渡辺「あの、何が言いたいかっていうと、そういう風に手伝いをすることで、『ありがとうって言ってもらえ!』って言うんです。」
川上「あー、家族から感謝してもらえ、と・・・」
渡辺「そうなんですね。で、たぶんね、『死にたい』と言っているその本人は、自分なんてこの世にいてもしょうがないとか、価値がないって思ってるかもしれないんですね。でもそれを、『ありがとう』って言ってもらえる存在だと本人が思えることで、『あ、自分ってなんか役に立てる人間なんだ』って考えられると、生きるっていう方向に意欲が持てる、そんな感じがあるらしいんですね。で、手伝いをして、『ありがとう』って感謝されるってことが、とっても大事なんだと思うんですね。私たちは、子ども達にぜひ生き生きと生きてほしいですよね。」
川上「はい。」
渡辺「だからこそ、家庭で普通のときにも、手伝いをしてもらって、その手伝いに対して、こちらの思いを伝えるって言うことを日常の中でやっていきたいと思うんです。」
川上「子どもが手伝いをしたことで、周りからありがとうの言葉をたくさん浴びる機会を作ってあげよう!!」
渡辺「そうそう。そうなんです。で、そういう風に浴びることで、『あ、手伝うと、なんか嬉しいぞ』『役に立てるって、いい感じだな』って思う、その気持ちが大事なんだと思うんですね。『あー、役に立ててるぞ』っていうお役立ち感や、またやってみようという意欲にも繋がる可能性があるかと思うんです。」
川上「そういう体験を与えるためには、親の方としては、こまめに、ありがとうメッセージを伝えていかないとダメですね。」
渡辺「そうですね。手伝いをする機会を、まずつくるっていうことが大事なのと、それからもう一つは、今川上さんが言ってくれたように、やってくれたことに対して、必ずこちらのメッセージを伝えることが大事だと思うんです。ただ、ちょっとここに注意が必要で、『やってくれた、偉いぞ』とか『やってくれた、すごいぞ』という風に、何か上から見下ろすような伝え方、『偉い』『すごい』『おまえは』という言い方・・・伝え方だと、何か評価しているように聞こえてしまうと思うんですね。そうすると、次のときから、あ、評価してもらうためにやろう、お父さんに誉めてもらうためにやろうという動機になってしまうかと思うんです。でもそれは、私たち親にとっても、あまり嬉しくないところですね。手伝えて役に立てる喜びを味わってもらうためには、言い方がアイメッセージで伝える必要があると思うんです。お母さんは、やってくれて嬉しいよとか、助かったよとか、そういう伝え方がされると、お子さんの方も、『あー、お母さん助かったんだ』とか『あ、お母さん喜んでくれてるんだな』と思って、またやってみようという気持ちを自分の中に抱いていくんだと思うんです。」
川上「自分の存在価値を見出せる感じがしますよね。」
渡辺「お母さんが喜んでくれるって思うと、『あ、自分てなんか役に立ててるんだ』って思うと、ちょっとウキウキしてくる感じも、あるような気がするんですよね。」
川上「そういう体験の積み重ねをどんどんどんどん増やしていくように、皆さんもお手伝いの機会を作っていっては、いかがでしょうか。」
<渡辺照子>
(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(株)コーチ.トゥエンティワン クラスコーチ
NHK文化センター講師
http://www.gunchap.net/
http://www.coach-teru.net/
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59<><><>2007年9月6日<>小児科医アドバイス「頭を打ったとき」<>前橋市にある「いまいずみ小児科」の今泉友一先生のアドバイスです。
「すぐに泣くようなら安心」「たんこぶができていれば大丈夫」といわれることがありますが、決してそんなことはありません。今日は頭を打ったときの対処についてお話しします。
頭を打った直後は次の点をチェックしてください。
@ 吐いていないか。
A 意識はしっかりしているか。
B 手足の動きに異常はないか。
C 目つきや顔色は普段どおりか。
D 頭をよく触り、切り傷やたんこぶ、ぶよぶよしたところがないか。骨に異常がないか。
特に問題のなかったお子さんは、さらに頭を打って2〜3日間異常がなければ、たいていは心配いりません。
しかし、後から症状がでることもあるので要注意です。頭の中で少しずつ出血している場合は、症状がでるまでに時間がかかるからです。
自宅で注意すること
@ 頭を打った日は、入浴しないほうがよいでしょう。できたら2〜3日は安静にし、普段と変わったことがないかどうかよく注意して観察してください。
A こんなときは、念のため脳神経外科のある病院を受診してください。
★ 頭の痛みがだんだん強くなるとき
★ 次第に顔色が悪くなって、吐き気が強くなる
★ 意識がおかしくなり、起こそうとしても起きない(ごくまれですが、意識がないのを、眠っているのと間違える場合があります。寝返りしたり、ちょとつついてみて反応があれば心配ありません)
★ 手足が動かない、ピクピクけいれんする
★ 物が二重に見えたり、物が見えなくなったりする
★ 左右の瞳の大きさが違う
★ 頭を打った前後のことをよく覚えていない
Q1
コブができた場合にはどうしたらいいでしょうか?
