花の駅美野原

*スタッフが取材で伺った際にガーデンを彩っていたチューリップが見頃を終え、5月25日現在、園内ではバラが咲き始めているそうです。お花の情報などについて詳しくは公式HPをご覧下さい*

 

前略、中之条より

母さん、また中之条に行ってきました。「花の駅美野原」という場所で、5月31日まで開催されている「花と緑のぐんまづくりIN中之条」のメイン会場です。門をくぐるとすぐに、咲き乱れる花々が出迎えてくれました!

みのはら地図

中でも圧巻なのがパレットガーデン。デザイナーによる緻密なデザインで、美しいグラデーションが楽しめるんですよ。チューリップだけでもこんなに種類があるのかと驚きました。

ガーデンの奥には、絨毯のような菜の花畑が広がります。5/31までの土日は、菜の花に囲まれて足湯に入れるそうです!

なのはな

いろんなお話を聞かせて下さった中之条町農林課の宮崎さん。花の駅美野原をこの景観にするため、何年もかけて作り上げて来たスタッフの一人です。大きなことを成し遂げた人は、笑顔が違うんですね。

花の駅美野原の中には個性的なお店が見つかります。こちらは和風喫茶「山野草」。庵のようなたたずまいとのぼりに、思わず吸い寄せられてしまいます。

ドライバーさんから転職、長年の夢を叶えた店主の富沢さんは、お店を閉めた後に苔球作りや木の「骨」を活かしたオブジェ制作にいそしむそうです。タイミングが合えばワークショップとして参加可能だそうで、僕も作ってみたくなりました。

さんやそう店主

最後に訪れたのは、31日で閉店となってしまうレストラン美野原。窓から見える新緑がきれいです。

こちらは、お話を聞かせてくれた北詰さんです。名物のじゃがそばを食べられるのも、5月31日まで。駆けつけなくてはなりませんね。

いろんな人の努力や協力で花開いたのが、「花の駅美野原」。ひとつの花を咲かせることがどれだけ難しいか、そしてその草花を美しく保つことがどれだけ大切か、ここに来て初めて分かった気がしました。

花を見て美しいと思えるのは、まだ僕の心が壊れていない証拠なわけで、そう思ってまた少し嬉しくなっています。

それでは、また書きます。   亮平より

亮平菜の花ひとり

 

 

 

オープンガーデン福田

前略、中之条より

母さん、今週もまた中之条町に行って来ました。「個人のお宅の庭を見に行く」と先輩たちから言われ、正直どういうことなのか分かりませんでした。よその家の庭を勝手に見ても怒られないんでしょうか?そんな僕の心配をよそに車は進んで行きます。

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僕たちが降り立ったのは、のどかな風景の一角。そこには「オープンガーデン福田」の看板が!そうです、ここは福田さんの個人宅であり、毎年数千人が訪れる観光名所でもあるのです。中にお邪魔してびっくりしたのはその景観。これ、庭だけじゃなくて山だよなぁ・・・。

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これだけの植物を、どうやって管理しているのだろう?どれだけ大変なのだろう?僕には絶対ムリだけど、福田具可さんは余裕綽綽。自宅の庭と裏山はもちろん、近隣のみなさんとも協力して四季折々の美しい景観を作り上げているそうです。

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四季の庭を造るだけではなく、絶滅危惧種の保護にも力を入れている福田さん。こうしてみると、身近な植物も絶滅の危機に瀕していることがうかがい知れます。

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ちなみに、竹村さんが「花の名前とか、ひとつも分からないよな」って言っていたけれど・・・ごめんなさい、母さんのおかげで、僕、結構知ってます。

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教育者として活躍し、今は中之条のみならず群馬の緑を守り続ける福田さん。その背中は、とても頼りがいのある、カッコイイ背中でした。何かを守る強さを、いつか僕も身につけねばと思っています。

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それでは、また書きます。   亮平より

 

 

 

 

 

中之条真田忍者ウォーク

前略、中之条より

母さん、元気ですか。亮平です。前に話したとおり、Gフォースという番組の営業担当になって中之条町への取材に同行することになりました。出発地点は、おなじみの(と先輩が言ってた)「つむじ」。建物自体が渦を巻いてるように見えるフシギな場所で、ここが町のシンボルなんだそうです。カフェもあっておしゃれでした。

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こんなおしゃれな場所に、中之条町の観光商工課が入っているんです。山形県ももっと頑張らねばと思いました。今回、お話をしてくれたのは観光商工課の綿貫さんという男性です。カッコイイし、しゃべるのも上手だし、こういう人が先輩にいたらなぁ。・・・あ、今のは会社の人には絶対言わないで下さいね。

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今回取材したのは「中之条真田忍者ウォーク」というウォーキングイベントで、「花の駅・美野原」をスタート地点に、嵩山登山を含め9キロほどを真田忍者に扮して歩くそうです。途中、手裏剣や吹き矢の修行をしたり、おにぎりを食べたり、最後は武将と一騎打ち!母さんの好きな大河ドラマを彷彿とさせます。もともと、中之条には真田氏ゆかりの忍者が住んでいたそうで、忍者のお墓もあるんだそうです。

こけし

イベントに参加するには忍者の格好が必須とのことで、商工観光課の方がオリジナル手ぬぐいを作成したそうなんですが、見てください!すごく本格的です。さらには巻物まで!!この町、本気です。

手ぬぐい引き

まきもの

5月17日に開催の「中之条真田忍者ウォーク」、もう受付は終了してしまったんですが、当日、「花の駅・美野原」で忍者体験が出来るそうです。あ、さっきから言ってる「花の駅・美野原」についても、また後でゆっくり書きますね。

最後に忍者と撮った記念写真を送ります。なんか僕が弱そうに見えて残念な一枚になりました。

忍者ポーズ

記念撮影

それでは、また書きます。

亮平より。