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りょうに見るハンサム顔の重要性
 女優歴22年。7年ぶりの主演ドラマ『島耕作シリーズ35周年企画「部長 風花凜子の恋」会長 島耕作 特別編』(日本テレビ系)も放送され、ますます役柄の幅を広げる、りょう。モデル出身のスレンダーさから“かっこいい憧れの女性”やヒールを演じてきた20代を経て、現在45歳。コミカルな役柄や人間味ある役どころも増えてきた。小顔に切れ長の目、高い鼻、整ったあごのラインという“ハンサム顔”の印象のあるりょうだが、過去には個性的すぎる“顔”がコンプレックスだった。だが、そのコンプレックスを逆手に唯一無二の存在感を提示している。

【写真】個性的な顔立ちともマッチ、妖艶さ漂うりょうの“花魁姿”

■「モデルとしても女優としても中途半端」コンプレックスの塊だった過去

 りょうは1973年生まれの現在、45歳。15歳の時に原宿でスカウトされ、高校卒業後にモデル活動をスタート。「涼しげな女性」に憧れがあったことで芸名を「りょう」として、デビュー当時は「涼」としての活動も。クールな目元と、スレンダーなスタイルで、化粧品などのポスターモデルにも抜擢され、徐々に存在感を表していき、1996年にドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。

 ところが決して順風満帆だったわけではない。彼女が所属する事務所はりょうの個性をことさら大事にしており、「ヘタに器用な芝居が身につくより、君は個性を伸ばした方がいいから」の理由で、事務所主催のお芝居のレッスンに「来なくても大丈夫」とりょうに告げる。2015年に放送された『スタジオパークからこんにちは』(NHK総合)では当時を振り返り、「声を出す仕事をしたこともなかったし、芝居の勉強もしてこなかったから、どうしたらいいかわからなくて毎日悔しい思いをしていた」と回顧している。

 そこから遡ること7年、日産自動車の新型スポーツカー「フェアレディZ」の誕生を記念したイベントで、りょうは「Best FAIRLADY 2008」に選ばれて出演。「前から私、『顔が新幹線とかスポーツカーに似ている。すごい速そう』とか言われて。このフェアレディZのツリ目顔を見ていると、私ってやっぱりスポーツカータイプかな(笑)」と自虐的な発言も。身長165cmでモデルとして小柄だった自身の容姿を「モデルとしても女優としても中途半端」と考え、コンプレックスを感じる過去を匂わせていた。

■塚本晋也監督のオファーをきっかけに「正統派ではないこの顔を武器に」

 そんな彼女に転機が訪れる。そのターニングポイントについて、メディア研究家の衣輪晋一氏は「鬼才・塚本晋也監督の1999年公開の映画『双生児』」だと話す。「塚本監督はりょうさんに出演をオファー。その理由を『顔のインパクトで決めた』とハッキリ語ったそうです。過去のインタビューでは、このことがきっかけでりょうさんは『正統派ではないこの顔を武器にしていいんだ』と思えたと発言されています」(衣輪氏)

 この映画『双生児』でりょうは、若くて美しい妻・リンを演じる。おしろいを多めにつけた色白のなめらかな肌、剃った眉。そのビジュアルは異様なほどに“妖艶”といえるインパクトを放っており、狂気に満ちた塚本監督独自の世界観にもマッチ。ハマり役であったと同時に、「りょう」という女優がどれほど稀有な存在なのか、映画ファンに知らしめた記念碑的作品となった。

 その後りょうは、「彼女にしかできないかもしれない」と思われる様々な役柄を演じていく。是枝裕和監督『DISTANCE』(2001年)のカルト宗教団体開祖の娘で、テロの実行犯となった夕子役、松本人志が監督を務めた『さや侍』(2011年)の三味線のお竜。ほか、2015年出演の朝ドラ『まれ』(NHK総合)では、柳楽優弥演じる大輔の母・輪子、2018年の『崖っぷちホテル』(日本テレビ系)では24時間ほろ酔いのバーテンダー、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)ではパワハラ女社長を好演し、およそ「容姿と演技力に悩んだ」過去を感じさせない芸達者ぶりも見せる。

■個性が汎用性を生み、コンプレックスが強みに

 「りょうさんの演技力は、『双生児』のような“個性的”な役柄だけに発揮されるものではありません。かっこよく生きている女性を演じても、そこに“普遍”を思わせるお芝居ができるのが強み。弱さを抱えながらも信念を持って信じる道を突き進む、等身大の魅力を持った女性にもハマるのです」(衣輪氏)

 例えば『サプリ』(2006年)では伊藤美咲の同僚、仕事も恋も両立させる勝ち組の女性を。『コード・ブルー』(2008年〜)ではフライトドクター候補生たちを見守る先輩を。現在放送『部長 風花凜子の恋』(2018年)では仕事に恋に奮闘するキャリアウーマンを演じている。個性的な俳優・女優の場合、その独特のオーラゆえ、役の足が地につかない印象を受ける場合も多い。だがりょうがそうではないのは「そのコンプレックスから」と衣輪氏。

 「コンプレックスを抱く人は、理想と現実のギャップに悩み、やがて現実の自分を受け入れられなくなってしまいます。とくに売出し中の役者さんにコンプレックスがあるとこれが顕著で、高い技術力を求められるなかで反省ばかりが多く、“どうせ自分なんて”とネガティブになっていく場合が多い。ですが、りょうさんは『双生児』で、コンプレックスを“武器”として捉えられた。これは“現実の自分を受け入れた”ことであり、この経験が、どんな役でも“受け入れ”て“自分のもの”とするお芝居への柔軟性も生んだのではないか。 “顔”は役者のファーストタッチ。人々がりょうさんに魅了されるのは、彼女の光も闇も、その“顔”から感じ取れるからかもしれません」(同氏)

 個性が汎用性を生み、コンプレックスが強みになる――そんな逆説的な魅力を持つ彼女の活躍を今後も見守っていきたい。

(文/中野ナガ)

(提供:オリコン)
“ハンサム顔”が印象的、年齢を重ねるごとに役の幅を広げる女優・りょう (C)ORICON NewS inc.
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