A1
赤く腫れているところがあれば、ぬれタオルなどで冷やしてあげましょう。
Q2
頭の皮膚に出血がみられたら、どうしたらよいでしょうか?
A2
清潔なタオルやガーゼなどで出血している部分を上からしっかり圧迫して止血します。出血が止まらなければ病院を受診してくさい。
Q3
頭を打った後に吐くのは頭の中に異常があるからですか?
A3
子どもは大人と比べると吐きやすい特徴があります。頭を打った後に頭の中に何も異常がなくても吐くことがあります。1〜2回吐いてもその後元気にしていればあまり心配ありません。
Q4
起こりやすい状況を教えてください。
A4
@ 大人が落とす。たとえば、赤ちゃん用のキャリーバックを使用するときは必ず紐を結んでおきましょう。お母さんの手から片方の取っ手がはずれて、赤ちゃんが落下してしまう恐れがあります。
A ソファーやベットから落ちる。階段から転落するなど。子どもから目を離さないようにしてください。
B マットですべる。コードでつまずく。
C 家具の角や縁にぶつかる。
D 交通事故も心配ですね。お子さんを車に乗せるときは、近距離でも必ずチャイルドシートを使ってください。
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60<><><>2007年8月30日<>県内初!赤ちゃん連れOK「抱っこdeシネマ」<>前橋のショッピングセンターけやきモールに入っているシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ前橋」で、9月から群馬県内初!の赤ちゃん連れOKの定期上映会がスタートします。
毎月第2・第4木曜日の午前中に新作映画を上映。周りは赤ちゃん連ればかりなので、気兼ねしなくて良いし、赤ちゃんことを考え、音量やエアコンは少し控えめ、場内も若干明るめにするなどの配慮もあります。
子育て中で新作映画を見に行きたいけど行けない・・・というパパママ!たまには映画を楽しんでは??<>
58<><><>2007年8月16日<>子育てコーチングD<>毎月1回、群馬県在住の子育てコーチ・渡辺照子さんの“子育てコーチング”についてお話を紹介しています。
川上「今回はどんなお話でしょうか。」
渡辺「今日はですね、耳にタコができるほど、子どもに何回も言ってるのに、子どもがやるようにならない。それで、こっちもイライラしちゃって、こんなに言ってるのになんでやる気になんないのよ!、っていうことあると思うんですよね。」
川上「ありますよね。どこのご家庭でも。」
渡辺「はい。そこのところをね、私たち親の方が、子どもにある関わりをすることで、もしかしたら、いくら言ってもやらないことが、やるようになるかも!っていう、その知恵の部分。それを今日はお話したいなって思います。」
川上「具体的には?」
渡辺「具体的にはなんですけど、えー、川上さん、よく幼い頃、お家の人から、何か同じことを繰り返し繰り返し言われた体験とかはないですか。どうでしょう。」
川上「あー、テレビを見ているときに、早くお風呂に入りなさい。早くお風呂に入りなさい・・・と。最後は、もう怒鳴るように、早くお風呂に入れって言ってるのに、入らないんだったらもう今日は入らなくていい!みたいに怒られて、泣きながら入るっていう・・・」
渡辺「なるほどね。そういうことよくありますよね。そういう風に、繰り返し言われてたときに、入ろうって思ったんでしょうかねぇ。」
川上「入りたくなかったです。まだ、そのときには。」
渡辺「なるほどね。じゃあそのときには、そうしない理由っていうか、気持ちがあったわけですよね。」
川上「そうなんですけど、親には親の都合があって、今入って欲しかったんだと思うんですけどね。」
渡辺「そうすると、親がいくらそうして欲しいと思ったとしても、そのとき子どもの方はその気になってないですよね。そうすると、何回も言っても、あんまり効果があるとは思えないんですけど、どうでしょうか。」
川上「そうですね。私の気持ちの中では自発的にお風呂に入ろうという気には、たぶんなってなかったと思います。」
