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『リラックマとカオルさん』舞台裏
 人気キャラクター・リラックマ初のシリーズである『リラックマとカオルさん』が、映像配信サービス「Netflix」で4月19日から配信開始される。先日、公開された場面写真は、リラックマの柔らかな質感からその感情までも伝わってくるような、カオルさんの服やセットからその性格がうかがい知れるような、初めて見るのに前から知っていたような、ストップモーションならではのリラックマの世界が表現されていた。本編の配信開始を楽しみにしている人たちへ、制作の舞台裏を紹介する。

【写真】『リラックマとカオルさん』制作現場

■大人気キャラクターの初のアニメ化は挑戦の連続

 ストップモーション アニメは、静止している物体を少しずつ動かして撮影し、連続再生することによって、人形などが自ら動いているかのように見せる撮影技術、技法。制作は、NHKのキャラクター「どーもくん」や、『こま撮りえいが こまねこ』などで知られるドワーフ スタジオが担当した。リラックマが10周年(2013年)の時にもショートフィルムを手がけている(今回の作品は2018年に迎えた15周年記念作品)。

 今回、1話あたり11分、13話分を6ヶ月で撮りきった。数多くの挑戦の連続だったという。撮影は、テレビCMを中心に活躍する小林雅仁監督の陣頭指揮のもと、10班が同時進行する撮影体制を整え、スタジオには12人のアニメーターをはじめとして、常時約40人のスタッフがそれぞれの技能を駆使したが、作品全体に関わる人間はのべ400人近くに及ぶと言う。

 まず、絵コンテに沿ったプレビズ映像を“普通の人間サイズ”で作成。そのシミュレーションを元にして、実際のパペットもセットも現実に東京のどこかに存在しているつもりで細部までこだわって作り込んだ。さらに、実写映画と同等の撮影・照明技術で、“人形劇”とは一線を画する独特の世界観を表現。窓から差し込む光で時間や季節の変化を見せ、お弁当の中身からリラックマたちの柔らかい質感までも際立たせていく。

 そんな撮影には、相当な手間と時間がかかる。「今回は、1秒、12コマ。1日作業して5~10秒、1日20秒撮れることもあれば、1秒撮れないこともあります。せりふのないリラックマたちは、ちょっとした首の傾げ方次第で感情が伝わったり、伝わらなかったりしてしまう。風で何かが揺れたり、舞ったり、自然な動きが一番難しいです。登場キャラクターが多いシーンもアニメーター泣かせですね」(ドワーフプロデューサー、以下「P」)。

 本編では、カオルさんとリラックマたちが過ごす12ヶ月が描かれ、春には桜の花びらが舞う道を歩き、冬には雪合戦で遊ぶシーンも。「普通の実写でしたら、風が吹けば自然と揺れてくれるのですが、動くものはすべて動かさないといけないのがストップモーションアニメ。空中を飛んでくる雪玉も吊った雪玉をちょっとずつ動かして再現するんですが、そのような自然な動きほどアニメーターのセンスや腕が問われるところでもあるんです」(P)。

■カオルさんの衣装は43着 70体以上のパペットが登場

 『リラックマとカオルさん』の最大のポイントは、カオルさんが登場する点にある。2003年の登場以来、数々の商品化や幅広く各業界の企業キャンペーンなどにも採用され、いまや日本を代表する国民的キャラクターの一つに挙げられるリラックマ。当初から、“OLのカオルさんの家にいきなり住みついた、着ぐるみのクマ”という設定でありながら、“カオルさん”が描かれることはこれまでなかった。

 今回、Netflixで世界190ヶ国に配信されるこの作品。世界的には子ども向けとして扱われがちなストップモーション アニメだが、日本でリラックマは大人の女性にも人気のキャラクターということで、大人にも楽しめる物語に仕上げたいとの思いから、脚本は荻上直子氏(『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』監督・脚本)に依頼。大人にもぐっと来て、そして世界中の誰もが楽しめるストーリーを、日本ならではの四季折々の情景とともに書き上げてもらった。

 「これまであまり描かれることがなかったリラックマとOLの“カオルさん”のやりとり。真面目なことに少々のコンプレックスを抱いているカオルさんと、呑気なだららん生活を送るリラックマたちのやさしくて、ちょっぴり毒っけもあってほろ苦い、共感性の高い物語になっていて、コマ撮りの現場としてもモチベーションが上がりました」(小林監督)。

 “カオルさん” の声を担当したのは、女優の多部未華子。

 「モヤモヤして冴えない毎日を送る女性の機微を自然体で演じていただき、キャラクターに巧みに命を吹き込んでもらいました」(小林監督)

 同じくらい重要だったのは、立体として自然に動くリラックマたちと、いままで描かれたことがないカオルさんのパペット制作だった。

 カオルさんのデザインはカナダ在住のフランス人でアングリーバードなどのキャラクターデザインを手がけるFranceska Nataleさん。パペット制作は、ウェス・アンダーソン監督(『ファンタスティックMr. Fox』)や、ティム・バートン監督(『フランケンウィニー』『コープスブライド』)の作品などを手がけてきた豊富な経験と、「微妙な表情を出せる人形づくりのテクニック」(P)を持つ、イギリスの名工房Mackinnon & Saunders社に依頼。パペットの原型を作ったのは、そこで活躍するイギリス在住の日本人Takashi Tateokaさん。

 数々のCM、グラフィック、映画スタイリングを手がけるスタイリストが監修をするという、“ファッションモデル”級の扱いで、「現実世界で着ても素敵な服をカオルさんのパペットサイズで作りました。全13話で43着も出てきます。衣装持ちのおしゃれさんですね、カオルさんは(笑)。服にあわせて、靴やアクセサリーなどもありますので、こちらもご注目ください」(P)。

 劇中に登場するカオルさんの職場の仲間やご近所さん、エキストラを含め、登場するパペットは70体以上に及んだ。

 本作は、クリエイティブアドバイザーとしてリラックマの生みの親であるコンドウアキ氏も参加し、製作と監修はリラックマの著作権元であるサンエックスのリラックマチームが担当。プロフェッショナルたちが集結した制作現場をのぞき見したら、従来のリラックマファンの期待にこたえるだけでなく、世界中の誰もが楽しめる日本発信の新しいストップモーションアニメの誕生を信じる要素しかなかった。

(提供:オリコン)
Netflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』Netflixで4月19日から独占配信(C)2018 San-X Co.,Ltd.All Rights Reserved.
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「リラックマ」初のこま撮りアニメ、脚本は『かもめ食堂』の荻上直子氏が担当

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