渡辺「なるほどね。ここのところをね、ちょっと冷静に考えてみたいと思うんです。ついつい私達は、やれてないこととかやって欲しいことを、何回も言えばやるようになるって思っているような気がするんですよね、私たちの思いの中で。でも、それは決して、子どもの側にしてみれば、繰り返し言われるってことは、うれしいことでもないし、よし!そのことをやってみよう、っていう風に思えることでもないような気がするんですね。」
川上「確かに。」
渡辺「なので、そこの部分のやり方を、ちょっと変えてみようっていうのが、今日の提案なんです。」
川上「変えると言いますと。」
渡辺「はい。つまり同じことを何回も言って、やるようにさせたいから“やってないよ、どうしてやらないの早くやりなさい”っていうことを、言ってること自体を、言うこと自体をストップしてしまう。」
川上「うーん。言うのをストップして、やらせることはできるんですかね。」
渡辺「はい。まず言うことをやめることで、子どものほうも、いつもの感じと違うぞっていうのをキャッチすると思うんですね。おやおや?どうしたんだという感じになるかと思うんです。で、もちろん、まったく言わなくなるわけじゃなくて、何々したらどう、とか、何々しなさいっていうのを、一回思いを伝えるっていうので充分だと思うんですね。あとは、黙っている。っていうのが一つのやり方。待つんですね。本人がやる気になるまで。」
川上「辛抱がいりそうですね。」
渡辺「辛抱がいりますね。でも、実際にそういう風にやったら、きっと、子どもはやるよっていう風に自分の中で、お母さんの方で信じて、それをやってみるっていうのが一つの方法です。で、もう一つあるんですけども、二つ目はですね、やっぱり言わないと気がすまないっていう場合、その言い方に工夫を加えるということなんです。ついつい言うときには、命令口調とか怒った口調で言ってしまいますよね。早くしなさいとか、いつまでテレビ見てるの!、とか、宿題はやったの?!とかちょっと怒り口調で言ってしまいますよね。」
川上「最初から、既に責め口調です(笑)」
渡辺「そうですよね。その口調をちょっと脇に置いて、お母さんはね・・・、という言い始まりで伝える、アイメッセージ、英語のアイですね。その、アイ、私、という言葉で言い始まるメッセージに変えるっていう言い方なんですけども。例えば、お母さんはね・・・と言わないまでも、“早く入ってよ〜そうじゃないと次の人が入れないと、お母さんイライラしちゃうよ。”とか、“ほらほら、そんな風にいつもやらないの見てると、もうお母さん待てなくて、なんか言っちゃいそうだよ。”という風に、お母さんの思いを、怒り口調で言うんじゃなくて、お母さんはね、という言い始まりで、言えるようなメッセージに変えて伝えてみるっていう言い方なんですね。どうでしょうか・・・そういう風に言われたとしたら。」
川上「そう言われちゃうと、嫌なんだけど、やるかなって思いますかね。」
渡辺「そう、そこがねらいなんです。ぜひ、試してみていただきたいと思います。」
川上「はい。わかりました。何回やってもやらないこと、やる方向にもっていけるかもしれませんので、ぜひ皆さんも実践してみていただきたいと思います。」
川上「今回はどんなお話でしょうか。」
渡辺「今日はですね、耳にタコができるほど、子どもに何回も言ってるのに、子どもがやるようにならない。それで、こっちもイライラしちゃって、こんなに言ってるのになんでやる気になんないのよ!、っていうことあると思うんですよね。」
川上「ありますよね。どこのご家庭でも。」
渡辺「はい。そこのところをね、私たち親の方が、子どもにある関わりをすることで、もしかしたら、いくら言ってもやらないことが、やるようになるかも!っていう、その知恵の部分。それを今日はお話したいなって思います。」
川上「具体的には?」
渡辺「具体的にはなんですけど、えー、川上さん、よく幼い頃、お家の人から、何か同じことを繰り返し繰り返し言われた体験とかはないですか。どうでしょう。」
川上「あー、テレビを見ているときに、早くお風呂に入